合格体験記 2017年

中学受験の部

あと10カ月間で合格の可能性を最大限に高めるために必要なこと

■ N.Iさん

私はテスティーに通う前は、集団塾だけで受験勉強をしていました。5年生の終わりごろから、授業がとても難しく感じるようになり、模試の偏差値が上がらなかったり、下がったりして、焦っていました。そんなとき、お母さんがテスティーのチラシを見せてくれました。

集団塾でわからないところを、ここで1対1で補習してもらえれば、もっと成績が伸びるかもしれない。そう思って、テスティーに通いたいとお母さんに伝えました。

すぐにお父さんが庄司先生といろいろ相談してくれて、算数を集中して伸ばすことにし、4月から通うことになりました。また、夏休みには理科もテスティーで教えてもらいたいと両親に相談しました。その結果、苦手な項目に絞って、夏に6回、入試直前に2回、理科の授業も受けることになりました。

教室に入った最初の印象は、自習している人たちが集中しているということです。みんなすきま時間を活用しているんだなあと思って、自分もがんばらなければと感じました。

テスティーのよかったことは、3つあります。

1つ目は、若い先生が多いことです。あまり年上の先生だと話をしにくいのですが、塾や学校の先生と友達の間ぐらいの感じがして、気軽にいろいろと質問ができました。

2つ目は、自習室です。校舎が家から近かったので、集団塾のない日は学校から帰るとすぐ自転車で自習室に行きました。授業がある日はその前後に授業を受け、授業がない日はそのまま夜まで自習をしました。授業は基本的に算数だけでしたが、理科や社会のわからないところも、そのとき教室にいた先生に質問すると、教えてもらえました。模試などのない土曜日は、1学期は午後から夜の6~7時前まで、2学期以降はお弁当を持って朝から自習室に行って、夜の6~7時前まで勉強をしました。近くの授業の声が気になる時もありましたが、家で勉強するよりも自習室のほうがずっと集中できました。それから、勉強の合間に飲んだウォータークーラーの水がおいしかったです。

3つ目は、自分のペースで勉強できたことです。集団塾では進むペースが速くて、ちゃんと理解できていなくても次の単元に進んでしまいます。質問対応の時間もありましたが、他の子も質問しているので、十分に利用することはできませんでした。テスティーの授業は先生と1対1なので、苦手なところも私がわかるまで、私のペースに合わせて丁寧にわかりやすく教えてもらえました。たとえば私は「速さ」や「相似」の問題が苦手だったのですが、わかるようになったのがとてもうれしかったです。

入試を終えて思うのは、苦手な科目や単元を克服するのは大事だということです。私は算数が「苦手だな」「嫌だなあ」と思っていましたが、解ける問題が少しずつ増えていって、苦手ではなくなりました。少し自信がついた気がします。理科も水溶液の問題が難しいと感じていたのですが、「あっ、わかった!」「解けた!」と思うようになりました。

それから、私は模試の成績が伸びなかったり、下がってしまったりすることもあって、イライラしたり落ち込んだりしました。でも、そこであきらめないで勉強し続けていれば、成績が上がっていくことがあるとわかりました。これから受験をする人も、つらいときでもがんばってください。

 

 

■ 保護者様

まずは、算数を担当してくださった鈴木先生、理科を見てくださった太田先生、両親の相談に乗ってくださった庄司先生、そのほかお世話になった先生方、ありがとうございました。

テスティーのことを知ったのは、娘が6年生になる直前です。チラシをきっかけに、本人が授業を、保護者は庄司先生の個別アドバイスを、それぞれ体験しました。

体験授業の結果と当日持参した数回分の模試の結果などを基にした、庄司先生のアドバイスはとても現実的かつ的確でした。

「集団塾の補習をお願いしたい」「あと10カ月間で、合格の可能性を最大限に高めたい」という希望をお伝えしたところ、「科目は算数に絞る」という提案をいただきました。理由は「テスティーに割ける時間を考えると、4教科すべての十分な補習は難しい」、「算数は一般的に配点が高いうえ、合否の差がつきやすい傾向がある」「現在の成績から考えると、算数が最も伸ばしやすい」、「算数が伸びると、理科の計算問題の正答率もアップする」など。

楽観的過ぎず、かといって過度に不安をあおることもない、淡々とした誠実な話し方から、「この先生なら信頼できる」と私たちは感じました。娘の体験授業に対する感想も「わかりやすかった。通ってみたい!」というものでしたし、担当してくださった鈴木先生の分析も、娘の弱点を鋭く指摘してくださっていたので、入塾を即決。そのまま鈴木先生が入試直前までの10か月間を担当してくださいました。

