【学校紹介】広尾学園ってどんな学校?
皆様こんにちは、TESTEA田町校です。
中学受験を控えている方は、志望校は既にお決まりでしょうか。都内には魅力的な中学校が数多くあり、選択肢の多さに悩むこともあるかと思います。
本記事では、共学で中高一貫の学校である広尾学園について、卒業生のTESTEA講師へのインタビューをふまえて紹介していきます。
広尾学園は一言でいうと、国際色豊かで先進的な学校です。
この記事を読んだ方が、広尾学園のイメージを膨らませることができたら幸いです。
ぜひ最後までご覧ください。
【広尾学園の基本情報】
所在地:〒106-0047 東京都港区南麻布5-1-14
電話番号:03-3444-7272
アクセス:
最寄り駅は地下鉄日比谷線の広尾駅で、学校までは徒歩2分です。
中学校・高等学校6年間を通しての一貫教育が行われています。
帰国生の受け入れに積極的であり、インターナショナルコースを設けるなど英語教育に熱心な学校です。
広尾学園中学の生徒数は3学年合計して約800人であり、男子約300人、女子約500人と女子のほうが割合が大きいです。各学年にはクラスが7クラス設けられています。
2007年までは「順心女子学園」という女子校の中高一貫校でした。
通称は「広学(ひろがく)」です。
広尾学園の校風
「自律と共生」が教育方針に掲げられています。
グローバル化が進む昨今の潮流をふまえて、問題解決能力を高めるための自律、他者を思いやりながら共生して物事に取り組む力が重要視されています。行事や日々の教育活動などを通して自ら考え行動し、切磋琢磨しながらそうした力を養ってほしいと考えられています。
その取り組みの一環として、中学1年生の段階から数多くのプレゼンテーションの機会が設けられています。自分の成果を発表することで周りの友達から拍手をもらい、自分のことのように喜んでもらって、自分も他者の成功を喜べるようになるというのが広尾学園では共生だとされています。
また、「夢一直線プロジェクト」と称して生徒の自学自習能力の向上が目指されています。問題集を用意し、それを終わらせる時期を設定、ゴールを逆算して、自学自習を進めていきます。これまで親や教員が伴走して進めてきた勉強を、生徒主導に変えていくことを念頭に置いた取り組みです。自分を伸ばしてくれる環境を探すのではなく、それが自分の中にあることに気づくことが自律につながっていくと考えられています。
広尾学園の設備
校舎は9階建てであり、最新設備を完備していて豊かな教育環境が提供されています。
校舎6階には化学、生物、物理、それぞれ3つのサイエンスラボが並びます。研究室レベルの最新設備を備えた環境で、中学・高校の授業の枠にとらわれない実験を体験することが出来ます。
エントランスを入ると右手に見えるカフェレストラン。昼食時、休み時間、放課後、生徒たちの明るい笑い声で賑わいます。また、晴れの日はけやきの下でオープンカフェも楽しめます。
図書館は蔵書数約3万冊で、早朝7時15分から開館です。 静寂な雰囲気の中で勉強や読書を楽しむ生徒達の姿が一日中見られます。 広い書架と充実した学習スペースが魅力的な広学の知的空間です。
また、広尾学園の教室は24時間空調を管理しています。各教室でプロジェクターを完備しているので、さまざまな映像を使った授業を受けることが出来ます。
【広尾学園の学校生活はどのようなものでしたか】
広尾学園の行事
様々な学校行事が催されますが、私が特に印象に残っているのは文化祭です。
・広尾学園の文化祭
広尾学園の文化祭はけやき祭りと称され、例年10月初めに行われます。
特徴的なのは、クラス発表です。各クラスで生徒たちが自分の研究内容をパワーポイントを用いて発表します。テーマの中には例えば、「オートファジーは乳がん細胞の生存と転移性腫瘍の再発を促進する」「超高エネルギーの宇宙伝達のシミュレーション」といった専門的なものがあります。
また、部活や同好会の発表も行われます。軽音楽部や合気道部、ダンス部など数多くの団体が文化祭で日ごろの練習の成果を発表します。
文化祭以外にも、体育祭や修学旅行、音楽会といった学生時代の思い出となるような行事や、サイエンス講座や海外短期留学などの文化的な行事が存在します。
広尾学園の部活動
広尾学園にはさまざまな部活が存在します。
運動部にはサッカー部や野球部、バスケットボール部などの人気スポーツから、合気道部や剣道部などの武道まで幅広い部活があります。特にチアリーディング部は中高共に全国出場の強豪です。チアリーディングという笑顔のスポーツを通じて、協力することの大切さ、信頼しあうこと、礼儀などを培っていきます。専門のコーチが指導にあたってくれますので、初心者でも安心して入部できるとのことです。
また、文化部も数多く設けられています。特に吹奏楽部に力が入れられていて、春には定期演奏会、夏にはコンクール、秋にはけやき祭、冬にはアンサンブルコンテスト、クリスマスコンサート、など一年を通して活気のある活動をしています。コンクールでは毎年、金賞を目指し練習に励み、各演奏会では盛大な拍手を頂いているそうです。他にも、ボランティア部やディベート部など一風変わった部活も存在します。
広尾学園の勉強
広尾学園では「P.L.Tプログラム」と呼ばれる繰り返し型学習が採用されています。
基礎学力定着の要として、生徒一人ひとりの学習進度に対応して実施される小テストが「P.L.T.」です。
朝、生徒1人ひとりの進度に合わせた個別テストが行われます。これは追い込み型のテストではなく、生徒たちの「やる気」を刺激し、自分の課題を確認しながら、得意分野を伸ばすテストです。各生徒に配られる個人ファイルには、個人テストと解答・解説も入っていますので、問題を解いたあとで自分自身で正誤を確認し、自分の弱点をチェックすることが出来ます。
朝の P.L.T. が終わると答案は学習支援センターに運ばれ、翌日、テスト結果に基づいた不得意分野の解消と学力定着のための課題が作成されます。この繰り返し型学習を積み重ねることで苦手分野を克服し、確実な基礎学力を身につけます。
週の終わりには 1 週間の成績表を生徒各自に配布し、週ごとに学習理解度を確認します。
学期末には P.L.T. 期末確認テストを実施し、学期全体の成績表と復習問題集を生徒各自に配布します。
また、学年により英語リスニング力の向上を目的としたリスニングテストを実施しています。
【広尾学園の入試対策はどのように行いましたか】
広尾学園中学校の入試は倍率が4倍を超えていて、難関であると言われています。
算数は基本的な問題を確実に解けるよう、演習を積み重ねました。考え方を問われる記述形式の問題があるので、普段から塾などの添削を活用していました。
また、国語の試験時間が30分とかなり短めに設定されているので、時間内に解ききれるように演習しました。
【広尾学園をまとめると?】
広尾学園には優れた設備や学習プログラムがあります。したがって、中高の6年間で確かな成長を実感できる学校だと思います。
また、帰国生がいるということもあって国際色豊かな学校です。将来的に海外留学や海外で働くことを検討している方にはおすすめの学校だと言えます。
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校舎情報
まず、TESTEA田町校の住所は以下の通りです。
東京都港区芝浦4丁目12-32 坂野ビル6階
また、電話番号は以下の通りです。
03-6452-5852
アクセスは以下の通りとなっております。
田町駅から徒歩13分
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