慶應女子ってどんな学校?慶應女子卒業生にインタビューしてみた
皆様こんにちは、個別指導塾TESTEA田町校です。
小学生・中学生で受験を控えている方やそのご家族の方々へ、志望校は既にお決まりでしょうか。
東京周辺には魅力的な学校が数多く存在し、選択肢の多さに頭を悩ませるご家庭も多いです。
そこで今回は、慶應義塾女子高等学校の出身である講師が学校の魅力についてとことん紹介していきます!
慶應女子は東京周辺に存在する数ある女子校の中でもトップクラスの学力を誇る学校として知られています。
結論から申し上げますと、慶應女子は素晴らしい学校だと断言できます。
皆様の志望校決定の一助となれば幸いです。ぜひ最後までご覧ください!
【講師(w.m)の自己紹介】
私は、慶應義塾女子高等学校の卒業生です。
現在は、慶應義塾大学の経済学部経済学科2年生です。
私は高校受験をして、慶應女子に入学し、そのまま慶應義塾大学に入学しました。
趣味はフィギュアスケートです。また、高校生だった頃は部活動としてゴルフとスケートに取り組んでいました。
【慶應女子はどんな学校ですか?】
基本情報
住所:〒108-0073 東京都港区三田2-17-23
電話番号:03-5427-1674
アクセス:白金高輪から徒歩11分、三田五丁目(バス)から徒歩4分
慶應女子は、1年次は6クラス、2,3年次は5クラスで編成されています。2023年度の学則定員は1学年192名でした。
1週間の授業カリキュラムについて、1年生は必修科目32時間+必修選択科目2時間となっています。
2年生は必修科目26時間+必修選択科目2時間+自由選択科目6時間、3年生は必修科目17時間+必修選択科目3時間+自由選択科目14時間です。
本校は、元徳川邸の敷地に建てられたため、武家屋敷の片鱗を留めています。また、純日本風の門や幾種もの樹木が繁る日本庭園があり、都心でありながら情緒ある雰囲気を与えています。(ホームページより)
慶應女子の校風
慶應女子には、自由と気品を尊重するスローガンがあります。
気品の源泉、智徳の模範
独立自尊
慶應義塾の創立者福澤諭吉は、学問を修める過程で、「智徳」とともに「気品」を重視し、社会の先導者にふさわしい人格形成を志しました。
校則が無いというのが具体的な特徴の一つです。慶應女子は化粧・アクセサリー禁止という校則しかないため、ほかの高校と比べたらかなり緩いと思います。3年生にもなると、クラスの半分ほどが髪の毛を染めているのも当たり前の光景です。また、皆が互いの自由を尊重しているので、荒れているクラスというのはありませんでした。当然いじめもありません。
慶應女子の施設
女子生徒が安心・安全で快適な学校生活を送れるよう、様々な施設が整っています。
慶應義塾大学保健管理センターなどの医師が校医として勤務している保健室・カウンセリングルーム、24時間警備員の配置、校舎外周は弾力性のある路面となっています。そして、メニューやデザートも豊富な食堂ホール、大きな鏡やウォシュレット機能を設置した洗面所、いつでも自由に先生や生徒たちが団欒できる談話室などがあります。
クラブ活動や課外活動・自習などでは、慶應義塾大学などの様々な施設を利用しています。
【慶應女子ではどんな学校生活を送りましたか?】
慶應女子には演劇会、運動会、十月祭と呼ばれる三大行事が存在します。
順番にご紹介します。
6月 演劇会
衣装もヘアセットも背景も全部生徒たちが主導で行っています。
また、活動はクラス単位で、参加するのは高校1年生~3年生です。
入場は保護者だけが可能です。
投票があり、学年ごとと全体優勝が決まります。私が高校3年生の時は「オペラ座の怪人」を演じました。1か月以上前から準備に取り掛かりました。また、数日前からは授業もなくなり、本格的に劇の練習に打ち込みました。
9月 運動会
他の高校と比べると、準備にかける時間は短いと思います。整列に至ってはぶっつけ本番ですが、進行はスムーズです。学校の中ではなく、外部の競技場を借りて行います。私は体育着に装飾をして楽しみました。
10月 十月(かんな)祭
部活ごとで出し物をします。また、食べ物、遊びなど部門が分けられています。
三大行事の中で外部の人が唯一入れる行事です。
装飾への熱の入れようは素晴らしいです。
責任者は準備を半年ほど前から始めます。また、私は3年生のときに十月祭の実行委員会を務めていました!
