基礎から勉強を継続し第一志望の大学に合格！

■　鈴木一真くん

僕は今年、第一志望であった明治大学に合格することができました。

僕は学校の成績が学年で最下位争いをするほど悪かったため、高一の頃からTESTEAに通い始めました。入塾当初は定期テスト対策で精一杯で、受験勉強のことなど何も考えていませんでした。高二の頃もやはり定期テストで目一杯で、出された課題に真面目に取り組まずにいました。しかし、毎週英単語テストをやって下さったため、少しずつ単語を覚え、また文法も、品詞の種類や使い方のような本当に基本の所から教えて下さったため、徐々に基盤を作っていくことが出来ました。

高二の終わりになり日本史を取り始めました。日本史は初めの頃一から通史をやってくださったのですが、予習復習を怠っていたため身に着けることはあまり出来ませんでした。高三になり、そろそろ間に合わないのではと思い、やっと本腰を入れ始めました。出された課題をしっかりとやるようになると徐々に成長を感じられるようになり、定期テストでも六年目にして初めてクラス一桁に入ることができました。また日本史では、過去問をやったことにより、河合模試で人生初の偏差値60超えをとることが出来ました。夏になり過去問をやり始めると、英語も日本史もまだまだ合格からは遠く、日本史では半分を下回ることが度々ありました。そこで小杉先生にとにかく教科書を読めと言われ、何週もしていると着実に穴を埋めることが出来ました。さらに、過去問演習で問題に関連する大切な所の補足や、苦手なところのまとめをして下さったため日本史に自信がつき、本番では一度も7割を下回ることがありませんでした。

英語は本番が近づくにつれ過去問演習が多くなるとどうしても授業時間内に終わらなかったため、山崎先生は授業時間が過ぎても見てくださったり別日に時間を設けて下さったりしてくださいました。本番中もその日に採点して下さったので、安心して次の試験に向かうことが出来ました。

TESTEAで僕は、一年前には考えられなかったような景色を見ることが出来ました。

最後まで見限らずに合格まで連れていって下さり本当にありがとうございました。

■　山崎先生より

高2の春より英語を担当させていただきましたが、当時は学校の定期テストはおろか、毎週の小テストでさえボロボロでしたね。残された時間は多めにあるとはいえ、本当に受験に間に合わせられるのかと心配になったのを今でも鮮明に覚えています。

一緒に英語を学習し始めてしばらくは文法と単語を一から詰め直しました。私は文法の指導の際には解答の根拠を、単語の学習については原義・ニュアンスのイメージ作りを強く意識してもらえるように心がけるのですが、一真くんほど私の言いつけを実直に守ってくれた生徒は他にいません。成果が得点という目に見える形で表れるまでは多少時間を要しましたが、基礎の部分で思考することを怠らなかったことが後の飛躍につながってくれました。

総合演習や過去問演習を始めてからは、詰めの甘さは散見されましたが、安定して得点を残せるまでに成長を遂げていましたね。そして詰めの甘さについても、最後はタイトな受験日程の合間を縫ってまで質問をしに来るなどして着実に解消していってくれました。非常に頼もしかったです。

こうした努力がいくつもの合格となって結実したことが非常に嬉しいです。本当に合格おめでとう！そしてお疲れさまでした。

一真くんの大学生活、さらにはその後の人生が充実したものになることを祈っています。約２年間ありがとうございました。

■　小杉先生より

まずは明治の政経合格おめでとうございます。

思い返せば「第一志望 明治大」は夢のまた夢みたいな状態でした。それくらい入塾当時の日本史は悲惨でした。通史から始めましたが学習に対する意識も皆無だったので演習に入れる状態でもありませんでした。

それでも高三に上がり、コロナの騒動もあり気づけばもう受験生の夏に入ってしまうというような時期に入って、急に焦ったのか一気に勉強への意識が高まりました。日本史に関してはとにかくまずは軸となる部分から、ということを強調し続けました。また基礎をとにかく固めて欲しいという思いから(私大向けの細かい知識に手を伸ばすより)まずは教科書ということを言い続けました。

伸び代がかなり大きかったこともあり夏休みはものすごい成長を感じることができました。その後はモチベが下がってはなんとか持ち上げて、ということを繰り返し続けなんとか受験期を走りきりました。最終的には教科書の内容をほとんど覚えていて極端なやつだな、とは思いましたが、基礎の部分をおろそかにしなかったことが本番で安定した日本史の結果を維持し続けたことにつながったと思います。