久我山校ブログ

【卒業生が語る】東京学芸大学附属竹早中学校

 

皆さんこんにちは、個別指導塾テスティー久我山校の平澤です。

先程、日本VSサモアの一戦が終り、見事日本代表が38対19でサモアを下しました。

何故業務中に結果を知っているのか聞かれたら困りますが・・・・(-_-;)

ラグビーは体格がモノを言うスポーツです。そのため、番狂わせが起こりづらいスポーツとよく言われております。

先日のアイルランド戦(大会直前の世界ランク1位)も見事に勝利。本当に以前に比べて実力がついてきたと思います。

(私自身も2015年の南アフリカ戦を見て応援するようになったにわかファンですが・・・)

10/13(日)はいよいよ、スコットランドとベスト8を賭けた一戦となります。

興味のある方は、やるべき事をしっかりとやり終えて日本代表の活躍を是非是非観戦してみて下さい!!

さて本日は講師の伊藤先生が東京学芸大学附属竹早中学校について簡単に紹介しております。

是非、志望校選びの参考にしてみて下さい。

 

こんにちは、講師の伊藤です。今回は母校である東京学芸大学附属竹早中学校について皆さんに知っていただければと思い、紹介したいと思います。

 

1.東京学芸大学附属竹早中学校って

都内でも非常に珍しい国立の中学校です。筑波大附属、お茶の水女子大附属なども同じ国立の学校になります。

東京学芸大学「附属」とある通り、教師を養成する東京学芸大学が教育実習生を送りつける場として設立しました。いわゆるモルモット学校(笑)です。

ですので、附属と名前はついていますが多くの私立の附属校と異なり、学芸大学に進学する生徒はほとんどいません

竹早中学校は東京ドームから徒歩20分というとんでもない立地です。また、生徒は附属小学校からエスカレーターで上がってきた子と中学受験で入った子がクラスが分かれることなく在籍しています。

 

2.附属なのに入試がある!?

竹早中学校には大学だけでなく、東京学芸大学附属高校という高校がついています。

しかし、学芸大学系列の中学校は3校(当時は4つありましたが、1つは国際中学として独立しました)あり、それらが1校にまとまる+外部からも生徒が受験するため、高校進学のために受験が必要になります。

現在は外部生とは異なる試験を受けることになり、難易度は外部生と比べると易しいです。しかしながら、それでも学校の上位3割程度の成績がないと受からないです。

ですから、6年間のんびりと過ごしている中高一貫校の生徒と違って、3年間ちゃんと勉強しなければいけないことになります

塾に通って勉強する生徒も非常に多いです。中学も高校も(仮に附属高校に進学したら大学もですが…)受験しなければいけないという環境です。そのため、だらだら過ごしていると置いていかれてしまいます。

 

3.個性を尊重する学校

ここまで勉強しないといけない…という気の進まないことを書いてきました。しかし、竹早中学校にはそれをはるかに超える素晴らしいものがあります。

学校の代名詞とも言えるのが強烈な「個性」です。

例えば、俳優をやりながら通っている子、飛び込みで全国大会に出ている子、放送されているアニメを全て知っている子など。本当に様々な能力やバックグラウンドを持った人間が混在しています。

特に、学校が池袋・秋葉原と近いことからもオタクの生徒が本当に多いです。

オタク気質であるからこそ、個性が爆発していて本当に面白いです。

竹早中学校の誇るべきところは、様々な個性を持っている人間を皆が認め、尊重しているところです。

特に日本は「みんなと同じ」ことが評価されがちな環境です。しかし、竹早中学校にそのような風潮はあまりありません。

みんなそれぞれ違うのは当たり前だし、異なる長所や短所が存在する。それをしっかりと生徒が理解して学校生活を送っています。

そのため、校則というものも存在しません。

同級生たちにも本当に色々な人がいます。東大に進学して有名企業に就職した人。バーで働いている人。起業して社長をしている人など。

しかし、共通してこの仕事がいいとかダメとかそういった偏見を一切持っていません。

個性の中に価値を見出して尊重するという考え方を竹早中学校は教えてくれました。

 

4.やりたい放題の学校生活

竹早中学校のもうひとつの特徴は生徒主体で動いていることです。

生徒会や委員長、部長たちは非常に行動力に溢れる人が多いです。彼、彼女らは先生に頼らずにやりたいことをやっています。

私は文化祭の実行委員長をしていました。その中で、委員会を通して従来の制度に疑問が生まれることもありました。その時は、改善するように訴えるために毎日のように放課後に職員室に押しかけた記憶があります。

結果として提案は受け入れてもらえ、投票方法の変更、有志団体の参加の承認、スキャンした画像をプロジェクターでベニヤに投影して看板を作るなど、今までにはなかったことができるようになりました。

個性が尊重されているからこそ、自分のやりたいようにできる。だからこそ、やりたいように楽しめる最高の3年間になるでしょう。

 

 

 

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