合格体験記 2017年

高校受験の部

中学受験で届かなかった慶應への想い…高校受験でリベンジ!

■ 山下友輔君 (慶應義塾高等学校合格)

合格への最短距離を選んできた私にとって欠かせなかったものは、”量”だったと思う。中学受験に失敗し、どうしても高校受験でリベンジしようと強い意志を誓ったのも束の間、中学の忙しい日々に勉強がおろそかになった私を触発させてくれたのは、テスティーの先生方だった。

先生たちと話すことで未来の期待が膨らみ、勉強を頑張る原動力になったと思う。ここで話をもどそう。

私は”量”について考えるようになったのは、中学二年の夏だ。SAPIXに転塾しながらテスティーに通っていた私は、SAPIXのレベルの高さに驚き、そのカバーとしてテスティーでも勉強していた。特に英語は私がレベルの差に驚いた教科だ。では、どう克服していったのか。それはわからない単元ごとに立ち止り、その都度わかるまで補助教材に取り組んだ。これを中三の夏までくりかえした。やればやるだけ成果がでるという言葉の通り、一年間努力した末、元々得意だった数学に加え、英語までも得意科目にすることができた。それが勝因だったと思う。

つまり、私が言いたかったことは、最短距離を選ぶことは、決して楽をすることではない。”量”をこなすということだ。後輩のみなさん、受験は今まで何年も勉強してきた成果がたった1日で変わります。後悔しない選択は自分で模索するのです。みなさんの合格を祈っています。

最後に、今日まで支えて下さった家族、友だち、そしてテスティーの先生方、環境に感謝します。本当にありがとうございました。

 

 

■ 保護者様

塾高二次試験合格発表の日、発表はネットで午後1時30分~。私と息子は二次試験が終わってから発表までの半日の時間がものすごく長く、重たい岩で押しつぶされそうでした。

 慶應への思いは中学受験の時へ遡ります。慶應に行きたいという思いは募れど実力が伴わず玉砕、涙を呑む結果となってしまいました。そんな憔悴しきった小6の終わりに、今度こそ絶対にリベンジするという思いでテスティーに入室しました。

慶應の学生さんをはじめ、自分と距離の近い学生さんが講師なので羨望の思いでいたと思います。中3の時は慶應生の方が講師で勉強以外に学校生活や部活動などの話も聞けて絶対に合格したいという思いも膨らんでいきました。

 勉強のフォローなどは中学受験とは違い高校受験では親がほとんどかかわらなくて本人と先生方とが一丸となり志望校へ向かって努力し邁進していったと思います。

親がしてきたことは、学習チェックノートのやりとりと、学校説明会に行ったり、願書記入、塾弁当作り、息子の健康管理といったところです。

 息子は慶應第一志望だったので塾高と志木校を受験。しかし苦手な国語で志木校を落としてしまったのです。志木の発表日が塾高の一次試験日だったので私が志木校不合格を確認しました。そして志木校がダメだったので志木二次日同日の早大学院を受験しました。

塾高一次は無事パスできたので二次へ、そこでまた半分にされるということで全然落ち着けません。二次の感触にあまり自信がなかったという思いが膨らみ始めてきました。塾高二次発表までの段階で併願優遇のみ残しあとは手続きしなかったためもしダメなら併願優遇のところしかない状況でした。

 塾高二次試験合格発表の日、私は携帯を手に椅子から動けないでいました。息子も負のオーラ全開で別室にいました。13時28分、29分、30分とデジタル数字が変わっていくのをただただ見つめていました。31分・・・辛くても見なければ・・・と思っていた時に勤務先の主人から携帯に着信。「番号あるじゃん」「えっ ほんと まだ見れてなかった」

「どうせ まだ見れてないんだろうと思って」と・・・携帯そのまますぐ息子へ伝え、歓声とともに両手万歳をした光景は忘れられません。高校でのリベンジ果たせた瞬間でした。

リベンジしてよかった、諦めないでよかった、望みは強ければ必ず叶う。そして翌日発表の早大学院も合格でした。

 スランプでどんなに挫けそうになったときもテスティーの先生方が励まし支えてくれました。また受験当日の朝早くに自宅の最寄りの駅でテスティの先生が待っていてくれてエールを送ってもらったことには感激しました。

 お世話になったテスティーの先生方には本当に感謝しています。

 本当にありがとうございました。

 

 

■ 馬場先生

ひとまずお疲れ様、そして合格おめでとう!

中学受験のときのリベンジでようやく念願の慶應義塾に入ることができましたね。授業中でも慶應の話になると、とても楽しそうに話している姿は今でも鮮明に覚えています。SAPIXに通いつつ早慶を狙うということで、僕の中学の頃と全く一緒だったことに親近感が湧いて、勝手に自分と重ねていました(笑)。

なかなか安定した点数が取れなくて、合格判定も中途半端に良かったり悪かったりと難しい戦いでしたね。数学の模試では計算ミスで点数を落としていたにもかかわらず、「やり方あっていたから大丈夫でしょ」「本番は集中しているから計算ミスなんてしない」と言っていて、正直内心ヒヤッとしていました。自分に甘かった山下君がここまで成長したのはいろいろな壁を乗り越えてきたからではないでしょうか。結果が伸びないことに悩んだり、勉強の仕方で悩んだり、学校の友達関係で悩んだりとたくさんの苦悩を乗り越え、努力したからこそ、今の山下君がいると思っています。

これからもたくさんの悩みや壁にぶつかると思いますが、山下君なら自分の力で乗り越えられると思います。いろいろなことに挑戦をし、夢に向かって慶應での高校3年間、大学4年間を楽しんでください!

 

 

 

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