【TESTEA(テスティー)自由が丘校】習い事を整理する前に(後編)
TESTEA自由が丘校(兼 みなとみらい校)教室長の中島です。
今から66年前、1955年6月7日に「第1回日本母親大会」が開催されました。
この大会はPTAの拡大版というようなものではありません。この年の前年1954年3月1日にアメリカがビキニ環礁で水爆実験を行い第五福竜丸が被爆しました。それに対して、日本婦人団体連合会(会長:平塚らいてう)が国際民主婦人連盟執行局会議に、「原水爆禁止のための訴え」を送ったことに端を発しています。
さて、本日は昨日の続きでございます。
小4から小5になった途端に、算数の成績が下降してしまう。その一番の原因は、「頭の中だけで考えて解ける問題がかなり減ってきた。」ということです。
問題を解く上での作業工程が、小5は小4と比べて格段に増えます。ある程度のレベルになると、頭の中だけで処理することが極めて難しくなってくるわけです。
しかし、当の本人たちはそんなことには気付きません。今まで実にうまく結果を残せていたやり方をひたすら続けようとします。
つまり変えるべき点は「新たな時間の確保」ではありません。「勉強のやり方」や「問題を解く姿勢の見直し」が先なのではないかと私は考えます。
「きちんと書く習慣」を低学年の内から身につけておく利点は、まさにこのときに感じるものです。
どんな習い事にも必ず「正しい型」が存在します。
その型がきちんと身についていないと、ある程度のところまでは上達するのですが、そこから頭打ちになってしまうという経験をしたことがありませんか。
勉強もそうなのです。正しい姿勢で、しっかりとした字で、きちんとノートに書いて解く。まずは、ここから見直してみてはいかがでしょうか。
◆美しい姿勢は気持ちが引き締まるものですね