52年ぶりの獣医学部新設！

個別指導塾テスティー下高井戸校の宮田です。こんにちは。

いきなりですが・・・皆様のご家庭では「ペット」は飼っていらっしゃいますか？

今や、3世帯に1世帯は飼っているといわれているペット。

そういう私も14年前に犬（シーズー）を飼っており、今も元気にしております。

先日もかかりつけの獣医師さんに診ていただいたのですが、「心臓は強いね」というお墨付きをいただきました。

 

生き物を飼っていらっしゃる方だと、獣医師さんに自分の「家族」であるペットを診てもらう機会が少なからずあると思います。

その獣医師さんに絡むことで、1つニュースがありました。

それは、52年ぶりの獣医学部新設です。

 

さて、ここで問題です。現在日本で獣医学部はいくつあるのでしょうか？

 

答えは「16」（国公立11・私立5）です。関東圏のみではありません。全国で「たった」16校しかないのです。

しかも、他の学部や学科は毎年のように新設される中で獣医学部は1966年に北里大学が設置して以来、この52年間全く新設されていない領域だったのです。

つまり受験もほぼ自動的に、全国区という括りで考えることになります。

（すべての大学の募集人数を合計しても1,000人程度にしかならない、しかもどの大学も毎年高倍率になります。理由としては獣医師を扱うマンガやドラマの影響、資格取得ブーム、さらに愛玩動物の増加による小動物臨床獣医の需要増などが挙げられます。）

 

（以下ニュース）

政府は２０日、地域限定で規制を緩和する国家戦略特区の区域会議を開き、愛媛県今治市に大学の獣医学部を新設することを含む特区を活用した新たな事業計画を認定した。獣医学部の新設は１９６６年以来約５２年ぶりで、四国では初めて。獣医師を育成する体制を整え、最先端の創薬研究や地域での感染症の水際対策に役立てる。

獣医学部は２０１８年４月、岡山理科大の獣医学部として、同大などを運営する学校法人加計学園（岡山市）が今治市に開設する予定となっている。（ロイター・2017年1月20日）

 

全国の獣医を目指す生徒にとって朗報のニュースです。ただ、まだまだ志望者数と設置校のバランスが不釣り合いな獣医学部、この流れが続いてほしいものです。

 

がんばれ、受験生！！