その問いかけ、本当に正解ですか？

こんにちは！

テスティー西永福校の庄司です。

 

 

突然ですが

①「わからないところがあったら質問してね。」

②「解いていて手が止まったところで質問してね。」

どちらの方が質問をしやすい問いかけでしょう？

 

実は、子供たちが「わからない」というときに、

「何が分かっていないかが分からない」ので質問ができない場合がほとんどです。

自分で分からないところを認識できていないのに①のような問いかけをしても、

どこで質問すればいいのか分からず、質問できなくなってしまいます。

そこで②のように、「解いていて手が止まったところで」と、

具体的に問いかければ行動に移しやすくなります。

 

他にも

①「宿題終わった？」という問いかけを、

②「宿題丸付けまで終わった？」と少し具体的にするだけで相手の反応が変わってきます。

②のように問いかければ、

0（全く終わっていない）でも100（丸付けまで終わった）でもないときに、

自分の状況を答えやすくなります。

また、問いかける側も

「せっかくちゃんと解いてこれているのだから、

次は丸付けまでしっかりがんばってきてね。」などと、

相手の状況に合わせた具体的な指示をすることが出来ます。

 

ご家庭でも使える場面がありましたら、ぜひ取り入れてみて下さい！