合格体験記

集団塾からTESTEAに転向して特別奨学生も合格

■ 渡邉輝一くん

僕が塾に通い始めたのは三年生の十月です。最寄駅の近くにサピックスがあったので、入塾テストを受け、通うことになりました。その頃僕は、中学受験がどういうものかわかっていませんでした。いざ、サピックスに通い始めると、先生の質問に対し、周りは普通に答えているのに、僕は質問の意味が全くわからず、ただただ「あと何分で授業が終わるか」ばかり考えていました。成績はどんどん下がり、僕は、「こんな成績でサピックスに通う意味があるのか、そもそも中学受験をする意味があるのか」と思うようになり、体調もどんどん悪くなってしまいました。それを見たお父さんとお母さんが、まずいと思ったようで、僕はサピックスをやめて、お父さんが見つけてきたTESTEAに通うことになりました。

 

僕の体調が正常に戻ったのは、TESTEAに通い始めてからです。僕は、今まで個別指導塾に通ったことがなかったので、最初は少し緊張しました。TESTEAは、集団塾とは違い、僕だけのための授業なので、先生は僕のわからないところをちゃんと教えてくれます。一人だけ取り残される不安もありません。授業をしっかり聞いて問題を解くうちに、僕は初めて自力で問題を解くことができました。そして、だんだんと分かることが楽しいと思うようになりました。そのうち時間を気にせず授業を受けるようになり、「え?もう授業終わりなの」と思うこともありました。

 

僕がTESTEAに通うことに慣れてきた頃、お父さんとお母さんが近くの佼成学園という学校を見つけてきて、「説明会に行ってみない?」と言いました。試しに行ってみると、みんなすごく楽しそうで、部活も盛んだったのでいいなと思いました。何回も説明会に行くうちに、どんどん佼成学園に行ってみたくなり、佼成学園が僕の志望校になりました。

 

佼成学園はコース分けがされています。僕は、一般コースには合格できる偏差値でしたが、僕の第一志望はもう少し難しいグローバルコースなので、今よりもっと勉強をしないといけないと思いました。その時にふと、「あのままサピックスに通い続けていたら、今頃もっと楽にグローバルコースをねらえたのかな?」と思い、お母さんに言いました。お母さんは「もし、あのままサピックスに通い続けていたら、今頃輝一はここにはいないよ。」と言いました。僕は「中学受験は自分の体を壊してまでやることではない」という大切なことに気づきました。

 

TESTEAの先生と勉強を続けているうちに、算数への苦手意識も減っていきました。六年生の夏期講習からは理科の授業も受けはじめ、十一月からは、得意科目だけれどしばらくやっていなかった国語の授業も受けはじめ、だんだん感覚を取り戻してきました。一月には社会の授業も受けはじめ、とうとう毎週四科目の授業を受けるようになりました。どの教科も先生が優しく、楽しく面白い授業をしてくださったため、僕は問題がわかるようになり、自信もついてきました。受験前の各授業最後の日には、各先生が「頑張ってね」と言ってくださり、最後にテスティーに行った日には、四教科の先生全員からの応援メッセージが書かれたカードを手渡してくださいました。

 

受験まで後二日でしたが、カードに書かれたメッセージを読むと、緊張がやる気に変わりました。たくさんの先生に応援していただいたおかげで、受験当日は、全く緊張せず、「今までやってきたことを全て出し切るぞ」という気持ちで臨むことができました。試験が終わった時、僕は自分に胸を張ってお疲れ様と言うことができました。

 

受験の結果発表は当日の二十二時でした。万が一落ちてしまった時のため、僕は勉強しながら発表を待ちました。発表まで後一分になると、受験の時は全く緊張しなかったのにすごく緊張してきました。サイトにログインし、結果を見たとき、桜の画像と合格という文字が見えました。その瞬間、僕が喜ぶ前にお父さんとお母さんが「すご~い!」と叫びました。すぐにTESTEAに電話をして、「グローバルコースに合格しました」と言うと、先生も喜んでくださったので、嬉しかったです。

