1年間の流れを把握しましょう
こんにちは。TESTEA講師の足立です。
新生活がはじまってしばらく経ちますが、新しい環境には慣れましたでしょうか。
寒暖の差が激しく、体調を崩しやすい季節でもあるので、十分気をつけて生活して下さい。
さて、受験生にとっては大切な1年が始まりました。
「1年の計は元旦にあり」とはよく言ったもので、この時期にしっかりと1年間の指針を定めることが大切です。
(もっとも、暦の元旦はとうに過ぎていますが…)
今回はざっくりと1年間の流れを把握するとともにそれぞれの時期に行うべきことについてまとめたいと思います。
・1学期
基礎固めの時期です。
各科目教科書レベルの内容を完璧にすることを目標に、基礎的な内容を理解することにつとめて下さい。
ここでいう「完璧」とは、単に問題が解けることではありません。
数学や理科であれば、なぜその解法になるのか、思考の原理や、公式の特性などを第3者に説明できるようなレベル、地歴であれば、その問題の時代背景や、相関する出来事まで細かく説明できるようなレベルに到達して下さい。
・夏休み
2学期の学習の指針を立てるために模試を受験しましょう。
沢山の模試を受験する必要はありませんが、その分1つ1つの模擬試験にじっくり取り組んで下さい。
模試の問題はよく練られています。
受験したらすぐに復習に取り掛かり、できるだけ多くのことを学び取れるようにしましょう。
結果が出たら、目標点との点差を算出し、何点足りないのか(または何点上乗せしたいのか)、各科目、何点ずつ伸ばす必要があるのか、そのためには具体的にどの分野のどのレベルの問題を解くのか、しっかりと分析してください。
・2学期
夏の模試で明らかになった課題を重点的に取り組みつつ、じわじわと過去問演習に取りかかる時期です。
むやみに多くの問題に手をつけるのではなく、1つの問題を深く理解するようにつとめて下さい。
また、秋の模試は本番までの最後の模試になります。
夏の模試と同様にしっかりと結果を分析しましょう。
・冬休み
センター試験に向けた最後の調整の時期です。
センター試験独特の問い方、選択肢の選択など、形式的なことに慣れる練習も十分に行いましょう。
・センター試験~個別学力試験
ここが正念場です。
精神的にも大変きつい時期になると思いますが、今までやってきたことを信じて最後まで走り抜けましょう。
体調管理にも注意が必要です。
以上が、ざっくりとした1年間の流れになると思います。
それぞれのシーズン毎にやるべきことは異なりますが、常に、現状を客観的に分析する姿勢や、それを解決するための方法を具体的に考える姿勢を大切にして下さい。
何となく「頑張ろう」と思っている人もいるかもしれませんが、
「何を」「どれくらいの頻度で」「いつまでに」「どれくらい」やるのかまで具体的に決めてください。
結果 = 生産性 × 学習時間 です。
間違っても、「学習時間」だけを伸ばすことで「結果」を出そうとしてはいけません。
いかに「生産性」を向上させるか重要です。
目的をはっきりさせ、そのために何をするのか考え、実践して下さい。
泣いても笑ってもあと1年。
受験勉強という、公正かつ時に残酷な青春を、めいいっぱい謳歌して下さいね。
皆さんが自分らしく進路を実現出来るよう、私達講師も全力でサポートさせていただきます。
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