【TESTEA(テスティー)自由が丘校】横罫か方眼罫か
TESTEA自由が丘校(兼 みなとみらい校)教室長の中島です。 今日は6月4日ということで、虫について語ろうと思ったのですが、つい先日「蝉」のお話しをしたばかりでしたので、今日はやめておきますね。
さて、本日のタイトルは、小学生が使うノートは何がいいのかというものです。
小学生がノートに問題を解くときに、きちんと整えて書いているかどうか。私としては気になるところです。 これは生徒によって、気にする・気にしないは実に様々です。少なくとも整えて書くことをしていない生徒には、「整えて書くと、良いことがある。」としっかりと伝えなければなりません。性格によるものと言えばそれまでですが。
算数や理科では計算をすることが当然ありますが、そのときに「きちんとグリッドに沿って書きなさい。」と指示することがあります。 特に、筆算は位ごとにしっかりと揃えて書かないと、答えが合わなくなることが増えます。
横罫のノートは、最も一般的に使用されていると思われます。
どの教科でも使える汎用性の高いものです。 しかし、「小学生の算数と理科に関しては、方眼罫の方が使いやすい。」と思います。 これは、先程の筆算においてもそうですし、図形や線分図なども書きやすいですね。
しかし、方眼罫の使用に関して、方眼罫に慣れていると、「いざテスト本番ではうまく書けなくなるのではないか?」と心配される方がおられます。 テストや入試のときは余白に問題を解くからです。それに対して、私は「最初は方眼罫を使用することで、きちんとしたバランス感覚を養えます。無地の余白に対しても脳内に染みついた「方眼罫のレイヤー」が余白に重なり、しっかりと書くことができます。」と伝えます。
横罫ばかり使用しているお子さんで、整えて書くことに苦労していたら、ぜひ方眼罫を試してみてください。