【解答速報】2015年 開成中学校 算数(解説つき) 総評
(2016年2月1日更新:2016年度開成中算数の解答・解説速報も作成しました→2016年度開成中算数 解答速報 解説つき)
東京都杉並区の個別指導塾TESTEAです。
開成番長の塾ということで、2015年度開成中の算数の解説をいち早く作成してみました。
長くなるので、詳しい解説は大問ごとにわけます。
(問題はこちら→四谷大塚さんのサイトです)
☆総評
やや難化。
本質的に難しい問題は多くないが、
・調べ上げに神経を使う問題
・見慣れた形ゆえ、ひらめかないと焦りがつのる問題
・数字が汚くなる問題
この辺が勢ぞろいし、いやらしい出題という印象。
正確な処理能力と、取捨選択能力(難しいと思ったら飛ばす)が求められたと思う。
【1】
約束記号の問題。
ルールを正確に把握し、丁寧に調べれば決して難しい問題ではない。
合格のためには全問正解したいところ。
【2】
平面図形。
分析力と思考力が求められる。おそらく差がついた問題だろう。
取るべきところを確実に取り、わからないところは飛ばして【3】【4】に取り掛かるなどの冷静な判断をしたい。
【3】
速さの問題。
数字が汚くなり、己に自信がないと非常に不安になる。
工夫の余地はあるが、考え方そのものは決して難しくないので、できることなら全問正解しておきたいところ。
ミスる受験生もそれなりの数いると思われるので、全問正解すればアドバンテージをとれる問題。
【4】
立体図形(立体切断)の問題。
開成対策をしてきた受験生であれば(3)までは割とすんなり解けたのではないだろうか。