将来困らないように、勉強しておきなさいよ

個別指導塾テスティー駒込校　教室長の横山です。

 

タイトルのこの言葉、しょっちゅう親から聞かされませんか？

 

ところで昨日、私は休みの日でした。いつもなら休みの日はゴロゴロと怠惰な時間を過ごしているのですが、妻も仕事が休みだったこともあり、一緒に出かけることにしました。

 

10月から開催されている『マリー・アントワネット展』

テレビの報道を観て面白そうだなぁと思っていたところ、妻も興味があるということで、じゃ行ってみようということになったのです。

 

こういう催しは写真撮影禁止だと思っていたのですが、この展示は撮影OKのエリアがあったり、特定の時間に限って撮影できるエリアがあったりするんですね。

運よく、ちょうどその時間帯に見学していたのでパチリ。２時間ほどかけて見学を楽しみました。

一方で少々困ったことも。

展示物の説明をすべて読みながら展示物を見て回ったのですが、今ひとつよく解らないのです。

 

というのも、私は世界史の知識がほとんどなく（中学校の歴史の教科書の内容程度しかありません）、フランス革命期の時代背景などを知らないからなのです。

つくづく高校の世界史をしっかり勉強しておくべきだったと強く後悔しました。

 

もちろん、こうした後悔をきっかけに勉強をし直すことも可能です。でも若い中高生諸君のような記憶力は失われ、かつ日々の仕事や生活に追われて勉強時間を取ることもままなりません（「言い訳だ！」と言われれば反論の余地はないのですが・・・）。

 

そういう意味でも今の中高生諸君を本当に羨ましく思います。なんたって毎日勉強していることが将来の役に立ち、自らの人生を豊かにできる可能性を秘めているのですから。

その頃の私が置き去りにしてきた知識を、これから身につけるのは容易なことではありません。でも現役で勉強している皆さんは、もっともっと知識を蓄えることができるのです。

 

たしかに得意教科と不得意教科はあるでしょう。また好きな教科もあれば嫌いな教科もあると思います。

それはそれとして、どの教科も精いっぱい取り組んでみてほしいと思います。

今の努力が先々のどんな場面で役立つか分かりませんよ。

 

子どもの頃、親から「将来困らないように、しっかり勉強しておきなさいよ」というような言葉を何度も聞きました。当時の私は「うるさいな、分かってるよ」と思っていたのですが、やっぱり親の言うことは正しかったのだと今になって強く思います。

 

だから敢えて皆さんに言います。

「将来困らないように、今のうちにしっかり勉強しておきましょう！！」