【共通テスト国語対策】共通テスト国語を得点源にしよう!
皆様こんにちは、個別指導塾TESTEA西永福校です。
今回は、共通テスト(国語)について解説していこうと思います。
目次
・出題形式
・対策
・終わりに
1.共通テスト国語の出題形式
センター試験から共通テストへと名称が変更されました。しかし、出題形式に大きな差はありません。
具体的には、
一問 評論文(50点)
二問 物語文(50点)
三問 古文(50点)
四問 漢文(50点)
の四問構成、200点満点の問題が出題されます。また、制限時間は80分です。
2.共通テスト国語の過去のデータ
過去の平均点推移は以下のようになっています。
(出典:受験の月)
3.共通テスト国語の対策
第一問 評論文
初めに、2023年の分析を紹介します。
【共通テスト国語第1問】現代文(評論):柏木博『視覚の生命力―イメージの復権』、呉谷充利『ル・コルビュジエと近代絵画―二〇世紀モダニズムの道程』 やや難
問1の漢字問題は、昨年同様、傍線部の漢字と同じ漢字を含むものを選ぶ問題が3題、傍線部の漢字(「行」・「望」)と同じ意味で用いられている熟語を選ぶ問題が2題出題された。
2は病床の正岡子規にとっての、ガラス障子越しに外の景色を眺めることの意味を問う問題。
選択肢①がやや紛らわしい。
3はガラス障子が「視覚装置」だといえる理由を問う問題。
4は「ル・コルビュジエの窓」の特徴と効果を問う問題。
5は壁がもたらす「風景の観照の空間的構造化」によって住宅がどのような空間になるのかを問う問題。
傍線部の表現は難解だが、直後で「この動かぬ視点」と言い換えられていることに着目できれば正解は自ずと決まる。
6は【文章Ⅰ】【文章Ⅱ】を読んだ後の「話し合いの様子」が示され、そこに設けられた三つの空欄に入る適切な発言を選ばせる問題だった。
(ⅱ)の正解はやや選びづらい。(出典:東進)
例年、共通テスト国語の第一問では同じテーマを扱った2つの文章が出題される。また、それらの文章の類似点や相違点を考える問が与えられる。
また、「生徒の話し合い」と称して、発言者の意図を推測させる問も出題される。
他の大問にも当てはまることだが、共通テストの選択肢は似たような内容が並べられることが多いです。そのため、誤った選択肢に惑わされることなく、内容に過不足のない正解の選択肢を選ばなければなりません。その際、使えるのは
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こちらはZ会から出版されている共通テスト国語の予想問題集です。ただ、共通テストは制限時間が80分と短いので、評論文は長くても30分以内に解き終わることを目標にしてください。
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オリジナル模試と過去問の演習で総仕上げ!
Z会オリジナル模試(6回分)に加え、2023年度本試験・追試験を掲載しています。オリジナル模試で実戦力を養成したあとは、最新の本試験・追試験の過去問を用いて実力を確認することができます。
最新の出題形式で万全の準備を
本書は、2023年度本試験・追試験をはじめとした過去の試験を徹底分析し、最新の傾向に対応した問題を掲載しています。出題傾向を把握し、適切な学習計画を立てて、効率よく学習を進めましょう。
実戦形式の演習で効率的に学習
本番では、正確さとスピードに加えて思考力・判断力が要求されるため、実力を発揮するためには十分な実戦演習が必要不可欠です。共通テストの新しい出題形式の問題に取り組むことで、何よりも実戦的な共通テストの演習になります。実際に受験するつもりで、時間配分も意識しながら効率的に取り組みましょう。
スマホで自動採点!ランキングやアドバイスもわかる
『実戦模試』シリーズ(オリジナル模試のみ)では、次の4つのことができます。
(1)マークシートをスマホで撮影して自動採点
(2)自分の得点と、学習診断サイト登録者平均点との比較
(3)登録者のランキング表示(総合・志望大別)
(4)Z会編集部からの直前対策用アドバイス
