久我山校ブログ

【改めて考えたい】中学受験の目的とそのメリットは?

 

こんにちは!個別指導塾テスティー 久我山校です。

長い夏休みが終わりましたね。

夏休みを経て学習習慣がついた人もいれば、周りに抜かされてしまうかもしれないという不安に駆られている人もいると思います。

しかし、ここで一度立ち止まって中学受験の目的とそのメリットについてもう一度考えてみてほしいのです。

今回は、中学受験のメリットとその目的についてお話していきたいと思います!

 

1.中学受験とは?

中学受験

当たり前ですが、義務教育である中学は受験をしなくても、地域の小学校から進学することができます。しかし、それをせずに私立中学校の受験を目指す理由はさまざまです。共通するのは「わが子によりよい学びの環境を用意してあげたい」「子どもに合った環境でその力を活かしてほしい」という気持ちではないでしょうか。

では、中学受験をする代表的な理由を挙げていきます!

 

2.中学受験をする理由は?

中学受験 メリット

中学受験をする理由⑴ 高校受験をする必要がない

中学で受験勉強をせず、中学と高校合計6年間をのびのび過ごせる点に魅力を感じる子どもや保護者は少なくありません。

私も中学受験を経験しましたが、部活や趣味にあてられる時間が多く、とても有意義に過ごすことができました!

 

中学受験をする理由⑵ 大学進学に有利だから

付属校や系属校など大学とのつながりが深い私立中高に通えば、推薦でその大学に進める割合も高くなります。また、付属校でなくても大学進学に力を入れている学校に通えば、6年間の計画的できめ細かな指導を受けることができます。

 

中学受験をする理由周りも中学受験をする(した)

年上の親戚や友達のきょうだいから私学の学校生活の様子を聞いて、本人が「自分も私立に行ってみたい」と考えるケースも上記の理由に加えて多いです。

また、保護者自身が中学受験を経験していて、中高6年間を充実した環境で過ごせたと感じているケースもあります。

 

中学受験をする理由⑷ 地元の中学校に通わなくてよい

公立中学校には地域のさまざまな子どもたちが通ってきます。

そのため、小学校時代から続く友人関係に居づらさを感じたり、荒れているなどの環境が心配な場合に、落ち着いた環境を求めて中学受験を選択するご家庭も少なくありません。

 

3.中学受験と高校受験は何が違う?

中学受験 メリット

同じ受験でも中学受験と高校受験とでは何が違うのでしょうか?

どちらを選んだ方が子どもにとってよいと言えるかは、ご家庭やお子様の状況や特性によっても異なります。中学受験と高校受験の違いを理解して判断することが大切です!

以下では、中学受験と高校受験の違いについて説明していきたいと思います!

 

中学受験と高校受験の違い⑴ 偏差値の考え方が違う

受験勉強をする中で偏差値は避けて通れません。模試の度に偏差値を見て一喜一憂してしまっている受験生も少なくないでしょう。

しかし、そんな偏差値ですが、中学受験と高校受験では意味合いが異なります。

高校入試の偏差値は、様々な学力レベルの公立中学3年生を母集団として計算されます。そのため、偏差値50は平均的な位置と捉えることができます。

一方、中学受験の場合は、小学校で成績上位層が母集団となるため、偏差値50といっても小6年全体から見ると成績は上位になります。

これらの違いを理解して、偏差値を自分の立ち位置を確認するために活用できるご家庭が中学受験に向いているでしょう。

 

中学受験と高校受験の違い⑵ 入試問題が違う

高校入試は中学3年間の学びの習得状況を見るものなので、基本的には中学の教科書の範囲から出題されます。そのため、応用問題もすでに習ったことを組み合わせれば解けるものがほとんどです。しかし、中学入試は小学校での基礎・基本に加えて授業の範囲外の内容も問われます。そして、教科書以外の内容も試されるため、志望校合格のためには塾などに通って準備を進める必要があります。

 

