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記念受験って実際のところどうなの?メリット・デメリットを解説

記念受験のリアル

記念受験サムネイル

皆様こんにちは、個別指導塾TESTEA西永福校です。

受験生の皆さんは「記念受験」という言葉を聞いたことはありますか?

この記事では、今の実力では合格の見込みがない大学を記念に受験することを指すとします。

国公立ではなく私立の学校を受けるときに考える方が多いと思います。

受験のは運も絡んできます。もしかしたら普段の実力以上の力が本番で発揮できるかもしれません。

そう考えると自分のレベルよりも上の学校を受けるに越したことはないように思われます。

もしかしたら塾や学校の先生から「せっかくだから記念受験をしてきたら?」と勧められることもあるかもしれません。

しかし、先に結論を申しますと記念受験はあまりおすすめできません

今回は、この記念受験のメリット・デメリットやするべきかどうかについて詳しく解説していきます。

 

記念受験:目次

・記念受験とは

・メリット

・デメリット

・結論:あまりおすすめしない

・おすすめの学校

 

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記念受験とは

記念受験:東京大学

記念受験は、その名の通り合格の見込みが無い大学を記念に受験することです。

例えば偏差値が20以上も離れている大学を受験することは、記念受験になるでしょう。

そもそも合格の可能性は限りなく少ないので対策など特別勉強はしません。しかし、「たまたま受かったらラッキー」「受験勉強を頑張った思い出として」などの理由で受験する人が多いようです。

多くの人は、国公立の学校ではなく私立の学校を受験する際に記念受験を行います。これは、国公立の学校は一つしか出願できないのに対して、私立の学校には複数出願できるためであると考えられます。

まれに、私立を第一志望にしている方が国公立の学校で自分の適正レベルを超えた学校に出願されることもあります。

他にも、普段では経験できないトップレベルの受験の雰囲気を味わいたいという場合に記念受験をするという人方がいます。

 

 

記念受験をするメリットは?

記念受験:早稲田大学

メリットは、記念受験ではやはりレベルの高いテストを体験することで刺激を受けられるという部分が大きいでしょう。

 

 

記念受験のメリット①モチベーションの維持に繋がる

 

もし実力が足りなくて合格の可能性がほとんど無くても、憧れていた大学を記念受験してみることは良い思い出になります。

ダメ元で受験するのでちょっとした旅行のつもりで、気楽に受けられるのも記念受験の良い点です。

また、レベルの高い受験を経験して頭の良い人と出会うことで、受験後も頑張ろうというモチベーション維持にも繋がるかもしれません。

 

 

記念受験のメリット②もしかしたら受かるかも

 

可能性は低いですが、記念受験でもしかしたら受かることもあるかもしれません。

実力が足りなくて受かる見込みが無くても、どうしてもその大学を諦めきれない場合には記念受験してみるのも良いかもしれません。

実際、ダメ元で受験したら受かってしまったという事例はいくつかあり、可能性はゼロではありません。

もちろん最初から運に頼るのはいけません。しかし、そもそも受験しなければ合格することは絶対にありえません。

どうしても行ってみたい大学があるなら、記念受験をしてみるのも良いかもしれません。

 

 

記念受験のデメリットは?

記念受験:慶応義塾大学

デメリットは、記念受験ではやはり受かる可能性が限りなく少ないものに時間を割くのは無駄になる可能性が高いということではないでしょうか。

 

 

記念受験のデメリット①時間が無駄になる

 

ダメ元で受けると言っても、記念受験するからには色々と準備をしたり当日も1日かけて受験をしたりとなかなか時間がかかります。

大切な受験期に合格の可能性がほとんど無いものに時間をかけるのは、あまり合理的な選択とは言えません。

既に他の大学の合格が決まっていたりと他の受験に影響が無いなら記念受験をしても良いかもしれません。しかし、そうでないなら無理にすべきではありません。

 

 

記念受験のデメリット②お金も無駄になってしまう

 

記念受験にかかる受験料金も安くはありません。

特に遠い大学だと移動などにもお金がかかってしまいます。合計で数万円ほどかかる場合も珍しくありません。

いくら記念や思い出のためと言っても、ほぼ受かる確率が無いものに数万円出すのは流石に勿体無い感じがします。

合格後にも大学の授業料や教材費などお金がたくさん必要になります。したがって、お金をためておいた方が良いかもしれません。

 

 

結局、記念受験はした方が良い?

記念受験:法政大学

記念受験はデメリットが大きいです。やめておいた方が良いと言えるでしょう。

「記念受験のつもりで申し込んだけれど、最後の一ヶ月で自分を追い込んで合格できた。」というパターンもあるので絶対にやめておいた方が良いとは言い切れません。

しかし、ほぼ合格の可能性が無いものに時間を割くよりも、なるべく合格の可能性があるものに専念した方が時間の使い方としては効率的です。

貴重な受験期間中の時間を使うということをよく頭に入れた上でするようにしましょう。

 

 

推薦入試で受かった時は記念受験をしても良い?

 

ただ、例えば受験を申し込んでしまったは良いものの、推薦入試で早めに合格が決まってしまった場合など、他の大学の合否に影響が出ないなら記念受験をしても良いかもしれません。

ただし、もう合格が決まっているからと言って生半可な気持ちで受けるのは周りの受験生に対して失礼だからやめて欲しいという意見の人も少なからずいます。

確かに、自分は本気で受験しているのに軽いノリで受験されるのは嫌だという気持ちも、同じ受験生ならわかるのではないでしょうか。

もし記念受験をする場合には、本気で受けに来ている他の受験生の迷惑にならないよう、細心の注意を払って受験するようにしましょう。

 

 

記念受験で受かりやすいおすすめの学校は?

記念受験:明治大学

ただ、どうしても記念受験をしたいなら、なるべく合格する可能性が高い学校を選びたいですよね。

最後に、おすすめの学校の選び方を、大学受験を例に挙げてご紹介します。

 

 

記念受験する大学を選ぶポイントは2つ!

 

記念受験をする大学を選ぶポイント

なるべく問題が難しい学部を選ぶ
記述形式の問題が無い学部を選ぶ

という2つです。

「問題が難しいと合格できる可能性がもっと低くなってしまうのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、実はそうでもありません。

ほとんどの人が解けないほど難しい問題でなおかつ選択式なら、勘で選んでも当たる可能性があり他の人と点数差もつきにくくなります。

早稲田大学社会科学部などはこの条件に当てはまるためうってつけかもしれません。

ただし早稲田大学の文系学部はそもそも倍率が10倍以上になることも多いです。受験者数が多いという点には注意しなければなりません。

 


 

記念受験:まとめ

 

記念受験は受かる見込みのない大学を受けることを言います。

受けるだけで合格する可能性はほぼありません。時間とお金を無駄にするというデメリットの方が大きいです。したがって基本的におすすめできません。

どうしてもその大学を諦めきれなかったり、既に合格が確定していて合否に影響が出ない場合にのみ記念受験をすると良いでしょう。

いかがでしたでしょうか。塾や学校の先生に受験を勧められることもあるかもしれません。これらのメリット・デメリットをよく理解した上で受けるかどうかを選んでみてはいかがでしょうか。

 


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本記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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