【大学受験・高校生必見】英単語の覚え方
はじめに
私は、東京外国語大学に通うテスティー講師です!
本記事では、高校生におすすめしたい英単語の覚え方を紹介します。
英単語を覚える際のポイントは4つあります。
少しでも皆さんのお役にたてれば幸いです。
ポイント❶ 反復学習
英単語を覚える際に最も重要なことは、「反復学習」です。繰り返し英単語に触れることで、記憶を定着化させることができます。逆に、1回覚えても、繰り返し学習をしないと、人間はすぐに忘れていってしまうものです。
反復学習を成功させるには、計画を立てることが重要です。
私が実際に、高校生の時にやっていたのは6日間+1日計画です。
1週間を1単位にして、6日間で英単語帳を1週できるように計画を立てる。例えば、1日5セクションずつ学習し、6日間で30セクション終わらせる、という感じです。この時、全部を覚えようとしなくて良し。そして、最後の1日は、計画の調整日と定着度の確認日にする。
計画に挫折してしまう人にありがちなのが、途中で計画がズレて、やる気を失ってしまうことです。そのため、計画に調整日を設けるということがポイントです。
私は、1週間を1単位にしましたが、10日間や2週間など、皆さんそれぞれの予定に合わせて、計画を立ててみてください。
ポイント❷ スキマ時間の活用
英単語を覚えることは、とてもとてもとても重要なことです。しかし、机に向かって何時間も集中して学習するのは難しいですよね、、、。
そのため、英単語学習の1番のポイントは、「スキマ時間」をうまく使うことです。私は、休み時間や移動時間などを使って、コツコツ学習することを心がけていました。
また、いざ勉強するぞ!と意気込むと案外やらなくなってしまうことがあります。だから、英単語学習を習慣化するように心がけるといいと思います。
ポイント❸ 音声を聞く・声に出す
英単語を覚えるのに忘れがちなことが、「音声を聞くこと」です。その単語を見て、意味がわかっても、発音がわかっていないとリスニングで理解することができません。もったいない。
また、耳からも情報を取り入れると、記憶の定着化にもつながります。スキマ時間に英単語帳を見るのはちょっとな、、と思う人でも、音声を聞くだけなら簡単に始められそうではないですか?
さらに、声を出せる空間であれば、実際に自分で発音してみることもおすすめです。見る・聞く・声に出すの3つの方法で英単語を吸収しようとすれば、嫌でも覚えていきます笑
ポイント❹ 接頭辞・接尾辞に注目
英単語を効率よく覚えるためのテクニックとして最もおすすめしたいことが、接頭辞と接尾辞を覚えることです。
例えば、“unbelievable”という単語。これは、「否定・反対」を表す “un” という接頭辞+「信じる」という意味の “believe” +「できる」を表す “able” という接尾辞でできています。
他にも、 “er” という接尾辞は人を表すため、teach“er” work“er” driv“er” など、人に関する単語にたくさん出てきます。
また、“ly” は、副詞を形成する接尾辞であるため、carefully quickly slowlyなど、たくさんの副詞の中に出てきます。
このように、接頭辞・接尾辞が持つコアな意味や役割を覚えることで、より効率的に単語を暗記することができます。知らない単語でも、接頭辞や接尾辞に注目することで、大体の意味がわかることもあります。
これらのポイントを押さえることで、かなり効率的に英単語を学習することができます。
ただ、この他に注意してほしい、高校生がやりがちなNG勉強法もあります。
❶英単語帳の浮気
私は参考書マニアだったので、色々な英単語帳に手を出してしまいました。しかし、どれも中途半端、、、。
単語帳は1冊をやり倒すことが重要です。受験が終わった頃には、表紙も裏表紙も取れたボロボロの単語帳が出来上がっていました。
❷1回で覚えようとする
1ページに何時間も時間をかけて1回で覚えようとする方がいますが、私はおすすめしません。なぜなら、それでは短期記憶で終わってしまう可能性が高いからです。
記憶の定着化には、反復学習が必要であるため、1回で覚えようとしなくて大丈夫です。
人間だからそんなすぐに覚えられないのは当たり前!がっかりする必要はないです。
❸効率を考えない
単語を覚える方法は、十人十色です。しかし、「書いて覚える」といった方法に慣れてしまうのは、あまりおすすめしません。確かに、書いた方が覚えやすいという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、何千語もの単語を覚えるということを考慮に入れると、効率が良いとは決して言えません。そのため、できるだけ、単語帳を「見る・読む」という方法で、単語を覚えるようにすることをおすすめします。
最後に
英単語を覚えることは、英語の点数アップのための最重要事項です。
以下、本記事のまとめをしたいと思います。
ポイント① 反復学習
〜計画を立てて、何度も繰り返し学習する→記憶を定着
ポイント② スキマ時間の活用
〜スキマ時間を使ってコツコツ覚えることを習慣化
ポイント③ 音声を聞く・声に出す
〜耳から英語。自ら発音。見る・聞く・声に出すで英語を吸収
ポイント④ 接頭辞・接尾辞に注目
〜接頭辞・接尾辞から関連づけて単語を覚える
NG❶ 単語帳の浮気
〜1冊集中型で、確実にその1冊を完璧にする
NG❷1回で覚えようとする
〜反復学習で長期記憶
NG❸効率を考えない
〜書くよりも見る・読むで覚えられるようにする
分厚い英単語帳を前に、挫折しそうな時もあると思いますが、以上の点を意識して、志望校合格のために頑張ってください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!