中学受験と高校受験の違い⑶ 内申書の考え方が違う

内申書(調査書)は、高校入試の場合は合否に関わる重要な資料であり、中学校から高校へ提出されます。

そのため、志望校合格のためには、普段の定期考査などでコンスタントに力を発揮していかなければなりません。

しかし、中学入試では「調査書」の提出を求める学校、提出しても合否判定の材料にしない学校、提出不要の学校などさまざまです。

そのため、入試要項をよく読んで確認することが大事です。ですが、高校に比べて合否判定に響く割合は高くありません。極端な話、中学受験は小6の冬にむけて入試一本での勝負も可能な入試です。

 

中学受験と高校受験の違い⑷ 保護者のサポートの度合いが違う

中学受験では、学習塾への送り迎え、学校と塾の宿題の進度チェック、志望校の情報収集、学校見学、模試の手続き、入試要項の取り寄せから出願、と家族のさまざまなサポートが必要になります。

高校受験の場合は1人で出来ることも増えますが、中学受験をする小学生の場合は、心身ともに保護者の手厚いサポートが必須になってきます。

 

4.中学受験が向いているのはどんな家庭?

中学受験 メリット

中学受験は高校受験と違い、小学校のクラスの中の一部の子どもがチャレンジすることになります。保護者のサポート、祖父母やきょうだいの協力は欠かせません。

子どもが「私立中学に行ってみたい」という動機だけでは合格にたどりつけないのが現実です。では、どんな家庭が中学受験に向いているのでしょうか。

 

中学受験向きの家庭⑴ 保護者がサポートできる体制がある家庭

中学受験生活は5、6年生になるととても忙しくなります。限られた時間を有効に使うためには、家事を分担するなどの連携プレーが必要です。

そうすることで伸び伸びと勉強することができ、双方向にとってプラスに働きます。

 

中学受験向きの家庭⑵ 大学進学まで視野に入っている家庭

お子様が小学生のうちから、大学進学の具体的なビジョンを描いているご家庭はそう多くはないでしょう。しかし、私立中・高では大学進学を前提として6年間を通じたカリキュラムを組み立てています。

そのため、大学受進学を既に考えているご家庭は向いていると言えるでしょう。

 

中学受験向きの家庭⑶ 高校からの募集を行っていない学校

近年、高校募集をしていない学校がより一層増えてきました。

そして、その比率で言うと、女の子の方が高校受験しにくいのです。

そのため、女の子を持つご家庭で中学受験を考えているご家庭は多いです。

もちろん、男子校や女子校でも高校からの募集を行っていない学校があるので

きちんと調べておく必要があります。

 

5.中学受験のメリットにはどんなものがある?

中学受験 メリット

中学受験のメリット⑴ 子どもの個性をのびのび引き出せる

まず、中学受験をすると、多くの場合、高校への進学は内部推薦という形を取ります。

そのため、高校入試をする必要がなく、のびのびと中学・高校時代の6年間を過ごすことができます。
勉強や部活動、学校行事に打ち込む、スポーツや読書、プログラミング、音楽などさまざまな活動に没頭する時間があるため、自分に向いていることを模索したり、自分の得意なところや個性を自覚したりすることができますよ!
また、私立中高一貫校ではそうした機会を生徒が味わえるように、さまざまなプログラムを用意しています。私立中学校は都内だけで約180校もあります。

そのため、学校見学などを通して、自分に合う学校を選びましょう!

 

中学受験のメリット⑵ 大学受験・進学への万全の準備が整う

難関大学への進学で、素晴らしい実績を上げている私立中高一貫校が数多くあります。

その多くが、中学1年の段階から6年後の大学進学を見据えた取り組みを整えています。まず中学生のうちに勉強面で基礎・基本の定着や学習習慣を身につけることに重きを置きます。また、場合によっては補習や特別講座が設けられます。大学受験に必要な最も基本的な知識を早い段階でしっかり定着させるためです。そのおかげで高校3年では演習を中心とした授業で受験に向けて万全の準備ができます。

 

6.中学受験のメリットまとめ

中学受験 メリット

以上、中学受験の目的とそのメリットでした!

夏休みが終わり、慌ただしい毎日だと思いますが、目的を見失わずに

最後まで駆け抜けましょう!

 

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