合格体験記 2016年
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帰国生入試にも対応。合格後も継続して勉強できる!
■ K.N.くん(東京都市大学等々力中学校進学)
僕がテスティーに通い始めたのは、6年生の9月の初めでした。それまでは集団塾の夏期講習を受けただけでした。というのも僕は小学2年生から6年生の一学期の途中まで海外に住んでいました。受験する予定はなかったので、学校の勉強しかしていませんでした。ところがお父さんの仕事の都合で日本に帰ることになり、受験することにしました。最初に通った集団塾の夏期講習は、先生が教えてくれることのほとんどが理解できませんでした。このままではダメだろうと思い、大人数の塾ではなく先生と1対1で教えてもらえる塾に変えて欲しいとお願いして、テスティーに通うことになりました。
先生たちはみんな優しいし、個別指導なので授業の内容を自分に合わせてくれて、とてもわかりやすかったです。授業中にも時々雑談を混ぜてくれるので、飽きずに楽しく学べました。そのおかげでテスティーに通った約3ヶ月間で受験に合格することができました。それも全て、算数の太田先生、国語の塩山先生、自習や色々な相談に乗ってくれた平澤先生のおかげだと思っています。
それまで得意だと思っていた算数ですが、自分の弱点は途中式を書かないことだと指摘されていました。確かに途中式を書かないと、どこまで計算したかを忘れてしまうし、見直しをする時にどこで間違えてしまったかわからなくなります。他にも一部の公式を覚えることが苦手でした。そのせいか算数の過去問や模試でも空欄を作ってしまったり、ケアレスミスをしてしまったりすることもありました。
1校目の入試は第一志望の学校でした。すごく手応えを感じて自信もありましたが、残念ながら不合格でした。とても悔しくて泣いてしまいました。ごはんも食べずに布団をかぶって泣いているうちに眠ってしまいましたが、目が覚めた時には気持ちが切り替わり、3日後の2校目の入試に向けて勉強を始めました。わからないところは自習室に行って先生に教えてもらい、ギリギリまで諦めずに頑張りました。そして一生懸命に教えてくれた先生たち、自分をずっと応援し続けてくれたお父さんとお母さんのおかげで、東京都市大学等々力中学校に合格することができました。第一志望の学校に落ちてしまった直後だったし、そこよりも偏差値が少し高い学校だったこともあり、合格発表の時は少し自信がありませんでした。その分だけ合格を知った時の喜びや感動が大きく、あの時のことを思い出すと今でもついニヤけてしまいます。
中学に進学するのは嬉しいけれど、やはり不安なこともあります。例えば理科や社会などが全然わからないことです。一般入試で合格してきた人たちに勉強面でついていけるのか、新しい友達はできるのかなども不安です。でも自分には先生や両親、友達など頼れる人がたくさんいます。不安なことより楽しみなことがたくさんある方が絶対に充実した中学校生活が送れると思うので、これからも頑張りたいです。
■ 保護者様
私たち親子がテスティーに出会ったのは、6年生の8月末でした。その年の6月まで海外に住んでいて、勉強は日本人小学校の授業と英語の塾のみ、受験勉強は全くしていませんでした。中学受験を決めたのは7月下旬、帰国生入試まであと4ヶ月という状態でゼロからのスタートでした。
取り急ぎ帰国生専門の集団塾の夏期講習に通いましたが、その時点では既に過去問などを中心とした様々な演習を積み重ねていく段階に入っており、問題の解き方すら理解できていない息子にとっては非常に辛い講習だったと思います。
夏期講習も終わりに近づきましたが、そのまま集団塾に通っても3ヶ月後の帰国生入試には間に合わないだろうと考えて個人指導塾を検討しました。いくつかの個人指導塾に足を運びましたが、たまたま通りかかりに見つけたテスティーで繁田先生とお話する機会に恵まれ、数ある個人指導塾の中でも的確に息子の問題点を指摘し、解決する道標を示してくださったテスティーにお任せしようと決心しました。
国算2科目での受験のため週2回、その他の習い事のない日は自習室に通いました。集団塾の夏期講習の頃は常に自信がなさそうで辛そうな様子だった息子ですが、テスティーに通いはじめてしばらくすると変化が。1対1なのでしっかり自分を見ていてくれること、安心して質問できること、理解できないところも根気よく指導してくださること、宿題をサボって叱ってくれたり、面白い話をしてくれたりと息子の気持ちをしっかり掴んでくださったようです。理解でき問題が解けそれが自信につながって、勉強に対する意欲が深まったように感じました。また帰国生入試は面接もあるため、面接対策もしてくださり本当に助かりました。
当初は受験が終わったら塾は辞めると言っていた息子、その息子が合格後もテスティーで勉強を続けたいと言ってきた時、テスティーを選んで本当に良かったと思いました。先生方、本当にありがとうございました。そして引き続き、親子共々よろしくお願いいたします。
■ K.N.へ講師からのことば
■ 太田瑛介先生
N君、まずは合格おめでとう。合格を聞いたときは本当に安心しました。
そもそも中学受験算数というのは小学校で習う算数とは全く異なり一から学ばなければならないものです。しかしN君は受験を始めるのが六年生の9月からということでしたので、一秒たりとも無駄にできないと思い、毎授業で雑談を挟む時間もなく早足で授業をしました。宿題も多く出していました。もしかしたら面白くないと思っていたかもしれません。出した宿題をやってこなかったりと意識的にも受験に対する甘さを時折感じていましたので、厳しい言葉を投げたこともありました。その内、徐々に彼自身の意識も変わったように思います。授業も宿題もしっかりこなし、冬からは予想以上に伸びていきました。帰国生入試だったこともあり、受験日が早く、全範囲をやりきることができず厳選して受験日直前はこなしました。第一志望が落ちても塾では弱さを見せず勉強している姿には心打たれました。その心の強さが合格へと繋がったのだと思います。中学に入ると全てが新しいものなので、ぜひ全てに全力で頑張ってください。
■ 塩山もも先生
私はNくんの国語を担当していました。初めて授業をしたとき漢字は苦手だけど思ったより読解力はある子だなという印象を抱いたため、漢字や語彙の問題を重点的にやろうと計画を立てました。実際、それで良かったのだと思います。受験まであまり日数もなく、きちんと点数を取るには非常に有効な手立てでした。読解においては勘が鋭く理解力も高かったため、最後まで不安は少なかったです。Nくん自身は授業中退屈したら絵を描こうとしたり、眠くなったら思いっきり寝ようとしたりとやんちゃな子でしたが、今でもテスティーを続けていると聞き、メリハリのついた授業が合っていたのかなと嬉しく思っています。
これからもテスティー講師と二人三脚でがんばっていってね。改めて、合格おめでとう。