※『2024年用 共通テスト実戦模試』シリーズは、本番でどのような出題があっても対応できる力をつけられるように、最新年度および過去の共通テストも徹底分析せれています。また、さまざまなタイプの問題を掲載しています。そのため、過年度の『共通テスト実戦模試』シリーズと掲載問題に一部重複があります。
共通テスト国語第二問 物語文
初めに、2023年の分析を紹介します。
【共通テスト国語第2問】現代文(小説):梅崎春生「飢えの季節」 昨年並み
問1は主人公の心情を問う設問で、傍線部前後の内容から容易に判断できる。2も傍線部の前の「思えば戦争中~慈善事業である筈がなかった」をふまえれば比較的簡単に解ける。3は会話部分の心理を問う設問で微妙な選択肢が並んでいるが、老爺に対する憎しみではない点から、②か⑤にしぼられる。「自分へのいらだち」ともいえないことから⑤になる。4は傍線部冒頭の「それを」が「おそろしい結末」を指しているが、その結末の内容は明らかにされていないため、①が最適となる。
基本的に対策は評論と同じで問題ありません。
ただ、近年の第二問にはやや昔(具体的には昭和期)に書かれた作品からの出題が多いので、普段からその時期に書かれた本を読んで慣れておくと他の受験生を大きくリードできるでしょう。
共通テスト国語第三問 古文
初めに、2023年の分析を紹介します。
【共通テスト国語第3問】古文:源俊頼『俊頼髄脳』『散木奇歌集』 やや易
問1は本年も解釈の問題。(ア)の「やうやう」(イ)の「ことごとし」は重要古語。(ウ)の「かへすがへす」は現代でも使う語。2の語句や表現の問題は共通テストになって毎年度出題されている問題。本年は全ての選択肢が文法や敬語に関係するものだった。3は1〜3段落に関する説明問題。広い範囲に関する合致問題も共通テストでは毎年度出題されている。⑤は3段落2行目に合致。4の教師や生徒の発言に関する空欄補充問題は昨年度に続く出題。設問が問4までで、小問三つに分かれているのも昨年と同じ。(ⅰ)は前句の解釈で正解できる。(ⅱ)(ⅲ)は本文に書かれていないことや判断の根拠が不明確なものを消去して考える。
古文を対策する際に必須となるのが古文単語の習得です。
ここでは、読んで見て覚える 重要古文単語315をおすすめします。
また、315単語が収録されており、これは多すぎず少なすぎずベストな量であると考えています。
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見出し語 315 語+関連語・慣用句 315 語の 630 語で、効率的に語彙をマスターできます。また、古文単語の意味・学習の要点を、イラストや図などでわかりやすく解説しています。
新課程対応のコーナーでは、現代と古文の時代との違い、古文の世界の現代までつながる流れを多角的に学ぶことができます。
「古典常識の章」「付録の章」では、古文読解に重要な古典常識や和歌の解説など、古典の世界を深める知識を豊富に掲載しています。
文法事項はどの参考書の内容も似通っています。したがって、学校指定のものを使う程度で十分でしょう。
単語・文法が終わったら次は読解です。そこで、共通テスト国語の読解に関しては上述した過去問が豊富に存在するのでそれを演習すれば問題ないかと思われます。
共通テスト国語第四問 漢文
初めに、2023年の分析を紹介します。
【共通テスト国語第4問】漢文:白居易『白氏文集』 やや易
形式上は、官吏登用試験の[予想問題]とその[模擬答案]の組み合わせというものであったが、内容的には標準的な文章といえる。問1は「由(よし)無き」「以為(おもへらく)」「弁ず」の語の意味の問題。2は解釈、3は返り点の付け方と書き下し文の組み合わせ問題。6、7の全体に関わる内容説明問題など、例年の傾向に加え、問4で比喩の問題、問5で空欄補充問題が出題された。
漢文を対策することにおいて、覚えることは少ないです。したがって、文法事項を押さえたら高得点が狙えます。
また、読解も過去問中心で十分でしょう。
終わりに
共通テスト国語は制限時間が80分とかなり厳しいです。そのため、単語や文法を覚えれば高得点が狙える古文や漢文にいかに時間をかけないかということが鍵になってきます。また、演習を怠らないようにすることも忘れないでください。
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