【TESTEA(テスティー)自由が丘校】きちんと見直ししたよ!
TESTEA自由が丘校(兼みなとみらい校)教室長の中島です。 今日は5月最終日ですね。月日の流れがとても速く感じられます。
さて、本日のタイトルは、そのやり方が重要だというものです。
例えば、A君は次のような問題を解いたとしましょう。
【問い】 つるとかめが合わせて20匹います。それらの足の本数の合計は64本です。かめは何匹いますか。
これをA君は以下のように解きました。
(4✕20ー64)÷(4ー2)=8
よって、答えは8匹。 時間に余裕があったので、A君は見直しをすることにしました。 どのようにしたかと言いますと、
(4✕20ー64)÷(4ー2)=8
と同じ計算をもう1度して、8であることを確認してみたそうです。
お子さんが「見直しをした!」と言ったとき、「どのように見直しをしたのか」をきちんと確認する必要があります。
A君の見直しは、「その計算の答えが合っているか?」を確認しているに過ぎません。 よって、「そもそも、その計算自体が正しいか?」を確認しているわけではありません。
では、正しい見直しの方法はどうあるべきか。 それは、「導き出した答えが、きちんと問題の内容に当てはまること。」を確認すべきですね。 ちなみに先程の問題の見直しは、
かめが8匹ならば、つるは12匹なので、足の本数の合計は、
2(本)✕12(匹)+4(本)✕8(匹)=56(本)
となり、64本にならないことに気付きます。よってここで「あっ!答えが間違っている!」となり、「きちんと見直しをして良かったね。」という話しになるわけです。
「そんな同じやり方で見直ししたなんて、さすがにやらないでしょ。」と大人は思うわけです。しかし意外とこの手の見直しを目にすることが私はありますよ。