【大学受験】現役慶應大講師が語る!理系最難関大合格のための各教科勉強法
はじめに…
こんにちは!テスティー下高井戸校です!今回は、最難関大学に合格するための各教科の勉強法について自分の体験談をもとに解説していきたいと思います。
僕は理系で、友達の誘いで高2の夏ごろに東大に行こうと思い受験勉強をスタートしました。部活を高3の8月までやっていたため受験勉強を始めるのが遅れていました。そのため1年浪人してしまい結局東大には落ちて慶應義塾大学の理工学部に行くことになりました。ですが、勉強のノウハウなどは人一倍考えながら勉強してきました。ですので僕が各教科どのように勉強してきたのかやおすすめの参考書などを紹介していくので参考にしていただけたら幸いです。
目次
1.最難関大合格のための数学の勉強法
2.最難関大合格のための物理の勉強法
3.最難関大合格のための化学の勉強法
4.最難関大合格のための英語の勉強法
1.最難関大合格のための数学の勉強法
僕は、ほかの受験生よりも、「本質を理解する」ということに多くの時間を割いてきました。多くの受験生はすべての範囲の学習が一通り終わるとすぐに受験レベルの演習に入ってしまうかもしれませんが、それは避けるべきです。初学の段階ではまだ浅い理解しかしていない可能性が高いです。その状態でいくら演習をしても公式に当てはめる頭の体操にしかならずに成長できません。少しレベルの高い問題になったとたんに本質的な理解をしていないがゆえに問題が解けないという状態に陥ってしまいます。
僕は参考書などを活用しながら公式が定義からどのように導かれているのか、各分野のもっと深い理解をするにはどうすればよいか、ある分野とある分野はどのようにつながっているのかなどを意識的に勉強しました。
<おすすめ参考書>
1.大学への数学ショートプログラム
この本で勉強すると、今まで気が付かなかったような数学の本質的な内容や知識がたくさん手に入ります。そしてこれで得たものは受験の時に大いに役立ちます!
②数学の真髄
青木純二先生の本です。この本では多くの受験生が間違いやすい同値変形やほとんどの人が本質的な理解ができない順像法や逆像法をわかりやすく説明してくれています。
2.最難関大合格のための物理の勉強法
僕は、物理の学習においては「定義からしっかり理解する」ということと、「公式暗記を徹底的に避ける」ということを意識して勉強しました。数学と同様、定義からしっかり理解していないと少し難しい問題に当たった時にすぐにわからなくなってしまいます。僕は特に微積分を取り入れた学習をしたおかげでとても深い理解が出来ました。特に難関大志望であれば積極的に微積を取り入れることをお勧めします。
<おすすめ参考書>
①河合塾出版の理論物理への道標
②駿台文庫の新物理入門
どちらも微積を用いて丁寧に書かれているので今までの物理の世界がガラッと変わると思います。
微積で物理をやるのは効率が悪いといわれがちですが、本質を理解しないまま演習を繰り返す方がよほど意味のない勉強になってしまうと僕は思います。物理に関しては問題演習よりも本質理解に多く時間を割くことをお勧めします。
3.最難関大合格のための化学の勉強法
化学の学習で僕が意識したことは、暗記と思われがちな部分もしっかり理屈から理解するということです。どうしてそのような反応になるのか、なぜこの物質にはこのような性質があるのかをいちいち考える癖をつけていました。そのおかげで覚えづらいといわれることもしっかり深い理解のもとで覚えられました。
<おすすめ参考書>
①化学の新研究
②原点からの化学シリーズ
特に、このシリーズのうち無機化学は暗記分野と思われがちな無機の世界を大きく変えてくれます。
また、僕はたくさん演習を積まないと慣れなかったため、たくさん問題演習しました。そのとき使っていた参考書も紹介します。
③重要問題集
④新理系の化学問題100選
これらの本に取り組んでいました。特に後者は長い文章問題の対策ができる数少ない本の一つなので非常におすすめです。
4.最難関大合格のための英語の勉強法
僕は正直英語が一番苦手だったので、毎日コツコツやることを特に意識しました。
単語では、毎日鉄壁という単語帳を音読しながら暗記しました。やり方としては、1週間の間毎日同じ2セクションをやるという方法です。1週間同じ字単語を見るので簡単に覚えることができます。
次に自由英作文対策についてです。僕は、模試や東大の過去問などのひとつの問題を解き終わった後にその模範解答を暗記していました。その中で使えそうなフレーズなどをメモして自分のストックを増やしていきました。
リスニング対策では、鉄力会の出している東大英語リスニングという本を使いました。僕は毎日朝に勉強することをルーティーン化していました。そのおかげで勉強し始めたころとは段違いにリスニング力が身につきました。
最後に長文対策についてです。論理的に文章を読めるようになるためパラグラフリーディングの学習を取り入れました。僕がおすすめするのはパラグラフリーディングのストラテジーという本です。ディスコースマーカーが文章の中でどのように働いているかなどを体系的に学べます。
これらのおかげで最終的には慶應の英語も難なく読めるようになりました。そして東大の英語でも戦えるような英語力が身につきました。
最難関大合格のための各教科勉強法まとめ
いかがだったでしょうか?すべてに共通して言えることは、難関大学に受かるためには丸暗記ではだめだということです。しっかり教科ごとの本質をとらえるような勉強の仕方を心がけましょう。今回紹介したものが少しでも役になったら幸いです!
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