合格体験記 2012年
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苦手な英語でセンター192点。最難関東大合格!
■ 佐野勝哉くん
体験記ということなので自分のことをつらつらと書き連ねていこうと思うのですが、ふたを開けてみればかなり運の良かったパターンだったことがわかりました。
僕は東大に受かったこともあり、ある程度自分はできる子なんだなと思っていたのですが、この前部屋の掃除を行ったところ、いろんなものが発掘されました。
まず、東大の同日体験模試。合計得点が108点でした。物理が4点、理科を合わせても18点でした。偏差値を見るとそこまでひどい点数ではなかったのですが、これを2倍にしなければならなかったのだと思うとゾッとします。
次に、センター同日体験模試。合計622点。今回の足切が770点だったので、100点追加しても足りません。
他にも2010年10月の駿台模試も発掘され、数学は校内偏差値67。数学は得意な科目だったので素直に嬉しかったのですが、英語と国語がどちらも36…。東大やセンターの同日体験模試ではまだ「よくぞここまで成長した」と思えましたが、ここまで来ると「お前よく東大を第一志望にしたな」と思えてきます。
実はこれがまだましなほうで、さらに過去に遡ってみると全部の校内偏差値が40台というすさまじい結果もあったりして、「俺って本当はバカだったんだな…」と実感してしまいました。今でこそ笑い話で済む話ですが、浪人していたら後悔していたことは間違いないです。
はっきり言って僕は英語が大の苦手で、苦手意識を克服できたのはテスティーのおかげだと思っています。テスティーに入る以前からある程度自分自身で文法や単語の勉強はしてきていたのですが、東大の試験に臨むためにどんな勉強をすればよいのかは全くわかっ
ていませんでした。夏休みにうけた東大オープンでは英語35点で、まずいとは思っていたのですがまるで対策がたてられませんでした。それまで僕がしていた英語の勉強法は、文の意味がわかれば英語はできるはずだと思い、ただ文法と単語をひたすら覚えるというものだったので、少し勉強法をかえたところで飛躍的な成績の伸びは望むべくもなかったのです。
もともと塾にはいかず受験をしようと思っていたので塾に通うことには抵抗感があったのですが、テスティーは個別指導の塾であるために個人の成績に合わせて授業を行ってくれ、また、近日の大学受験のノウハウを有した現役大学生が教えてくれるということもあって塾通いを決めました。
それからは言うなれば毎回が発見でした。東大を目指すうえで買ったほうがいい参考書、やったほうがいい習慣、東大の出題形式、問題の解き方…。テスティーに行くたびそういった知識を得ることができました。母の証言では毎日興奮気味に帰ってきていたと言います。特に僕は勉強法すらわからなかったので、どんな参考書を買えばよいかもわかっていなかったこともあり、とても助けられたのだと思います。
それからはだいぶ英語の成績が変わったように思います。すぐに効果が表れることはないと思っていたのですが、その後のセンター模試で176点取ることができました。それまでのセンター模試での英語の得点が140ちょっとだったので、特にセンター試験対策をしていたわけでもないのに、自分でもアレ?と思うくらいの変わりようでした。12月に返ってきた東大模試では45点で、センターほど変わってはいませんでしたが、ほかの教科がよかったのもあり合格判定がBでこのまま英語の成績が伸びればいけるんじゃないかと思 い始めました。
その勢いでセンター試験本番に臨めたおかげか192点という模試やセンターの過去問を解いた中でも最高の得点をたたき出すことができ、そのままの最高のモチベーションで二次試験本番に臨めました。
センターから二次試験までは先生の今まで解いていなかった過去問の解説や、自由英作の添削のおかげでかなり東大の問題に慣れることができました。そんないくつもの良い要因が重なってくれたのは本当に有難く感じました。
お母さんは「テスティーに行ってなかったら受かってなかったかもね」と言ってますが、僕は本当にそう感じています。 長沼先生、あと最後のほうに滑り込みで古文を教えて下さった中牧先生、本当にありがとうございました。目一杯大学生活を満喫しようと思います。
■ 佐野勝哉くんへ講師からのことば
■ 長沼晃也先生
佐野、合格おめでとう!かなりマイペースなところがあったので不安にさせられることもあったけど、きっちりと力を出せたようで嬉しいです。
佐野は英語を「なんとなく」解いてしまっている典型的な受験生だったように思います。ある程度の文法が身についてはいるものの、英文読解で文法を意識できていないし細かい部分で文法知識がぬけてしまっていたり。佐野には授業で「論理的」に考えることと、細かな部分まで「つめていくこと」の二点だけを徹底的に意識して授業を受けてもらったけど、それが身についていったからこその結果だったんじゃないかと思っています。
とは言いつつも、結果を出したのは紛れもなく佐野自身であって、それは佐野の努力が積み重なった結果以外の何物でもないので、これからは自分に自信をもっていってください。
最後に、改めて合格おめでとう!最高の大学生活を送ってくれ!