合格体験記 2016年
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集団塾と個別指導の併用で国語を克服し開成合格!
■ 守屋大輝くん(開成中学校進学)
僕がテスティーに入ったのは6年生の6月でした。それまでは集団塾に通っていたものの、七夕の願いごとで成績向上について書き、その月だけ成績が上がって喜ぶというような生活をしていて、努力はほとんどしていませんでした。そのせいか志望校の名前とかみ合わない成績だった上に、苦手な国語では授業中に寝てしまうほどやる気が持てませんでした。このままではいけないと思った母がテスティーについて話してくれ、僕はテスティーに入ることを決めました。
テスティーに入って最初にしたことは読解の基本を徹底することです。本文を要約する方法を先生から学び、まずは何回かかけて要約の練習をしていきました。次に知識の量を増やすためにプリントの問題を家で解き、覚えたかをテストするという方法をとりました。このテストでは回によって得点差があり、特に再テストになった時にはテストの追い込み以外の勉強でははじめて「やばい」と思えました。
秋から開成中の過去問を解いていきました。集団塾で一回やった後のことだったのである程度は解けていましたが、実力ではなく記憶によることであり、とれない問題も多くありました。この勉強の中で最も印象深かったのは「開成中学校が求める人物像」についての話です。どのような人を求めているかを考え、それに基づいた答案を書くという方法をとれば得点は取れるし、答案は書きやすくなるしの一石二鳥です。
10月からは理科も教わることにし、さらに知識量を増やしていきました。またこのころからは自習室にも通うようになり、前と比べて勉強量が増えるようになっていきました。
こうして最後のあがきを終えた僕は開成中学校へと行き、その2日後に合格証明書をもらうことができました。短い間でしたが僕を合格へと導いてくれたテスティーの方々には感謝しています。本当にありがとうございました。
■ 保護者様
息子は5年生の頃から漠然と開成に行きたいという思いを持っていましたが、 好きな算数は積極的に勉強するものの苦手な国語の読解には手が出ず、勉強しなければという気持ちはあるもののゲームがしたい、テレビが見たいという欲求のほうが強く成績も下がる一方でした。そこで近所に個別で見ていただけるテスティーを知り、体験授業を申込みました。 マイペースな息子にじっくりと向き合い、必ず褒めて下さる。「すごく分かりやすい!」と嬉しそうに帰って来た顔を見てお世話になることを決めました。
確実に増えた国語にかかわる時間が自信になり半年ほどで国語の成績も安定してきましたが、まだ開成合格にはもうひと踏ん張りが必要で6年生の10月から理科も見ていただくことにしました。私が言ってもスルーする言葉もテスティーの先生方に言われると『やらなければ!』という気持ちになっていたようです。苦手な単元を把握しプリントにして下さり何度も繰り返し教えていただきました。冬休みの空いている時間は極力自習室に行くようにし、担当外の教科の質問にも丁寧に説明していただき良いリズムができていたように思います。
当日に読むように渡されたお手紙に笑みをこぼしリラックスして入試を迎えることができました。
合格発表の日、一時期は諦めかけていた番号を見つけた時の喜びは今も忘れることができません。最後まで丁寧に対応していただき本当にありがとうございました。感謝申し上げます。
■ 守屋大輝くんへ講師からのことば
■ 鈴木実緒先生
大輝くん、合格心からおめでとう!一緒に国語を勉強し始めたのは、小6の夏でした。この頃から既に志望校は決まっていたのでそれを念頭にひたすら文学的文章と論理的文章を演習しましたね。秋になってからは過去問演習がはじまり、テスティーでは徹底的にその直しを行いました。はじめの頃はバツが連なる解答用紙にため息がこぼれることもありましたが、回数を重ねていくごとに苦手だった心情の読み取りも正確になり、記述でも要素の取りこぼしがなくなってきてどんどん合格に近づいているという実感が出てきました。点数にも結びつくようになっていたので、あとは実際の試験で読みにくい文章が出ないことばかりを願っていました。この合格は努力を積み重ねてきた成果だと思います。
一年を振り返って、大輝くんがなぜ合格を掴みとれたのか考えてみました。私は大輝くんの「素直さ」が重要だったように思います。人の話をよく聞き、それを自分のものにしてしまう力。薦められたことをとりあえず実践してみる力。それらが合格をもたらしてくれたのではないでしょうか?
その「素直さ」は中学受験においてのみ大事なものではありません。これから先まだまだ続く大輝くんの人生をより豊かにしてくれるものだと思います。その素敵なところをなくさず、新しい環境でも大輝くんらしく頑張ってください。ずっと応援しています。
■ 庄司俊平先生
開成中学合格おめでとう!
守屋君は、自分で算数の問題をつくって持ってきてくれるような、考えることを楽しめる生徒でした。その反面、気が向かない勉強はとことんしない面もあり、えっ、こんな難しいここができているのに、ここ覚えてないの?と驚かされることもよくありました。
過去問演習を一通り終えた後はひたすら苦手なところだけに特化して授業で扱っていきました。守屋君にはわりと本気で嫌がられていそうでしたが笑。そんな中でも素直にしっかり頑張ってくれて、どんどん得点力を伸ばしていってくれました。
発表の日に教室に報告にきてくれた時の守屋君の第一声を今でも鮮明に覚えています。「受かっちゃいました、、、」まだ信じられないというように、でももちろん嬉しそうに言ってくれました。大丈夫!実力です!!大きな目標へ向けひたむきに努力して結果へつなげる、本当に立派なことだと思います。
中学受験を通してのこの経験は、これから先もきっと守屋君の力になってくれると思います。進学後新たなステージでも、色々なことにチャレンジして、新たな目標へ向けて頑張ってください。応援しております。