男女脳と得意不得意
杉並・世田谷の個別指導塾テスティー下高井戸の桂川です。こんにちは!
突然ですが指導していくうえで、「相手に合わせて教え方を変えることができる」のは個別指導の強みだな、と思っています。
男女によって脳の構造は違いますし、それによってどのように話せば伝わりやすいかも違ってきます。
もちろん、単純に「男女」と振り分けているわけでなく、主に分けているのは「文章からの読解が得意か否か」のところです。
一般的に、男性の脳は空間能力が高く、女性の脳は言語力が高いとされます。これは脳の構造により、脳の前後の結びつきが強いか左右の結びつきが強いかの違いです。
とはいっても、最近は男女平等の世の中、昔ほど男女の差を感じないことが多いような気がします。男女の役割をきっぱり分けていた時代から比べると徐々にそして大胆に変化をしていますから、男女の区別でなく、「読解が得意か否か」の話をしたいと思います。
ただ、話をするうえで面倒なので、「女性脳タイプ=読解が得意」「男性脳タイプ=図形は得意でも読解はそれほど得意でない」というものとしてお読みください。
あくまでも、「私が算数を教える上での話」です。
算数が苦手、不得意としている生徒さんに対して、女性脳タイプだと感じれば(たとえ男の子でも)「文章題(割合、速さ、和と差に関する問題など)から伸ばし、図形問題は定番のものだけは押さえましょう。」と伝えます。
逆に、男性脳タイプだと感じれば(たとえ女の子でも)「図形問題は好きなだけやってもらって、文章題はパターンをまず理解しましょう。」と伝えます。
微妙な違いなのですが、決定的な違いがここにはあるのです。
女性脳タイプの場合、文章中から必要な条件を拾ってくることが得意(なはず)です。(苦手意識によってその行為すら蓋をしまっている生徒さんも少なからずいますので、そのような場合にはまず自信を持たせられるようにすることが先決ですが。)
実際、国語はできるのに算数で悩んでいる女性脳タイプの生徒さんは、文章題から得点を伸ばしてきました。
男性脳タイプの場合、文章中からの些細な条件の違いにその場で気づかないことが多いので、「こういうパターンがある」と先にいくつか教えておいたほうが効果的なように感じます。そこから、今自分が対峙している問題が、どのパターンに一番属性が近いかを考えてもらう方式です。
超余談ですが、うちの両親がまさに絵にかいたような女性脳と男性脳でして。
母がおしゃべり好きで「聞いて~今日〇〇さんと△△へ行ってね~(出来事の頭から順番に全部話していくタイプ)」って話す内容に対して、父が「だから何を一番に言いたいのか、結論を先に言えって!」っていうやり取りが、日常茶飯事でした。
毎日「なにこの茶番」って思ってました←
いや両親のことは尊敬してますし、感謝もしているんですけど。男女の脳の違いの話をしたくて引き合いに出しただけなんですが、それにしたってお互いもうちょっと相手のタイプに合わせればいいのに、と思いながら成長いたしました。
個別であれば、相手に合わせて変えられますが、集団が相手となるとそこにいる個人個人が全部違うので、より一般的な教え方になります。
そこから吸収できるものは、当然その人によって異なります。それはもう仕方のないことだと思います。
そのために、テスティーが力になれることがあるのではないかと思います。
何かお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください!
今回ちょっと真面目に語ってしまったので、最後にちょっと画像置いときますね。
絶妙なバランス!!!
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