【東大国語を攻略】古文・漢文をおさえて東大国語を得点源に!
皆様こんにちは、個別指導塾TESTEA西永福校です。
今回は、東大国語の対策法について解説していこうと思います。
ただし、筆者が理系であるため、この記事は理系国語のみ取り扱っています。
実は、東大国語は東大理系入試の中では配点が低めであり、疎かにされがちな科目です。
確かに、高得点を取りにくいため、たしかに差がつきにくい科目ではあります。
しかし、著しく低い点を取ってしまうと、 多くの受験生にリードを奪われてしまうことになります。
そのため、理系といえど、国語の対策も怠ってはいけません。
東大受験生はもちろん、二次試験で国語を選択する予定の方の参考にもなると思いますので、ぜひご覧ください。
目次
1.東大国語の概要
配点
現代文、古文、漢文が一題ずつ出題され、現代文が40点、古文・漢文が20点ずつの、 計80点となっています。
数学や英語、理科が120点満点なのと比べても、 無視できないウェートを占めていると言えます。
試験時間
試験時間は100分となっています。
問題数も、文章量もそこまで多くないので、 時間が足りないということはあまりないと思います。
目標点
年度によって、難易度が違うため、ここでは例年通りの難易度を想定しています。
また、国語が得意か不得意かによっても目標点数は変わってくるので、分けてご紹介します。
得意:50点 普通:45点 苦手:40点
このあたりが現実的な目標ではないでしょうか。
得意な人でも、60点を取るのはかなり難しいと思います。
反対に、国語が苦手な人でも、古文・漢文をきっちり対策すれば、 40点を安定してとれるようになると思います。
2.東大国語の戦略
東大国語の点の取り方
先ほど、目標点を45点と書きましたが、内訳は古文・漢文で六割、現代文で五割取るのが 理想的な戦略です。
というのも、現代文の点数を安定させるのは難しいからです。
文章のテーマとの相性の問題もありますし、そもそも現代文は勉強したところで点数が上がるとは限りません。
反対に、古文や漢文は知識をしっかりと定着させ、演習も行えば、 確実に点が取れるようになります。
古文と漢文で確実に得点するための参考書はまた後程ご紹介します。
東大国語の時間配分
古文25分、漢文25分、現代文50分を推奨しています。 もちろん、問題の難易度によって自由に変えて構いません。
ただ、古文漢文に時間をかけすぎて、現代文の時間が無くなることのないように、 時間は意識しながら解いてください。
東大国語で古文漢文が重要なもう一つの理由
現代文の点数は、採点基準によって大きく変動します。
事実、本年度の入試においても「思っていたより国語の点数が低かった」という声を多く聞きました。
そういうわけで、現代文は安定しない科目であると言えます。
一方、古文・漢文は現代語訳がベースであるため、採点基準による変動が小さいです。
やはり、古文・漢文の対策をしっかりと行うことが、東大国語攻略の鍵であると言えます。
3.東大国語対策:おすすめ勉強法・参考書
ここでは、東大国語対策のおすすめ参考書を、勉強法と合わせてご紹介します。
東大国語対策:古文編
①文法:ステップアップノート30古典文法基礎ドリル (河合塾シリーズ)
この参考書は、基礎から古典文法を復習するのにぴったりの本です。
ある程度文法に自信がある人には簡単すぎると思います。
なので、人によっては飛ばしても構いません。
②単語:単語シンプルスタイルシリーズ 古文単語301
古文単語帳はたくさん出版されていますが、その中でも私の一番のおすすめはこれです。
長い説明文はなく、シンプルさにこだわった単語帳となっています。
そのため、短い時間で一通り学習することができます。
本も小さく持ち運びやすいので、電車の中でも使いやすいです。
(https://www.syobun.co.jp/book/201.html)
➂読解: 古文上達 読解と演習56
古文常識や文法事項を確認しながら、演習を行うことができます。
この問題集が終わったら、「最強の古文」という問題集もあります。
ただ、理系にはそこまで必要ないかもしれません。
東大国語対策:漢文編
①句法:基礎からのジャンプアップノート 漢文句法・演習ドリル
漢文の基礎事項の復習に役に立ちます。
ただ、かなりやさしめなので、必要ない人も多いと思います。
漢文が苦手な人にはお勧めです。
②読解:難関大突破 新漢文問題集
テーマ別に問題が出題されており、頻出の漢文常識を身につけながら問題演習ができます。
入試問題が掲載されているので難易度は高めです。
しかし、この問題集をやりきれば、東大の漢文でも十分に点数を取れるでしょう。
4.東大国語対策:過去問演習
東大入試詳解25年 古典 東大入試詳解25年 現代文
現代文に関しては、参考書を使うよりも、問題になれるというのが重要かと思います。
古文漢文も、きちんと実力をつけた上で、過去問演習もしておきたいですね。
以上、東大国語に関してお話ししました。皆様の参考になれば幸いです。
また、下に関連記事を記載しているのでそちらも是非参考にしてください!
ではまた次の記事でお会いしましょう!
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