勉強しなければならないのは何故?
寒い時期はあちこちが痛くなります。気付いていないだけで自分はもう若くないのかもしれない…と感じてしまう今日この頃。
テスティー久我山校の竹内です。
本日は誰もが持ったことある疑問について考えてみました。
「どうせ使わないのに、なんでこんな勉強しなきゃいけないの?」
この問いは、できる人できない人に関わらず、誰しも疑問に感じたことがあるでしょう。どちらかと言うと、勉強が苦手なお子さんが言いがちなフレーズだと思います。
かくいう私も、小中学生の時期は最低でも週に3回ぐらいは母親、先生に向かって嘆いていました。ごめんなさい。
以前早稲田校の横山室長ともこの話をさせて頂いたことがあったので、自分なりに少し考えてみました。
はっきり言います。ほとんど使いません。
受験を終えて10年を経た現在、理科に関して言えば90%覚えていませんし、分からない部分は無いと言える程自信があった日本史も、今や常識レベルの知識レベルだと思います。国英は何とか大丈夫そうですが。
嘆かわしい…。
では、なぜ勉強しなければならないのでしょうか?
私は、勉強する内容について、意味はそこまで付与されていないと思います。それよりも、
勉強すること自体に意味があると思っています。
最初は勉強なんて誰しも嫌でしょう。
しかし、その嫌なことを続けられるかが大事なのです。
問題という困難に出会い、突破できるかという試練。
乗り越えれば確実に精神的に大人になります。
そういう意味で受験は通過儀礼だと言えるでしょう。
勉強から逃げようと思えば逃げられます。
でも、果たしてその先の未来は楽しいのでしょうか。
甚だ疑問です。
あるものを知ることは、その世界を知ることです。
知ればその瞬間からあなたの脳内世界は一変します。
こうやって続けていくと、知ること自体が楽しいと思えるようになってきます。
知らない事に出会うと、それだけでわくわくします。
なにより続けることが大事です。諦めるのはまだまだ早い。
「運命は勇者に微笑む」(羽生善治)
あらゆる逆転手を指してきた羽生さんだから言える言葉ですね。痺れます。