久我山校ブログ

【中学受験】わが家の受験の形を考える。「本気受験」vs「ゆるふわ受験」

皆さん、こんにちは!

いつもテスティー久我山校のブログを見ていただき、ありがとうございます!

個別指導塾テスティー久我山校の池滝です!

 

さて、今回も中学受験の中心となる情報をどしどしお伝えいたします!

お子さんが小学校に通うようになると、お子さんの将来が気になりますよね。

これに伴って、中学受験を「人生戦略の一部」と捉えるご家庭も増えていきます。

けれども、ご両親が中学受験を経験していないと正直何をして良いかわかりませんよね。

 

 

・中学受験って何をいつから始めたら良いか?

・私立中学って、何がメリットか?デメリットは?

・中学受験は何から準備するべきか?

・塾を何年生から通わせるべきか?

 

 

このように、中学受験に対する不安や疑問は尽きません。

そこで、今回は模試の側面から中学受験を考えていきましょう!

 

                                                        

 

【目次】

 

・中学受験の2つの形(本気受験 vs ゆるふわ受験)

・ゆるふわ受験とは何か

・中学受験で後悔しないために

・まとめ

 

                                                        

今年4月入学の中学受験者数(首都圏のみ)は5万2,600人。少子化に加えて、新型コロナウイルスやウクライナの軍事侵攻などによって受験者数は減少するかと思いきや、今回も過去最高記録を更新しています。中学受験は近年、過去最高の受験者数を続けて記録しています

 

そこで、今回は中学受験の2つの種類。

 

「本気受験」と「ゆるふわ受験」。

 

この2つの受験の形を学んでいきましょう!

 

                                                        

 

中学受験の2つの形、「本気受験」と「ゆるふわ受験」とは

 

最近の中学受験の傾向は、大きく2つに分類されているのが特徴です。

私は、この2つを「本気受験」と「ゆるふわ受験」と呼んでいます。

「本気受験」とは、ドラマ「2月の勝者」のような中学受験を指します。

 

ドラマ内にもあったように、小学4年生から進学塾に通塾し、難関校を目指します。昔から、中学受験は「父親の財力、母親の狂気」とあるように、成功は父親の経済力と母親の熱意にかかってきます。最近では、お子さんの受験に積極的に関わってくださる父親が増えています。また、親御さんの中学受験での成功を重ねて、子供にも積極的に中学受験を促す親御さんも一定数存在します。

さて、ハチマキ姿で塾の正月特訓を受けている子供たちをニュース映像で見たことはあるでしょうか。最終学年の1月になると、追い込みがかかります。こうした「本気受験組」のお子さんたちは、勉強漬けの日々を送ることになります。この是非について、賛否両論があるのは間違いありません。

このように、「本気受験」で中学受験を受けるメリットはもちろんありますし、子供についてよく考えた学習法であるならば、子供の心身の成長を促すことは大いにあります。しかし、我が子に「良かれ」と思って敷いた道が、悪い方向に行くことも大いにあるでしょう。これが中学受験の怖いところなんですよね。

 

「本気受験」を考えているご家庭には、「わが家の教育方針」をしっかりと決めましょう!
そして、受験生活が子どもに対して過剰な負担にならないように注意し、見守りながら導いていかなければなりません!

 

                                                        

 

 

「ゆるふわ受験」という選択も

 

一方で、「本気受験」の過酷さを和らげたいと思う層が選んでいるのが「ゆるふわ受験」です。

受験をそこまで本気に取り組まずに、スポーツや習い事、趣味などに熱中したいというご家庭が選ぶ「ゆるふわ受験」。それと同時に、中学入試にもチャレンジしたいというご家庭に指示されている受験方法です。

 

この「ゆるふわ受験」には、主に次の2つのパターンがあります。

 

1つめは、塾には通うが、偏差値は重視せず、無理のない範囲で勉強に努め、わが子に合った学校を選択するという「ゆるふわ受験」。

 

最近ではこうしたお子さんが増えています。例えば、私が受け持ったお子さんは乗馬が趣味で、県外のクラブスクールに通っていました。このご家庭は、お子さんがやりたいことを最優先に平日は乗馬クラブへ、土曜は塾で勉強するのが日課でした。志望校はお子さんがやりたいことを存分にできる環境ということで、わが子に適した中学をこちらを交えて話し合いました。

 

2つめは、「新タイプ入試」と呼ばれる入試を活用する「ゆるふわ受験」。

 

「新タイプ入試」とは、「自己アピール(プレゼン型)入試」、「得意科目選択型入試」、「英語入試」などの選抜方法です。近年は、こうした入試を取り入れる学校が増えています。受験生の得意分野を見極めて、中高でさらに伸ばしていく入試方法です。ペーパーテストという従来の枠組みを超えた「新タイプ入試」が増加しています。学校も年度も、選抜方法が異なることが多いです。

 

                                                

 

 

中学受験で後悔しないために

 

中学受験ではお子さんの気持ちと両親の願望に齟齬が生じるケースが多々あります。

「この学校しか受験させない!」という場合には、「子供の本心」が置き去りになっていないか、注意が必要です。

 

子供が何をしたいのか、子供がどんなことを学びたいのかをまず聞いてあげてください。

 

こうすることで、中学受験がお子さんにとって良いものだったと言えるのではないでしょうか。

 

中学受験は結局「お子さんの気持ち」を軽視しては始まらないのです。合否にかかわらず、この経験がお子さんの未来への自信に繋がるように、上手に導いていってあげてほしいと願っています。

 

                                                

 

まとめ

 

中学受験では「子供のやる気の芽を詰まない」ように、親御さんは上手にリードしてあげましょう!

 

その際には、「お子さんの気持ち」を必ず重視しましょう!

 

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