ほとんど勉強をしなかった私がA判定になるまで

■　O・Aさん　（武蔵野北高等学校合格）

私が初めてテスティーへ行ったのは、中１の春でした。実はその前に短い期間、別のグループ指導の塾へ通っていたのですが、解らないところが出てきても、つい、私の性格から周りの人たちが気になって質問をしそびれてしまい、解らないままに次へと進んでしまうことがありました。気兼ねなく質問ができる個別指導がいいと言った私のために、母が見つけてくれたのがテスティーでした。体験授業を受けてみて、先生も優しいうえにこれなら質問もしやすいなと感じて通い始めることにしました。しかし、中１・中２の頃の私はほとんど勉強をしませんでした。テスティーの宿題も１週間分を溜め込んでは授業当日に慌ててやるということを、毎週のように繰り返していました。雷が鳴って怖いから今日は休みたい、と言ったこともあり、今思い返すと本当に意欲のない生徒だったと思います。テスティーの自習室も全く利用していませんでした。

　そんな私が受験を意識し始めたのは中３になって部活を引退してからでした。6月に引退してから自習室に通い少しずつ勉強を始めました。7月に初めて受けたV模擬の結果はC判定。宮下先生に「このままじゃだめだよね」と言われました。これでは志望校に行けない、と初めて危機感を覚えた私は、そこからの夏休み中、夏期講習の時間以外もテスティーの自習室にこもり、1日10時間勉強し始めました。まさに、スイッチが入った感じでした。国語・数学・英語は壷内先生に指導していただき、理科・社会は自分で勉強を進めていきました。

私は、苦手意識の強かった数学の授業数を増やし重点的に取り組みました。このように、自分の得意・不得意に合わせて授業数を調節できるのが個別指導のいいところだと思います。そして、８月の終わりに２回目のV模擬を受けました。結果はA判定。夏休みに頑張った成果が実り、成績をあげることができました。

秋頃からは過去問に取り組み始めました。過去問で間違えた問題はその都度、壷内先生が丁寧に解説をしてくださいました。また、理解が抜けている部分があれば補強プリントを出してくださいました。そのように過去問に取り組むなかで大きな課題が見えてきました。それは、基礎的な問題をうっかりミスで落としてしまうことです。そこで、特にうっかりミスの多い数学では大問１を絶対に落とさないこと、またその他の教科でも必ず見直しをすることを意識して取り組むようにしていきました。

このように、受験に向けて対処すべき課題や問題が出てきたときには、それに対して何をするべきかをその都度先生が示してくださったので、私は迷うことなくそのアドバイスに従って頑張ることができました。

こうして、第一志望の高校へ合格することができました。掲示板に自分の受験番号を見つけた瞬間の喜びは忘れられません。テスティーへ報告に行くと、その場にいらした先生方が全員、「うぉーっ」と大きな声を上げて、とても喜んでくださったことも忘れられません。

約１年間、壷内先生には、勉強だけでなく精神面でも様々なアドバイスをしていただきました。「合格はゴールじゃない。」壷内先生のこの言葉を胸に刻みこれからも努力を続けていこうと思います。

■　保護者様　

娘は中1からテスティーにお世話になりました。3年生になるまでは、週に１回、苦手な数学を中心に見ていただいていました。受験まではまだ遠く、本人も自覚があるように、「行かされている」感ありありで、親としてはもどかしい思いでおりました。本人の様子がガラリと変わったのは、中３の夏でした。それまで利用したことの無かったテスティーの自習室をフル活用、朝からお弁当持参で、夜までこもるような日々を送るようになりました。部活を引退し、いよいよ近づいてきた受験へ向けて、どのように取り組むか、何をするべきかを示してくださったのはテスティーの先生方でした。中3の2学期には自ら希望して回数を週2回に増やし、数学に加えて国語も見ていただくことにして、そして3学期に入ってからは、過去問でなかなか安定した点数が出ないということで、理科を加えて最後の追い込みをかけました。

3年生からお世話になった壷内先生には勉強だけでなく、ご自身の経験に基づくアドバイスや精神面からの取り組み方などもご指導いただき、娘は絶大な信頼を寄せておりました。時に厳しくも細やかなご指導は個別指導ならではであったと、親子ともども心から感謝しております。

「あった！」合格者発表の掲示板の前に進んで行った娘の少し震えた声が今も耳に残っています。２人で何度も受験票と番号を確認して、手を取り合って喜びました。これから初めて自分で選んだ道を進んでいくことになりますが、勉強や部活動の学校活動を精一杯頑張り、充実した高校生活を送ってくれることを願っています。