はんだ式

繁田和貴 塾長

テスティー塾長の繁田和貴が、自身の受験経験と15年間で3000人以上の生徒指導から編み出した、中学受験に特化した独自の学習メソッド、それが「はんだ式」です。
「SAPIXで3年連続1位」「開成で学年トップ」という実績を持つ繁田が、成績の伸びる生徒と伸びない生徒の違いを徹底分析し、体系化しました。

はんだ式は、単なる勉強法ではありません。お子様の「考える力」「理解する力」「記憶する力」を根本から育て、中学受験の成功へと導く総合的な学習システムです。

テスティーでは、このはんだ式を基本方針としながら、各生徒に向けて最適な形にカスタマイズした指導を行っています。

ステイライン

「わかったつもり」を卒業する

やってもやっても力がつかないという場合、その原因の多くはこの「ステイライン」にあります。

よく、「復習が大事」と言われます。しかし学んだ知識、つまり復習する「ネタ」を、「しっかりと」頭に入れないことには、復習は効果を発揮しません。言いかえると、知識としてきちんと定着させるためには、学ぶ際にまずはある「一定ライン」以上の理解度にもっていく必要があるのです。この理解度ラインのことを、はんだ式では「ステイライン」と呼びます。

ステイラインを超えていない理解は、いくら復習しても定着しません。

このステイラインの概念は、勉強において非常に重要であるものの、感覚的な話であるがゆえにあまり強調して語られません。しかしひとたびこの意識が生徒の中に刷り込まれると、勉強の時間対効果(かけた時間に対する成果)は飛躍的に向上します。

塾長の繁田は、過去にSAPIXの講師として指導をしていた時代に、きちんとわかっていない生徒がいることに気づきながら(集団授業であるがゆえに)そのまま進めなくてはいけないことにもどかしさを感じていました。

こうした生徒は、そのように「わからない」状態、もしくは「中途半端な理解」の状態で放置してしまうことが、後々自分の首を絞めることに気づいていないのです。むしろ「中途半端な理解」であるということに、本人が気づけていないというケースも多々あります(いわゆる、わかったつもりになっている状態です)。

これが原因で、何度復習しても定着しないという悪循環に入っている生徒は、実は非常に多いのです。そこで、テスティーでは授業中に問いかけを多用することで、本人がきちんとステイラインを意識し、正しい感覚をつかめるように指導しています。どの程度の「わかった感」ならばその後につながる「わかった感」なのかということは、あくまで生徒の中での感覚ですから生徒自身に気づいてもらうしかないのですが、1対1でたくさんの「掛け合い」ができる指導スタイルを採ることで、テスティーでは生徒に正しいステイラインの意識を持たせることを実現しています。

本当に大事な話なので繰り返しますが、このステイラインの感覚を正しく身につけることで、成績の悩みは大幅に改善します。「実践」や「復習」の前にまずはステイラインを意識した正しい「理解」。これが成績向上のカギであり、はんだ式の「核」となっています。

ステイラインとは?

シメバツチェック法

間違いを「宝物」に変える技術

ステイラインをきちんと意識して学ぶことができたら、次は実践です。

成績を伸ばすためには、間違えた問題を疎かにしないことが肝心です。今までできなかった問題ができるようになれば成績は伸びます。

そのために大切なのが ①わかる というステップ、そして ②解ける というステップです。①についてはステイラインを意識して取り組むことが非常に大切です。その上で②なのですが、説明を聞いてわかった、もしくは解説を読んでわかったとしても、実際に「解ける」とは限りません。

そこで、解けるかどうかを確認するために、実践をする必要があります。その実践をやり易くするための方法がシメバツチェック法です。具体的には、間違えた問題はノートではなく問題集(テキスト)の方に「/」をつけておきます。

そして後の復習時に、正解できれば逆向きの「/」を入れて〆(シメ)の形にし、不正解ならもう1本「/」を入れて「//」の形にします。こうすることで、自力でできていない問題が一目瞭然となり、さらに「/」が複数重なっている問題は弱点であることもわかります。

このような小さなひと工夫で、間違えた問題を「大切に」することが、成績アップには欠かせません。

中学受験では、膨大な量の問題に取り組みます。その中で「できなかった問題」こそが、お子様の成長の種です。シメバツチェック法は、その種を確実に育てるための仕組みなのです。

メモリーサイクル法

脳科学に基づく、最適な復習タイミング

「間違い直し」と「復習」は違います。間違い直しは丸つけの直後にやるもので、これは知識を正しく入れ直す(インプット)作業です。その知識がきちんと身についたかの確認、もしくは長期にわたり頭の中に残るよう育てていく作業が復習です。復習するからこそ、知識は定着するのです。

ではこの復習、毎日やればよいのでしょうか?また宿題は、出された当日にやるのがよいのでしょうか。はたまた1週間かけて少しずつ進めるのがよいのでしょうか?

