合格体験記 2016年

中学受験の部

テスティーで勉強に対する姿勢が変化し、精神的にも成長できた

■ K.Y.さん(普連土学園中学校進学)

私がテスティーに入塾したのは四年の四月からです。小一から習っている珠算を続けながら、受験勉強ができる塾に入ろうと思い、入塾しました。最初の一年間は算国のみでしたが、その後、理社も教えてもらいました。

算数は橋本先生と講習の時は何回か鈴木先生に教えていただきました。二人の先生とも分からない所を詳しく丁寧に教えてくださいました。一月になり結果が徐々に現れ、調子が上がりました。

国語は林先生に教えていただきました。私は記述が苦手でした。でも十二月の模試では一問だけですが、満点をとることができたので嬉しかったです。でも過去問をやっているとケアレスミスが増え、得点がなかなか上がりませんでした。

理科は小西先生に教えていただきました。理科は一番苦手な科目でした。暗記するのが苦手だったので覚えきるのに時間がかかりましたが、冬期講習から徹底的に演習し、何とか覚えました。

社会は井口先生に教えていただきました。六年の夏期講習のときに、先生が自習プリントを作ってくださいました。そのおかげで、九月では偏差値が11も上がり、自分でもびっくりする程伸びとても嬉しかったです。

このようにテスティーの授業は自分が分かるようになるまで教えてくれるというよいところがあり、途中でつまずくことなく受験勉強をすることができました。しかし悲劇は、十二月に起きました。模試でどこにも受からないような得点を出してしまいとてもショックでした。でも、先生たちは「まだ伸びるから大丈夫。」そう言ってくれました。そう言ってくれたのには、私を信じてくれているからではないかと思い、気合を入れ、自習時間を延ばし、第一志望校(洗足学園)に受かるように精一杯頑張りました。

そして、二月一日。

一日は第二志望校の普連土学園を受けました。結果は合格でした。ですが、絶対に合格をもらえると思っていた午後受験校が不合格でした。

二月二日。

第一志望校の一回目。結果は不合格。チャレンジ校でしたが、ショックでした。ですが、まだあと一回チャンスは残っている!だから大丈夫!と自分に言い聞かせました。

三日、四日はテスティーで自習をし、五日にそなえました。

二月五日

最後の受験だから悔いのないように頑張りました。応援に来てくださった先生とギリギリまで話をしてから行きました。結果は不合格。本当にショックでした。でも私は、普連土学園での目標をもう決めています。だからこれからはその目標に向かって精一杯頑張りたいです。

私の受験を支えてくださった先生方、本当にありがとうございました。

 

■ 保護者様

先生方には娘の希望を尊重していただき、受験できたこと、親子ともども、本当に感謝しております。ありがとうございました。

娘の第一志望校は模試からしても挑戦でした。そんな娘の希望を叶えるため、相澤先生と庄司先生には娘が安心して受験できるように2月校の受験日程のアドバイスをいただきました。最初から第一志望校を受けられると思っていた娘にとっては初日に受けられない、1番可能性があるかもしれない日に受けられないということで、先生方からの提案を受け入れるのに時間が必要でした。そのことについて、しばらく触れずにいたのですが、冬期講習目前に娘から「1日の普連土は絶対○をとる。その流れで第一志望校も頑張る」と力強く宣言されたのでした。その頃から娘の勉強に対しての姿勢、問題に取り組む姿勢が変わっていくのが感じられました。そんな娘を見ながら、第一志望校はやはり難しいかも…娘には普連土の雰囲気が合っているのだろう…と思うこともあったり、冬期講習以降、娘の過去問の結果や演習問題でもいい方向に向かっていたので、親として淡い期待を抱いてしまうこともありました。

力強く誓った娘の言葉通り、1日の普連土で合格をいただき、2日は安心して第一志望校に挑戦することができました。結果は残念なものでしたが、気持ちに余裕をもって受験することができたのは先生方の学習アドバイスはもちろん、受験日程のアドバイスのおかげだと思います。

ただ、希望する学校から○がもらえないということは親のほうがしばらく考えさせられる日々が続きました。頑張っていた娘の力になれず、親としてこうすればよかった…ああすればよかった…などと色々なことを振り返ってしまいました。この体験記を書くと娘は即答したのに、恥ずかしながら親は書くんだ…と思ってしまうほど、長く引きずっていました。おそらく娘はこの体験記に自分が経験したこと、今の自分の素直な気持ちを残しておきたかったのでしょう。受験が終了し、希望する普連土に進学すると決めた娘は、しっかりと前を向いて、具体的に次の目標を見つけていて頼もしいかぎりです。親も気持ち新たに、これからも娘の新たな目標に向かって、希望に満ちた新生活に向かってサポートしていこうと思います。

テスティーでの中学受験を通して、娘の勉強に対する姿勢が変わったことは私が望んでいたこと。中学受験という目標だけでなく、テスティーで学習に対して何か見つけてほしい、先生方からいろいろなことを吸収してほしいと思っていたことを娘は得られたと思います。そして、勉強だけでなく、精神的にも成長した娘を感じることができました。早く終わってほしかった中学受験ですが、先生方の授業が終わってしまうのは親子共々、寂しく、チェックノートを読んでは「終わってしまったんだね…」と〝テスティーロス〟になっていました。先生方から時に優しく、時に厳しいコメントをいただいたチェックノートは受験時には娘のお守りとなり(受験票と一緒に持って行っていました)、今でも読み返している宝物です。素敵な先生方に出会えたこと、ご指導していただけたことに娘も私も感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