「学習チェックノート」を通じての鈴木先生とのやり取りでは、まずは几帳面で読み易い文字が印象的でした。コメント欄には「今回学習したテーマ」「その中で一番大事なポイント」「間違えてしまう原因」「その対策」といったことが整理されて書かれていました。いまひとつ漠然としていた娘の「わからない」が、項目ごとに「見える化」され、少しずつ解消されていくように感じたことを思い出します。

終盤は過去問が中心になったこともあり、「間違えてしまう原因」も基本的なものから応用的なものへとグレードアップ。徐々に力が付いてきていることがわかり、緊張と不安が高まる中、とても心強く感じました。

理科の太田先生も、夏休みと入試直前を通してご担当。「ばね」「てこ」「水溶液」「滑車」など、苦手な項目を指導いただきました。入試直前のコメントでは「たくさん演習した分が身についてきたようです」と書かれていて、娘のがんばりが少しは報われたように感じました。

テスティーの自習室を、娘は大変気に入ったようです。学校から帰宅後にいつも聞こえてくるのは、「これからテスティーに行ってくる!」という元気な声。授業も含め、本当に長い時間を校舎内で過ごさせていただきました。

最後になりましたが、御礼です。

鈴木先生、娘の最後の貴重な10カ月間、娘の個性を理解して的確にご指導してくださり、また、入試当日の朝に娘が緊張している中、校門で握手をし、メッセージの入った「キットカット」を手渡してくださり、ありがとうございました。娘は集団塾で「入試当日に受験校で塾の先生から握手をしてもらうと、点数が1点以上は上がる」と言われていたらしく、「集団塾の分に加えてもう1点、上がった!」と思ったそうです。この2月1日の午前受験ではリラックスできたのでしょうか。娘はこの試験で第一志望の実践女子学園中学校に合格できました。

太田先生、理科に関して「1分野でも2分野でも『少し得意』と思えるテーマができるように」というお願いを実現してくださり、ありがとうございました。

代講を担当された先生方、自習室で質問に丁寧に対応してくださった先生方、ありがとうございました。

そして、庄司先生!

節目節目でいろいろと相談に乗って的確なアドバイスをしてくださり、また、何よりも鈴木先生と太田先生を娘に引き合わせてくださり、本当にありがとうございました。

「がんばれば、できる」ということを、合格という形で娘が実感できたのは、かけがえのないことでした。改めまして、関わってくださった先生方に心より感謝申し上げます。

 

 

■ 鈴木実緒さん

Nちゃん、合格、心からおめでとうございます。はじめてNちゃんと会ったとき、なんてパワフルな子なのだろうと思ったことをよく覚えています。いつでもどこでもハイテンションなNちゃんに、授業をするたびにこちらが元気を分けてもらっていました。

 算数に関しては、どういう問題の時に、どのような解法を用いればいいのかが整理しきれていなかったために点数がのびなやんでいましたね。それでもNちゃんのその持ち前の明るさで辛抱強くポジティブに取り組み続けた結果、受験の直前には「これはどうやってとくの?」と尋ねるとすぐに答えが返ってくるようになっていました。課題がたくさんある中で一つ一つ丁寧にこなしてきたNちゃんだからこそ、こうやって合格を掴みとれたのだと思います。

 中学受験は終わりましたが、これからは新しい環境で一からスタートですね。これからたくさん楽しいことも、うれしいことも、時にはつらいこともあるかもしませんが、Nちゃんのその周りも明るくする才能でどんなことも絶対に乗り越えていけると思います。勉強に部活に、忙しくなると思いますが最高の6年間を送ってください。

改めて合格おめでとう。また顔を見せにきてね。

 

 

■ 太田咲紀先生

Nちゃんの理科を小6の夏期講習、受験直前の二回の期間持ちました。
Nちゃんは疑問点はなんでも質問してくれる子だったので、こちらから問題を渡すだけでなく、彼女の自習中に出てきた質問にも対応していく形で進めていきました。

夏期講習では主に苦手なてこの単元を演習しましたが、彼女が自主的に持ってくる質問は基本的に得意な分野ばかり…笑苦手な分野は進んで勉強したがらず、なかなか自力で解くのは難しそうな様子でした。

しかし、受験直前に再び彼女の理科を担当すると、苦手だったてこの単元は自力で解けるようになっており、入試問題の演習にスムーズに取り組むことができました。とても嬉しかったことを覚えています。

Nちゃんの合格は苦手な分野から逃げずに取り組む姿勢に変わったことから生まれたと思います。中学以降もこの調子で頑張ってもらいたいです。
Nちゃん、合格おめでとう!!

 

合格体験記写真 石渡夏海

 

 

 

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