【在校生が語る】早稲田大学国際教養学部について
こんにちは、講師の伊藤です。
6月も終わりいよいよ7月です!
本格的に夏らしく暑い天気になってきましたね。
夏バテや冷房の効かせ過ぎによる体調不良などに気をつけて過ごして下さい。
さて、今回は母校である早稲田大学の国際教養学部について、
一体どんな学部なのかを少し紹介したいと思います。
まず、国際教養学部はできて10年ちょっとのまだ新しい学部です。
そして、その名前の通り教養学部なので、
基本的に専門というものはもたず、幅広い科目を勉強することが出来ます。
代表的なものだと経済学、政治学や言語学、心理学といったものですが、
それ以外にもオペラ、恐竜、ジェンダー論などといったちょっと変わったもの(キワモノ? 笑)も勉強することが出来ます。
例えば言語学だと、分野によって扱うものが違いますが、
日常的に接している言語や文化といったものについて学習します。
例を挙げると、「谷」という漢字は関東だと「や」、関西だと「たに」と読むんですよ。
東京付近の地名を思い浮かべると、
四ツ谷、日比谷など「や」と読むものばっかりだと思います。
逆に、谷口(たにぐち)や谷本(たにもと)という名字の人は
ルーツが関西や北陸などにある場合が多かったりします。
こういった漢字ひとつについても、それぞれ深いバックグラウンドがあり、面白いと思いませんか?
これはほんの一例ですが、今まで何気なく使っていた言葉の裏側を探るのはとても楽しいですよ!
ここまで書いてきてとてもおもしろそう、
と興味が湧いた人も多いんじゃないでしょうか。
しかし、脅かすわけではないですが一つだけ警告をしておきます。
「国際教養学部の授業は基本的に全て英語です!」
学生の半分は留学生や帰国子女です。
日本人の先生も沢山ますが、授業は英語で行います(授業後の質問などは日本語で答えてくれる先生もいます)。
試験やレポートも当然全て英語なので1000words以上の英文レポートを出すのは日常茶飯事です。
なので、早稲田に入りたいからとりあえず色々な学部を受けようと思って国際教養だけ偶然受かってしまった英語大嫌いな方は地獄を見るかもしれません。
くれぐれも受験は計画的に!
ただ、もちろん全員が入学したときから英語ペラペラということはありません。
特に普通の入試ではいった人(純ジャパと言われます笑)の中には、
英語を全然話せない人も少なくないです。
しかし、毎日膨大な量の英語に囲まれ(英語で会話している生徒もたくさんいます!)るうちに
少しずつ身についていくと思います。
諦めない心と英語を好きでいる気持ちがあれば十分卒業までに英語をマスター出来るようになります。
最後になりますが、国際教養学部の一番の魅力はやはり多彩なバックグラウンドをもつ生徒です。
中国、韓国、フィリピンといったアジア圏からアメリカ、イギリス、スイス、フランスなど欧米まで様々な国の出身の人が混在しています。
日本でこれだけの人種が混ざっている大学(学部)はかなり珍しいと思います。
それぞれがもつ違う常識や考え方は聞いているだけでも楽しいです。
逆に、自分の生まれ故郷である日本が、世界から見てどんな国なのか知ることが出来るチャンスです。
日本にいながら留学しているような気分になれる学部です。
追筆ですが、今年から国際教養学部を受ける際に、英検やTOEFLの点数が反映されるようなので、受験を考えている皆さんは是非そちらも取り組んでみて下さい!
TESTEAは生徒たちの成績アップを、全力でサポートして行きます。
ぜひご興味のある方は、ご連絡ください。
皆様のご来校を心よりお待ちしております。
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