合格体験記 2016年
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帰国生入試、面接にも対応。個別指導で複数教科の成績アップ!
■ 丹羽政雄くん(佼成学園高校進学)
僕は中学2年生の夏からテスティーに通い始めました。中学3年生になったばかりの頃は、まだ受験する高校を決めることができず、模試や学校でアンケートがあるたびに、違う高校の名前を書いていました。受験する高校を本格的に決めたのは10月頃です。先生のアドバイスや学校説明会での印象から、ICU高校を第一志望にしました。ICU高校の偏差値は当時Vもぎでとっていた自分の偏差値より20以上高かったので、「この高校に行きたいなあ」とは思っても、ICU高校の試験は特殊だし、何を勉強したらいいのかわかりませんでした。 でも、テスティーの先生方の励ましと、適切な指導のおかげで、受験する実感すら持てなかった第一志望に、だんだん「受かって、この学校に行きたい。」という気持ちが湧いてきました。先生方には、過去問を解いたり、漢字をひたすら練習していけば、まだ「希望がある」と、沢山の励ましを頂きました。
帰国生である僕は、「面接・書類審査」だけの試験もあったのですが、面接前には、面接の練習やアドバイスも沢山していただきました。
結果から言うとICU高校は落ちたのですが、先生にも勧められ、説明会等で、ここもいいな、と思い、帰国生受験した「聖徳学園」の「特進コース」、「佼成学園」に合格することができました。
「受験に向けて」の勉強でしたが、テスティーで教えていただいた国語と数学に関して、自分なりに自信がつきましたし、この二教科を勉強する「楽しさ」もわかってきたように思います。
4月からは高校生になります。入試の面接用に色々将来の事を考えて、面接では色々と話しましたが、僕は、まだ本当に「やりたい事」を見つけたわけではありません。 高校は、第一志望には行けなかったけれど、入学した高校で色んな事を学んで、自分の「やりたい事」を探していこうと思います。親やテスティーの先生には、僕はのんびりしているから、緊張感がある方がいいよ、と言われているので、高校入学後も週一回はテスティーで数学の勉強をしたいと思っています。3年後にある大学入試も気にはなりますが、高校では、「自分の将来」をしっかり考えて、進むべき道を探していきたいと思います。
■ 保護者様
政雄をテスティーに通わせ始めたのは、学校の成績があまりに悪く、「このままではいけない」と焦ったからです。 中学入学直前に、南アフリカから帰国して、ようやく日本の生活にも慣れてきたかな、という中学2年生の夏からテスティーで、数学と国語を教えていただきました。
中学3年生になるまでは、経済的な理由からも、漠然と、「都立の進学校」に行ってくれたらいいなあ、と思っていましたが、一学期の学校の進路相談では、「このままでは都立の普通高校は難しいです。できるなら私立をお考えになっては?」と言われてしまいました。「高校は、勉強だけでは無いですが、政雄君は、多分やればできるのに、この内申で行ける高校だと、勉強する事から離れてしまいますよ?」と、なかば親としては「脅されてる?」というような気になってしまう、厳しい言葉も頂きました。 学校の先生には厳しいことを言われる反面、宮下先生との面談で、可能性のある進路を示してくださる際に、「政雄くんにはこの辺の学校を狙って欲しい」と提示される学校は、魅力的な学校ばかりで、正直戸惑いました。結局、政雄の希望や、学校の雰囲気から、10月頃、宮下先生のアドバイス通りの受験を行うことに決めました。
受験間近になって、本人からは「必死になってやってる」とか「がむしゃらにやってる」とか、威勢の良い言葉は出てくるものの、親の目からすると「どこらへんが?」と聞きたくなるような、のんびりの政雄でしたが、第一志望に落ちた時は、流石に食欲まで失くした様子で、そういう「悔しい気持ち」を味わうことも、15才の政雄にとって良い経験だったと思っています。 宮下先生、平澤先生には、合格後の、最終的に入学する高校の相談にまでのっていただき、本当に感謝しております。
最後になりましたが、小学校のベースがまるで無い政雄の「国語」を、漢字以外ならなんとかなる、という状態まで、理論で持ってきてくださった大坪先生。数学の中でも、日本語の問題もあり、政雄の苦手だった証明や図形を「好きになった」というまでに、辛抱強く見守ってくださり、また同じ帰国生の立場から、英語へのアドバイスも下さった馬場先生。第一志望受験の際に、親も行かなかった見送りに来てくださったお二方には、なんとお礼を申し上げたらよいのだろうと思っています。有難うございました。第一志望受験前に頂いたテスティーの先生からのお手紙は、政雄の一生の宝物になると思います。
■ 丹羽政雄くんへ講師からのことば
■ 大坪佳夏子先生
丹羽くんの合格、私も本当に嬉しかったです。
国語は、当初は感覚だけで解いていたことが多かったように思います。しかし選択肢問題の根拠を本文の中できちんと見つけること、記述問題は本文で使えるところを徹底的に探すことを毎回伝えると、習慣が着くまでには時間がかかりましたが本番ではしっかり自信を持って解いてくれていたと思います。
漢字の知識や語彙力の無さも、丹羽君が苦労した点だと思います。毎回の確認テストは、最初はあまりいい点が取れず途中から再テストを導入しました。もうやりたくないと音を上げるかと心配していましたが、再テストになっても投げ出さずに取り組んでくれ、受験直前には一発合格することもあり成長が感じられてとても嬉しかったです。
高校範囲になると、古文や漢文が始まって国語の内容がよりいっそう難しくなりますが、テスティーで身につけた勉強の習慣を失うことなく、根気強く苦手を克服して言ってくれると期待しています。合格おめでとう!
■ 馬場徹太先生
丹羽くん、合格おめでとう!
中三の春、丹羽くんの受験に対するやる気は誰よりも熱く、数学を教えていてとてもやりやすかったのを覚えています。ただ、その熱いやる気も夏の暑さにやられたのか徐々に失っていき、宿題もろくにやらない日々が続いたのも今となっては笑い話ですね(笑)。冬になり少しずつやる気も向上し、数学の実力も右肩上がりに伸びていったのも事実。最終的には佼成学園高校に合格し、丹羽くん自身ほっとしていると思いますが、ここからが本番です。今後は大学受験などもあり、たくさんの壁に当たると思います。受験勉強で得た経験は今後たくさんの場面で活躍するため、大事にしてください。
高校に入ると自分と同じまたは自分よりもレベルの高い仲間に囲まれます。そのため、中学よりも授業の進むスピードや質は格段に上がるのでしっかりついていけるように復習はし続けてください。丹羽くんはやればできる子です。「自分に厳しく、他人に優しく」を意識し、高い目標をかかげ、楽しく充実した高校生活を送ってください。