合格体験記 2016年

大学受験の部

偏差値30台から演習量を増加させ、大学受験成功!

■ 中村洵さん(関西学院大学文学部進学)

私がテスティーに入塾したのは模試で偏差値30台に見慣れてきた、高3の夏の終わりでした。8月半ばに部活を引退し、それまで部活を理由に全く勉強をしていなかった私は、勉強の仕方すら分からない状態。でも必死に勉強している周りの受験生に大幅な遅れを取っていることへの焦りだけは感じていました。にも関わらず、家で勉強しようにも意志の弱い私は携帯に手を伸ばし、学校だと友達と話してしまうクズっぷり。このままではさすがにいかんと思い、塾に行きたいと親に相談しました。そこで親から勧められたのがこのテスティーでした。初めて面談に行った日は、庄司先生がとにかく優しかったのと、中牧先生の知識量に圧倒されたことしか覚えていません。

文法からあやふやだった英語は週2回、嫌いな古典は週に1回教えて頂くことになりました。英語は文法事項から抜けているところばかり。大井先生と足立先生には本当に優しく教えていただきました。古典は常に雰囲気で解いており、高1の時点でつまずいているレベルでした。そんな私のクズさを見かねた中牧先生は他の生徒さんの授業でお忙しい中、古典の基本事項の授業をしてくださいました。それ以降授業を持っていただいた有須田先生には、常に理解が遅い私に優しくゆっくり教えてくださいました。古文常識を培うために短い話を百個 読んだのは少し自信になりました。冬期講習では日本史を新たに受講し、江角先生に苦手な所を解説していただきました。自学だけでは限界があり、受けて本当に良かったと思っています。

毎日塾に通うことが日課になり、少しずつやる気になっていた年末、日頃溜まっていた?何かが爆発したこともありましたが、相澤室長と話をして落ち着きを取り戻し、なんとか乗り切ったと思いました。が、センター試験は失敗。試験後に中牧先生と面談をした時の、「全然自分に負荷かけてなくない?」という言葉でこれまでの自分が最大限の努力をしていなかったことに気づきました。

2月の一週目に受験が密集し時間があまりない中、英文を100個訳したり、一日の過去問の量のノルマを決めたり、そこからの私は結構頑張れたかなあと思います。過去問を解く度に授業以外で庄司先生にはたくさん面倒を見ていただきました。授業を受け持って下さった先生以外にもたくさんお世話になりました。

私が大学に合格出来たのはテスティーの先生方のお陰です。もしテスティーに入っていなかったら、なんて想像したくもありません。

本当にありがとうございました。

 

■ 中村洵さんへ講師からのことば

■ 足立哲彦先生

中村さんの最大の魅力は、ひとつひとつの学習の丁寧さにあると私は分析しています。宿題、授業、自主学習のどれをとっても、自分のわからないところをはっきりさせ、新しく学んだ知識を整理し、何度も復習するといったことを一度も怠らずに続けていました。もちろん受験生にとってそれはある種当たり前のことですが、その「当たり前」は決して容易なことではありません。常に危機感を持ちつつ、かつ冷静に現状を分析しながらがむしゃらに勉強を続けていく中村さんの姿勢は、着実に結果に反映されていきました。その結果、短い時間でめきめきと実力をつけ、(当初は間に合うのか心配だったものの)最後には見事に栄冠をつかんできてくれました。

中村さん、これから真新しいものに身を包み、新たな世界に飛び込むと思いますが、環境が変わっても、大切なことは変わりません。自分の未来を力強く切り拓く中村さんを、遠くから見守っています。今まで本当にありがとうございました。

 

■ 有須田遥華先生

入塾時期と他教科との兼ね合いで、古文に割ける時間が限られていたため、主にセンター試験の過去問を使った実践的な授業を行いました。当初はこちらから尋ねてもうまく語彙を説明できなかったり、状況を掴めなかったりしていた部分も、古文常識や基本文法、用語を確認するうちに、徐々に自分の力で話の内容を理解できるまでになっていたように思います。何より大事なのは登場人物、話の背景、時代の流れの把握、そして如何にして確実に点数を獲得していくかという戦法の定着です。闇雲に説くのではなく、センター試験の構造を踏まえ、自分がより高得点をマークできる方法を回数を重ねてしっかり身につけていけたことが、中村さんの自信に繋がっていったのだと思います。

志望校合格おめでとうございます。大学生活が実りあるものになりますように!

 

■ 大井真理子先生

中村洵ちゃん、第一志望校合格本当におめでとう!「どこにも受かる気がしない」と弱音を吐きながらも、最後まで忍耐強く駆け抜けたご褒美が来ましたね。私もとても嬉しいです。初めに生徒情報として聞いていた洵ちゃんの学力や偏差値とは裏腹に一番基礎となる文法は頭に入っていたので、単語力と応用力をカバーすればこの子は大丈夫だと密かに思っていました。

志望校の過去問に取り組み始めてからは、要約や自由英作文などこれまで取り組んだことのない問題形式に当たっては一緒に悩んだね。少しずつ回答が形になっていく様子は目覚ましかったです。ネガティブ思考ながら淡々とルーティーンをこなしていて、こちらも本当にサポートし甲斐がある生徒でした。洵ちゃんの受験勉強を支えていたのは、これまで培ってきた集中力と忍耐力、そしてなにより「受かりたい」という気持ちだったと思います。大学合格という一つの夢をかなえるのはやはり最終的には本人の本気度、真剣さだと改めて考えさせられました。念願の大学で、大学生ライフを存分に楽しめますように!

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