世間のせまさにビックリ！

個別指導塾テスティー駒込校　教室長の横山です。

 

いきなり私事で恐縮ですが、私は文学部史学科の卒業で、大学では一応考古学を専攻していました。「一応」としたのは、当時サボってばかりの学生だったため、考古学のことはサッパリわからないからです。

考古学専攻者は3年次に「考古学実習」という必修科目があり、遺跡の発掘実習が課されていました。

私たちの学年は長野県開田村（現木曽町）の「柳又遺跡」の第1次発掘調査を行いました。当時の実習生27名と引率の教授、指導役の大学院生に加えて自主参加の学生らによる9泊10日での調査でした。総勢70名くらいだったのではないかと記憶しています。

 

さて今日は姉弟で通塾するご家庭との面談がありました。

こちらのお母さんは学科こそ違えど（文学部文学科の卒業）、私の大学の後輩に当たることが前回の面談時に判明しました。その後、生徒さんの話からどうやら2期後輩らしいことが伝えられたので、今日の面談後に世間話として話題を振ってみました。

 

するとお母さん、「本当は史学科に行きたかったので、１年の時に『柳又遺跡』の発掘に参加したんです。」

えぇ～っ！！　じゃ、一緒に発掘してたってことですか！！

 

この発掘実習、平成元年に行なわれたものです。その後、長～い時間を経てこんな形で再会するなんて、世間のせまさにビックリです。

 

ちなみにお母さん、私と同期の実習生の名前は何人か出てきたものの、私のことは覚えていなかった模様。

当時の私はほとんど存在感がなかったというオチがついていました。