本当に「分かっているか」を確かめる方法
こんにちは、みなとみらいの中学受験特化の個別指導塾TESTEAです。
今日は私が授業をしているときに心がけているポイントについてシ
テスティーで他のスタッフに指導させるときにも徹底させている、成績アップの秘訣ですので、ご家庭でもぜひ役立ててください。
子どもの成績が上がらない理由はいろいろありますが、なかでもありがちなのが、わかっていないのに授業が進んでいってしまうことです。
まだよくわかっていないけど恥ずかしくてそれを言えない、とか、馬鹿だと思われるのが怖くて質問できない、とか。
あるいは、わかったつもりになっているけど、本当はまだわかっていないなんて場合もありますね。
いずれのケースでも、指導をする側がわかっていないことに気づいて、わかるまで教えてあげることが必要です。
特に「わかったつもり」が多い子の場合には、正しい「わかった」
なぜなら、家庭学習のときにも「わからない」
では、
一般的なのは「わかった?」と問いかけて確認することですが、この方法は実は効果が低いです。
なぜなら「わかりました!」という返事は、
私も生徒の「わかりました」
生徒の側にも悪気は無かったりしますから(わかったつもり)、責めることもできないのですが、成績アップのためにはこれではいけませんね。
本当にわかったかどうかを確認する方法の原則はシンプルです。
「わかっていなければできないことをさせる」
これです。
例えば、「なにがわかったのか、わかったことを説明させる」
ある算数の問題の解き方がわかったかどうかを確認したければ、
「どんなときにその解き方を使うと便利なのか」
「なぜその解き方で答えが求められるのか」
「他の解法との違いは何なのか」
といったことを説明してもらいましょう。
他にも例えば「類題や周辺知識を聞いてみる」
理科で
「
がわかったかを確認したければ、
「光合成ででんぷんを作る際の原料を2つあげよ」「
という風に逆から聞いてみるとか。
わからないところを放置せずに、わかるまでやるようにすれば、成績アップは意外と簡単です。
お子さんにも、正しい「わかった」の感覚を身につけさせてあげてくださいね
そのための方法として、「わかっていなければできないことをさせる」をぜひやってみてください。