実はどれもベストな方法ではありません。

「エビングハウスの忘却曲線」という脳科学的な根拠に基づき、復習効果を最大にするタイミングにあわせた復習、これがメモリーサイクル法です。個人差はありますが、およそ最適なタイミングというのは決まっています。そのタイミングに合わせるために、あえて復習を「間引く(やらない)」日を作るのも、メモリーサイクルに基づいた復習ノウハウですので、メモリーサイクル法は復習回数を減らし、最大の効果を発揮するための方法とも言えます。

中学受験では、多くの塾で毎週大量の宿題が出されます。それを闇雲にこなすだけでは、効果は半減してしまいます。科学的に最適なタイミングで復習することで、同じ時間でも定着度が大きく変わるのです。

復習タイミングを見直すことで、知識の定着度合いが変わることは非常によくあります。テスティーでは生徒それぞれのスケジュールに合わせて、効果的なタイミングを提案します。

4科目の指導ポイント

はんだ式で、すべての科目に対応

はんだ式の3つの柱(ステイライン・シメバツチェック法・メモリーサイクル法)は、すべての科目に共通する学習の基礎です。その上で、各科目には独自の攻略ポイントがあります。

【算数】思考力と計算力の両立

中学受験の算数は、単なる計算力だけでなく、論理的思考力が試されます。はんだ式では、問題のパターン暗記ではなく、「なぜそう考えるのか」という思考プロセスを重視します。ステイラインを意識することで、解法の本質を理解し、応用問題にも対応できる力を育てます。

【国語】読解力と記述力の育成

国語力は一朝一夕には身につきません。はんだ式では、文章を正確に読み取る力、自分の考えを論理的に表現する力を段階的に育てます。特に記述問題では、ステイラインの考え方を応用し、「何を書けば正解になるか」を明確に意識させます。

【理科】知識と思考の融合

理科は暗記と思考の両方が必要な科目です。メモリーサイクル法で知識を確実に定着させながら、実験や観察の結果から考察する力を養います。シメバツチェック法で弱点を可視化し、効率的に学習を進めます。

【社会】体系的な知識の構築

社会は膨大な知識量が求められる科目です。はんだ式では、バラバラの知識を詰め込むのではなく、歴史の流れや地理的な関連性を意識した体系的な学習を行います。メモリーサイクル法により、一度覚えた知識を長期記憶として定着させます。

すべての科目で、はんだ式の3つの柱を活用することで、効率的かつ確実な成績向上を実現します。

はんだ式の成果

確かな実績が証明する、はんだ式の効果

はんだ式は、単なる理論ではありません。実際に多くの生徒が、この学習法で志望校合格を勝ち取っています。

主な合格実績

開成中学校、麻布中学校、武蔵中学校、駒場東邦中学校、桜蔭中学校、女子学院中学校、雙葉中学校、豊島岡女子学園中学校、慶應義塾中等部、早稲田中学校、海城中学校、芝中学校、巣鴨中学校、本郷中学校、攻玉社中学校、世田谷学園中学校、鷗友学園女子中学校、吉祥女子中学校、頌栄女子学院中学校、他多数

保護者様・生徒の声

  • 「ステイラインの考え方を学んでから、復習の質が明らかに変わりました。同じ時間勉強しても、定着度が全く違います。」(小6男子 保護者)
  • 「シメバツチェック法で弱点が一目でわかるようになり、効率的に学習できるようになりました。志望校に合格できたのは、はんだ式のおかげです。」(小6女子)
  • 「メモリーサイクル法を取り入れてから、忘れることが減りました。以前は何度やっても覚えられなかった社会の年号も、今ではスラスラ言えます。」(小5男子)
  • 「繁田先生の指導で、息子が勉強を『作業』ではなく『理解すること』として取り組むようになりました。成績だけでなく、学ぶ姿勢そのものが変わりました。」(小6男子 保護者)

はんだ式は、お子様の学力を根本から育て、中学受験の成功へと導きます。

ぜひ一度、体験授業ではんだ式の効果を実感してください。

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