こつこつ勉強して苦手だった英語を武器に

■　坂上朝香さん

私は高2の秋頃に入塾しました。入ったばかりの頃は勉強時間も少なく、塾での自習の時間はほぼなく、授業を受けて帰るという日々を過ごしていました。まずは英語の力を早く身につけたいという思いがあったので、最初は英語の授業から開始しました。週1回単語テストを実施してもらい単語力をつけようと思ってはいたものの、暗記をする努力が足りず低い点ばかり取っていました。しかし周りの雰囲気もだんだんと受験に切り替わっていき、私も周りに置いておかれることに焦りを感じ、冬休みは自習の時間を増やして勉強の習慣が確立していきました。基礎的なことがまだまだ全く身についていなかったので、3年生に上がる前に特に英単語や文法などインプットできるものに取り組んでいました。

少しずつ知識も定着していき、単語や文法と並行して長文読解の授業も始めたのですが、単語がまだ十分ではなく、授業で行っていた長文の和訳などに手こずることもありました。先生方からまずは単語を覚えなければ長文の理解もリスニングもできるようにならないと言われていたので、授業での単語テストや自習で何度も繰り返しやることで身につきどんどん長文が読めるようになりました。私立文系の受験には英検のスコアを求められることが多かったので単語力の次は英検のスコアをあげることを目標としました。

3年生の4月までに日本史の通史は終わっていたのですが、細かい知識の部分や時系列で覚えるということを怠っていて模試の点数も伸びず勉強法に悩んでいたのですが、先生に不安な部分を相談し、改善することができ、日本史の勉強が楽しくてやりすぎてしまうこともありました。3年生の夏に初めて英語の過去問に挑戦した時、全く歯が立たず、大丈夫かなと不安に思うこともありましたが、授業で過去問の特徴やそれぞれの大学に対する対策を教わり、徐々に点数が上がっていき、受験に対するモチベーションも上がっていきました。

共通テストではよくない結果に終わってしまいましたが、終わった後、先生が一般の試験に向けてのアドバイスをしてくれてすぐに気持ちを切り替えることができました。国語は一般試験の直前に授業を取りましたが、少ない時間で最後の最後まで国語と英語の過去問を分析していただき、本番では緊張せず先生方が言っていたことを思い出し落ち着いて、受けることができ、最終的に中央大学に合格することができました。

■　杉山先生より

坂上さんまずは合格おめでとう！

ちょうど1年ほど前から英語を教えてきましたが、坂上さんの英語力の伸びには正直驚かされました。

文法を教え始めたときは「知らないです…」「わかりません…」「…」の連発で、おいおいと言いたくなるようなこともありました笑。しかし、受験が近づいていくにつれて、今までのそれが嘘だったかのように、僕のする質問に対してすぐに正解が返ってくるようになり、目に見えて坂上さんの英語力が上がっていったのは講師としてとても嬉しかったです。

何よりすごいと感心したのは、坂上さんの向上心です。自分から「単語のテストがやりたいです」とか、「文法復習して欲しいです」と言ってきてくれる度に「この子すごいな、僕も期待に応えてあげなきゃ」と思わされました。少し多いかなと思って宿題を出した時も「大丈夫です」と言ってちゃんと全てやり遂げてきてくれました。

こうして合格に漕ぎ着けることができたのは、間違いなくこの坂上さんの向上心が生んだ結果だと思います。

これからもそのまっすぐな向上心を武器にして、新しい目標に向けて頑張ってください！応援してます！