その他にも、バレンタインデーとホワイトデーでは学校中が盛り上がります!
・慶應女子の部活動
私が所属していたゴルフ部とスケート部を紹介します。
慶應女子のゴルフ部
人数は40人弱です。親のすすめがきっかけで入部しました。
私が在籍していた時はコロナでほとんど活動できませんでした。合同練習の許可が下りなかったため、個人で練習をする時間が長かったです。時々、校舎の屋上を借りて練習を行うこともありました。
慶應女子のスケート部
15人前後が在籍していました。
部活動よりも同好会に近い団体でした。もともと学校の外部でスケートの経験がある人たちが集まって月に数回活動していました。
また、年に数回の合宿があり、リンクを貸し切って練習することもありました。大学との連携が強く、大学の体育会でスケートをしている方々から指導を受ける機会もありました。したがって、大学生との交流関係も高校のうちから築くことができました。
スケート部に限らずこのような高校と大学の連携は数多く存在し、慶應女子の部活ならではといえるのではないでしょうか。
・慶應女子の勉強
慶應女子には3大課題と呼ばれる課題があります!
高2 1学期 長恨歌(白居易)を暗唱
想像を絶する長さの漢文を暗唱するという課題で、負担はかなり大きかったです。しかし、今から紹介する2つの課題と比べると易しい課題だと思います。
高2 正月 80枚創作
原稿用紙80枚分の小説をペンで書きます。正月は学校が休みということもあり、1日かけて執筆作業に取り掛かります。
また、テーマは自由です。生徒は思い思いの作品を仕上げ、できあがった作品はどれも個性豊かなものばかりでした。
高3 冬 国語科レポート
文学作品を一つ選び、30枚のレポートをペンで書きます。上に挙げた課題の経験を生かして取り組む、高校生活の学習の集大成ともいえる課題です。選んでくる文学作品も、個人に完全にゆだねられています。
3学期に出る学年成績で、10分の3以下を3つ以上とったら留年になります。
成績順というよりかは第一希望優先順です。医学部には5人しか進学できません。法学部も人気です。
各学科の枠は以下の通りとなっています。
第二言語が高校2年生から始まります。開講されているのは中国語、フランス語、ドイツ語、英語発展です。
高校1~2年生までは文系と理系の区別はありませんでした。
・慶應女子の人間関係
慶應女子の先生
放任主義で、生徒にあまり干渉しない先生が多いです。生徒一人一人に、子供としてではなく一人の自立した大人として接してくださいます。また、個性的な先生も多く、日々得られる学びは多いです。年配の方が多く、若い男性の先生というのはいませんでした。
慶應女子の生徒
慶應女子は美人が多いと思います。男勝りな生徒も多く、サバサバした行動をとります。
また、自立している生徒が多いと思います。視野が広く、自分の軸を持っている生徒が多いです。
【慶應女子の受験対策はどのように行いましたか?】
私は、慶應女子はチャレンジ校として受けていました。そのためかなり勉強しました。また、塾にも通っていました。
1分たりとも無駄にしない、生命を維持する以外は全部勉強に費やすという覚悟で勉強しました。
成績に一喜一憂する暇あったら勉強しよう、という心がけが良い結果に結びついたと思います。
各教科の勉強について、英語はとりあえず量を解き、量と文章の要点を見つける練習をして、問題を解きました。
数学は問題の読解力が肝だったので、かなりの量の問題を解きました。特に基礎に重点を置きました。
国語(古文)は、単語を覚えることに集中していました。
(現代文)は、同じ長文を解答と同じになるまで何周もしました。女子高の入試は9割くらい記述で、品詞分解が絶対に出題されます。また、漢字のワークを3周くらいして、入試本番では1問も間違えないようにしました。品詞分解にも100問くらい取り組みました。
各年度の慶應女子の募集人数は以下の通りです。
【慶應女子をまとめると?】
私はもう一度生まれ変わっても入学したいと思うくらい、慶應女子は本当に素晴らしい学校だと思っています!
ぜひ受験を検討してみてください。
最後までご拝読、ありがとうございました。
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