 

ただ、翌日にはグローバル特別奨学生入試がありました。もしその試験で落ちてしまっても、グローバルコースの合格が取消されることはありません。お父さんとお母さんが「受けてみれば?」と言いました。僕は挑戦することにしました。試験が終わった時、これは落ちたなと思いました。

 

二十二時にいやいや結果発表を見ると、また、桜の画像と合格の文字が見えました。僕は、「嘘でしょ?」と思い、もう一度ログインしてみると、やっぱり桜の画像と合格の文字でした。お父さんとお母さんは喜んでいますが、僕は今でも信じられない気持ちです。

 

最高な家族と、最高な塾で、最高な先生たちに巡り会えて、最高の学校に合格できて、僕はとっても幸せです。佼成学園に入学してからも、最高に楽しい中学校生活を送りたいです。 

 

 

■ 渡邉輝一くん保護者様

この2年間、TESTEAの先生方が息子に寄り添い、成長を信じ、温かく励まし続けてくださったことに感謝いたします。息子の理解度や到達度をみながら、常にその時の息子に最適な教材を用いて授業を実施していただいたことで、息子は無理なく学習を続けることができました。

 

時には1学年下の教材を使用する柔軟さや、相談したその日から教材を変更いただける迅速さは、本当にありがたかったです。ある時は、大手進学塾の模試を受けてもほぼ白紙解答になってしまうことを相談したところ、「難しすぎる模試を受けても取り組む問題を選択する練習ができない」と、首都模試を紹介してくださいました。おかげで息子は嫌がっていた模試も前向きに受験するようになりました。

 

苦手な算数の力がついてきたところで、受験に向けタイミングをみながら1科目ずつ受講科目を増やしたり、ある程度全体の力がつくのを待ってから過去問に取り組ませたり、すべて息子の成長に合わせ、丁寧に進めていただいたことに大変満足しています。また、志望校対策についてもとても心強かったです。

 

学校説明会で聞いた内容をお伝えすると、すぐに各教科の授業に反映してくださいました。息子は「すごいよ、先生たち全員、佼成学園の出題傾向がわかってるんだよ。」と嬉しそうに話してくれました。よく「中学受験はチーム戦」と言われますが、このたびの息子の受験を通してそれを実感しました。

 

TESTEAの先生方は、我が家にとって本当に心強いパートナーでした。心からお礼申し上げます。

 

 

■ 毛利先生より

受験直前の冬休みから輝一くんの社会を持ちました。

 

受験直前だったこともあり、苦手な公民の問題に苦戦していました。佼成の過去問演習では、毎年出ている公民の問題を一緒にたくさん勉強しましたね。回を重ねるごとに間違いが減っていって、とても頼もしかったのを覚えています。

 

輝一くんの素晴らしいところは、一度間違えたところを二度と間違えないよう復習して、自分のものにしてしまうところだと思います。

 

また、いつも楽しそうに授業を受けていたのも印象的でした。解説の際に興味を持った部分を深掘りして質問してくれて、とても楽しそうに取り組めたのが良かったと思います。

 

心から合格おめでとうございます。中高の6年間はもっと面白い授業や行事が沢山あると思います。輝一くんにはその持ち前の素直さと向上心で、最高の学生生活を送ってください。

 

応援しています。頑張ってください!

 

 

■ 坂元先生より

合格おめでとうございます!

 

輝一くんは、とても頑張り屋さんでした。授業に真剣に取り組み、宿題も毎回欠かさずやってきてくれました。その成果はきちんと見えていましたよ。秋頃にはできなかったことも、年末にはスラスラと解くことが出来るようになっており、感心しました。

 

コツコツと努力できるのはとても素晴らしいことです。この先、大きな壁にぶつかっても、必ず乗り越えてみて下さいね。乗り越えた後で振り返ってみると、その壁の低さに驚くかもしれません。中学校に進学してからも、様々な分野で努力を積み重ね、素敵な中学生になってください。

 

 

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