【学校紹介】高輪中学高等学校ってどんな学校？
【学校紹介】
高輪中学高等学校ってどんなところ？
こんにちは！今回は「高輪中学校・高校」について解説していきます。親御さんの中にも「受験させたいけど高輪中学校のことが詳しくわからない…」「高輪中学校って実際どうなの？」と思っている方も多いと思います。今回の記事でそれらの疑問が解決できるよう詳しく紹介していきます！
＜目次＞
基本情報
・設立：1885年（2023年現在138周年）
・校訓：「自主堅正」…自分の意志で自分を戒め正すことを意味します。詳しくは学校ホームページをご覧ください。
・男子校
・制服あり（ブレザー）※2022年にリニューアルしました！
・8:20登校
・進学実績：毎年東大をはじめとする国立大学や早慶、GMARCHといった難関大学進学者を多数輩出（詳しいデータは以下の記事から見られます！）
アクセス
●地下鉄都営浅草線・京急線「泉岳寺」駅徒歩３分
●地下鉄南北線・都営三田線「白金高輪」駅徒歩５分
●JR山手線「高輪ゲートウェイ」駅徒歩６分
高輪中学高等学校の沿革・校風
1885年京都で西本願寺により創立されました。校訓は「自主堅正」です。これは自分の意思で自分をいさめ正すという意味です。正しい判断力を持ち、責任ある行動をとれる人間になってほしいという願いが込められています。
高輪中学高校では大学受験指導と人間教育を２本柱としています。専任講師率は８割で、経験豊富な教員が面倒見の良い教育を心がけています。さらに、家庭と学校の連絡を密にして、より良い指導ができるようにしています。ほかにも自宅学習のアドバイスなども行っています。このように高輪中学高等学校はアットホームで温厚な雰囲気のある学校です。
高輪中学高等学校周辺の環境
地下鉄駅から近くもともと通学はとてもしやすいです。さらに山手線新駅が開業したことにより、さらに便利になり、JRから直接歩いて来られるようになりました。また近辺には「高輪皇族邸」があります。上皇、上皇后両陛下がお住まいになられるため、警察官が常に巡回しています。ですので、学校近辺の治安は最高にいいようです。
周囲をビルに囲まれた都心にありながら、校地は緑豊かで静かなのも魅力です。元禄赤穂事件の赤穂浪士が眠る泉岳寺に隣接しています。南門から校舎へと続く「やすらぎの小径」は、春になると桜やツツジが咲きとてもきれいです。
高輪中学高等学校の校舎
教室はプロジェクターが完備されています。これを使ってパワーポイントや動画で授業が行われます。最新の顕微鏡を揃えた生物室、リニューアルした化学室、多くの実験用具が整った物理室など実験室も充実しています。また、図書室の蔵書は約３万冊あり、読書や勉強に適した環境になっています。
（画像はイメージです）
運動環境は全天候型グラウンドや、柔剣道場を備えた３階建ての体育館などがあります。食堂は、日替わり定食や麺類のメニューがそろっていて、カレーライスが一番人気メニューです。（ただし中学生についてはなるべく弁当持参を推奨しています）
高輪中学校での学習
2014年以降、高校募集を停止した完全中高一貫校です。大学受験に備えて中高６年間を３期に分けて、効率的な指導を行っている。クラス替えは毎年行います。
各教科の勉強
中１・２は国数英（国数は６時間、英語は７時間）の時間を多く取り、基礎力を固めます。国数英理は中３から高校内容に入るようカリキュラムが設定されています。主な教科の特徴を挙げていきます。
・英語：外国人のネイティブスピーカーによる英会話の分割授業を週１時間実施しています。中３では英会話学習の集大成として、スピーチコンテストが行われます。
・国語：中１で「国語表現」の授業を行い、論理的思考力・表現力を伸ばしていきます。中２からは古典の学習も導入されます。
・数学：検定外教科書を使用し、「代数」と「幾何」を週３時間ずつ学習していきます。
授業外での取り組み
中３と高１では選抜クラスを２クラス（80名）設置します。選抜クラスは、進度は一般と同じですが、問題演習を多く取り入れ、得点力を伸ばしていきます。一般クラス（４クラス）では、高１から数学の習熟度別授業を行います。
面倒見がいいのが高輪の魅力であり、中学では定期試験の成績不振者（各科目50点以下の者）を対象に、早朝または放課後、指名制の補習を行っています。実力養成を目的とした夏期講習や冬期講習は、無料の希望制で行いますが、中学生についてはほぼ全員が参加します。
漢検、数検、英検などの資格試験挑戦は奨励され、３級合格を基本とし、準２級合格を目指しています。中３までに９割以上が３級を取得している。中３以上ではGTECを全員が受検します。
さらに、体力・精神力を養い、あわせて礼儀作法を身につけるため、柔剣道は必修となっています。博物館見学、古典芸能・音楽鑑賞など情操教育にも力を入れています。また、中１〜高２まで宿泊を伴う行事があり、体験学習があるのも魅力の一つです。
高校での学習
基本的には中学校からの延長にはなりますが、高２からは文系・理系のコース分けを行います。その中で選抜クラスがそれぞれ１クラス設置されます。高３文系では国立・私立どちらの大学を志望するかでクラスが分かれます。高３理系は選択科目制を実施して、大学受験に対応しています。年間４回もの校外模試を受験し、進路指導の資料としています。
進路閲覧室には約1200冊の赤本や青本などの問題集や参考書があり、室内で閲覧できます。進路や学問分野に関する図書や予備校の案内なども備えてあります。個別に仕切られた机があり、自習室として利用している生徒が数多くいます。
また、夏期講習は中学〜高２までは５日間、高３は10日間実施されます。冬期講習は、中学は２日間、高校は５日間ほど行います。さらに高３は受験直前期の講習も実施します。
このように、高輪では進学のためのサポート体制が充実しています。
高輪中学高等学校の部活動・イベント
部活は文化系16、体育系11あり、その他は同好会やサークルなどもあります。全国大会でも実績を挙げた剣道部や、バスケ部、サッカー部、旅行鉄道研究部、模型部などが盛んです。
高学祭（文化祭）では、実行委員が中心となって、企画運営まで手がけます。合唱や演劇、ジェットコースターなどの催し物や展示等が行われ、運動系クラブは招待試合等を行います。毎年５月中旬に実施される体育祭では、競走種目をはじめ、中二の「ソーラン節」、高１の「エッサッサ」など、男子校ならではの迫力のある種目が行われます。中１・中２は「強歩大会」として、大田区六郷土手から多摩川に沿って20キロ歩きます。
高輪中学高等学校での国際教育
高２ではオーストラリアのゴールドコーストに全員が「海外学校交流」に行きます。５泊６日で現地高校と交流します。そのほかにも中３・高１の希望者はイギリスでのサマースクールも行っている。さらに中３の希望者はアメリカ・サンタクルーズでのホームステイも行っています。
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