 

■ K.Y.さんへ講師からのことば

■ 井口萌先生

私は5年生の春から社会を担当していました。Yちゃんは、とてもしっかりしていて、私が言ったことを授業中にすぐに理解してくれました。しかし要領がよく、ちょっとやれば大体はできてしまっていた分、勉強量自体は多い方ではなかったように思います。「Yちゃんいつから本気だすの?」「まだ大丈夫でしょ!」というようなやりとりをよくしていました(笑)少しずつ意識が変わり始めたのは6年生の夏頃からだと思います。毎日どんなに大量の自習課題を出してもしっかりやってきてくれました。珠算の合宿中で忙しくても、時間を見つけて毎日かかさずやってきた時は、正直びっくりしました(笑)。その努力のかいあって、夏明けの模試ではかなり成績が上がり、2人で大喜びしました。しかしその後、成績が下がって苦しい時期がありました。私は落ち込んで嫌になってないかなと心配しましたが、Yちゃんは、今まで扱うことを嫌がっていた苦手単元も自分でプラスしてやるなど、今まで以上に積極的に取り組む様子を見せてくれてYちゃんの成長を感じました。そして何より、受験が終わってからも次の目標を決めたり、自習に来たりと中学校に向けて頑張っている姿を見て、とても嬉しく、また頼もしく思っています。そんなYちゃんなら、今後も色々な場面で活躍してくれると思います。今まで一緒に頑張ってくれてありがとう。楽しく素敵な学生生活を送ってください。本当に合格おめでとう!

 

■ 小西智也先生

Yちゃんはものすごく理科が嫌いでした。初回授業時に科目の好みを本人に聞いたところ、「理科が一番嫌い。意味がわからない。」と言っていたのを今でも覚えています。なんとか理科という科目を知ってもらうべく、できるだけ授業を楽しんでもらえるよう心掛けました。その効果もあってか理科の授業自体は気に入ってもらえたようですが、肝心の知識が頭に入らない…。さて…どうしたものか。山あり谷ありで、本人も本当に大変だったようですが、基本的な知識、問題を何回も何回も繰り返し覚え解かせて、標準以上のレベルに持っていくことができました。

粘り強く健闘したものの第一志望だった洗足学園は不合格でしたが、第二志望である普連土学園に見事合格。初めはあんなに理科を嫌がりやらなかったのに、自ら不安な単元を学習するようになり、結果も無事残せるようになりました。当然のことのように思えるかもしれませんが、これは大きな進歩だと僕は思います。改めてYちゃん合格おめでとう!

今だから言えますが、Yちゃんの笑顔と元気な姿に我々講師陣も助けられていました。本当にお疲れ様でした。またいつの日かその元気な姿を見られることを楽しみにしています。

 

■ 橋本紗英先生

Yちゃん、合格おめでとう!

私がYちゃんの算数の授業を担当させて頂いたのは五年生の秋からでした。明るくフレンドリーで笑顔がいっぱいのYちゃんとの授業は、毎回本当に楽しかったです。

元々計算が速く算数の得意だったYちゃんですが、最初の頃は習ったことがなかなか定着しなかったり、苦手な単元(特に図形!)の時は授業に身が入らなかったり、模試で思うように点が取れない、ということもありました。しかし、約一年半、授業を重ねるごとにYちゃんがどんどん成長していくのが分かり、特に受験直前期は理解力・集中力が格段に上がって、教える側が驚いてしまうほど、Yちゃんが頼もしく感じられました。

Yちゃんとの授業が終わってしまうのは寂しいですが、今まで毎日のようにテスティーに通って授業や自習を頑張ってきた経験は、きっと将来の大きな糧になるはずです。これからの中学・高校生活、思いっきり楽しんで下さい!これからもずっと応援しています。

 

■ 林紺帆先生

Yちゃんと初めて会ったのは、Yちゃんが4年生のときでした。私自身、講師になったばかりで担当した生徒だったので、不安や緊張でいっぱいでした。でも、Yちゃんはとても素直な優しい子で、明るく何でも話してくれました。3年間いっしょに勉強してきましたが、Yちゃんの笑顔には何度も救われました。ただ、とても素直な性格ゆえに、嫌なことは嫌!と、なかなか授業が進まないこともありました。私も未熟で、しかってしまったり、雑談で時間が過ぎてしまったり、反省することばかりでした。でも、Yちゃんは“やればできる子”でした。ことわざや漢字のゲームをいっしょに考えたり、絵を描いてみたり、楽しく授業をするとやる気を出してしっかりがんばってくれました。特に最後の1年で、Yちゃんはどんどん成長しました。そしてYちゃんといっしょに、私も成長させてもらえました。Yちゃんの明るさと素直さを、これからも大切にしてほしいと思います。3年間ありがとう!

金井優奈

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