ジャイアントキリング(逆転合格)を呼ぶもの
おはようございます。
個別指導塾テスティー塾長の繁田和貴です。
突然ですが皆さんは大逆転した経験はありますか?
予測できない結末が待ち受けている瞬間、それはまさに大逆転の始まりです。
誰もが絶望し、諦めかけた時に、まさかの展開が訪れたりします。
その瞬間を迎えるまでの緊張感、そして最終的に勝利を手にするまでの道のりには、計り知れないドラマが隠されているのです。
…と、少し話しすぎてしまいましたね(笑)
なぜこんな話をしたかというと
実はこういう泣けるような大逆転劇って、
私たちが指導している中学受験でも毎年あることをお伝えしたかったからです。
模試での合格判定が20%以下という状態から逆転合格をする子たちが必ずいるのです。
実際、数年前に私が直接教えた子でも、学校別オープンで合格率20%から逆転した子がいました。
周りの友達は、誰も彼女が合格するとは思っていなかったのではないでしょうか。
合格ラインに近づけるとすら思っていなかったかもしれません。
だって、誰も彼女がどれだけ懸命に勉強したか、そのためにどれだけのものを犠牲にしたかを知らなかったのですから。
女子学院合格の報告を電話で受けた時には、私はつい大号泣しました。
この子だけでなく、他にもたくさんの子たちが逆転合格を果たしてきました。
(そんな滝口さんの合格体験記はこちら!)
志望校別模試では合格率20% 2ヶ月で女子学院に逆転合格!→
受験での成功の鍵
ジャイアントキリングは受験でも起こせます。
ただし、それは本気で努力をした場合だけです。
たとえ模試で思うような成績が取れていなかったとしても、最後まであきらめずに全力で勉強しましょう。
ただガムシャラにやるのではなく、自分の現状を把握し、ゴールに向けた最短距離の勉強を考え、計画的な行動をしていきましょう。
このあたりは、よくよく塾の先生とも相談してみると良いと思いますよ。
質でも量でも他の子を圧倒する勉強をして、ラストの追い込みで逆転合格を目指しましょう!
指導者の役割
最後に、ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフヘッドコーチの名言をご紹介しましょう。
ヘッドコーチの重要な仕事とは、選手が信じることのできる環境を創造することです。
迷いがあったら、練習や勉強に集中できません。
それでは力を伸ばすことはできません。
勝負の場で力を出し切ることもできません。
「信じさせる」ことはコーチとして重要な力です。
これは受験でも同じですね。
子どもが合格を信じることができる環境を創造すること。
それが我々指導者や親といった、受験生を支える大人にとって重要な仕事だと思います。
信じさせるためには、説得力ある合格への道筋・作戦を示すことです。
もちろん押し付けはNGです。
ただ、現状分析を助け、ゴールに向けた最短ルートを一緒に模索し、計画に落とし込むのを手伝ってあげてください。
合格への道を信じて突き進めるように、子どもたちをサポートしていきましょう!
それでは!
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