駒込校ブログ

模擬試験を受けよう!!

こんにちは。
テスティー駒込校チーフ講師の池上です。
夏期講習が終わり…、久々の投稿になります。最後までお付き合いくださると嬉しいです。

今日のテーマは『模擬試験の捉え方』です。

模擬試験は、二学期の始まるこれからに最も集中して行われます。
特に、10月と11月の二か月間は毎週日曜日が摸試だと思っても過言ではないくらいです。
これだけ多くの摸試がこの時期に集中して行われると、多くの受験生の生徒さんや保護者の方々より毎回同じような質問をいただきます。

『どの摸試を受けたらいいですか?』あるいは、『どの摸試を受けるべきでしょうか』といった質問です。

これらの質問について、私は毎回同じ回答をします。

『特にスケジュール上の支障がなければ、できるだけ多くの摸試を受けてください。このメーカーの摸試がダメとかはありません。可能な限り、毎週摸試を受けるようなつもりでいてほしいと思います。』

これには以下のような理由があります。

① 受験本番の雰囲気を身に着けるため
② 単元学習とは異なる、受験問題という総合分野の出題傾向に慣れるため
③ 受験問題に対する取り組み方(時間配分や解答ペースなど)をつかむため
④ 現状の実力の把握と改善点の把握
⑤ 自分にとっての最も効率的な得点の取り方の分析

各項目について解説しましょう。

① 受験本番の雰囲気を身に着けるため
これは、言わずもがなでしょうか。受験本番の雰囲気はとても独特です。
その中で、常に平常心を保つためにはどのようなメンタルでいればいいのか、ということを学ぶには実践あるのみということです。

② 単元学習とは異なる、受験問題という総合分野の出題傾向に慣れるため
これまでの学習は、「単元別」でしたよね?
例えば、速さの単元、図形の単元、関数の単元…といった具合に、それぞれの単元の中で各種問題の攻略方法を学習していったはずです。従って、その単元の中においては「こうとけばいいんだ!」という解法パターンが構築されていったと思います。(そこに何の問題もありません。むしろ、我々講師はそれも目的として授業を行っています!!)この夏期講習で極みに極め、『完璧!』と思っている生徒さんもいるかもしれませんね。
…そこに落とし穴があるんです。よく生徒さんや保護者の方々からこう言われます。
『チェックテストはできるのに、摸試になると全然結果が出ないんです』
ズバリ、落とし穴にハマってしまっています。各単元を解くときに「機械的」に解いてしまっているため、総合問題において解法パターンを見出すことができないために起こっている現象です。
この攻略は、「実践問題を数多く解答する」以外には方法がありません。従って毎週摸試に取り組むことで実践力をしっかりと身につけることができます。

③ 受験問題に対する取り組み方(時間配分や解答ペースなど)をつかむため
受験問題は『スピードと正確性』が問われています。丁寧に取り組むことは大切ですが、必要以上に時間をかけて書いたり読んだりすることは厳禁です。また、問題も並んでいる通りに取り組みことは効率が悪いと考えます。問題の並び方は難易度順ではないためです。例えば「第2問が非常に難しく最後の第4問はものすごく単純だった」としましょう。並び通りに取り組んだ場合、中盤の第2問で多くの時間を費やした結果、第4問にたどり着けないことが考えられます。ですが、問題用紙が配布されたときに「ざっと目を通し」て、『得意な内容』や『簡単な内容』から取り組んでみてください。そうすると、確実に第4問の得点が得られ、ひょっとすると第2問についても部分点がもらえるかもしれません。このように、『着実に得点を稼ぐ』ことが合格のカギとなることを忘れないでください。この練習も、実践以外ではなかなか身に着けられません。

④ 現状の実力の把握と改善点の把握
戻ってきた摸試には、必ず合格判定や偏差値が載っていますね。そこを見て一喜一憂する人も多いと思います。
ズバリ、『結果は合否に直接つながりません!!』と、言わせてください。
摸試の結果で重要なのは、『受けっぱなしにしない』ことです。摸試の結果に一喜一憂する生徒の多くは、摸試を受けっぱなしにしてる傾向が強いです。
摸試は、『受けた当日に自己採点』してください。間違えた内容についても、その日のうちに解答を熟読し内容をしっかりと復習してください。これがしっかりとできていれば、それだけで摸試を受けた意味があります。逆に言えば、これができていなければ、どんなにいい判定が出ていても『まぐれ』ということになると考えています。
摸試は、『判定結果を見るもの』ではなく、『テスト問題を解くための機会』ととらえることが重要なんです。

⑤ 自分にとっての最も効率的な得点の取り方の分析
受験の合否は『総合結果』です。従って、『得意な教科と不得意な教科の得点バランスを見極め、どのような得点配分で各教科で得点していけばいいか』を、実際の入試に最も近い摸試を利用して分析していきましょう。
これは、生徒さんや保護者の方々だけでは難しいと思います。摸試の結果が出たら、成績表をご持参いただき我々にぜひご相談ください。最適な得点シュミレートをご提案させていただきます。

ご理解いただけたでしょうか??
受験については、いろいろなお悩みを抱えていると思います。どんな些細なことでも、我々成績アップのプロが納得のいくまでご説明いたします。ぜひご相談ください!!

 

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