【TESTEA(テスティー)自由が丘校】間違えた答えに対する意識
TESTEA自由が丘校(兼 みなとみらい校)教室長の中島です。
今から79年前、1942年6月12日にある日記が書き始められました。 この日記は1944年8月1日を最後に、その後は綴られることはありませんでした。 なぜなら、この日にアンネはアウシュビッツに移送されたからです。 人種差別による迫害は二度とあってはならないと強く思います。
さて、本日のタイトルは「決して悪いものではない。」ということです。
お子さんの中には、宿題の丸付けを嫌がる場合があります。そのとき、お子さんの心の中には「間違えた問題=悪いもの」という認識があると思います。 さらに間違い直しをさせると、「間違えた解き方をしたところを消しゴムできれいに消してしまう。」なんてこともよくあることです。
このようなお子さんには、「間違えてしまうことは、一概に悪いこととは言えない。」という意識を持たせてあげるといいと思います。 塾に通っているお子さんは、自分ひとりでは中々勉強の中身を理解できないから通っているわけです。よって、間違えてしまうことはむしろ当然です。そこから解けるようにしていくために、一所懸命努力すればいいわけです。
このような考えが強く心に残っているお子さんは、もしかすると過去に「間違えたことに対して、誰かから心ない言葉を浴びせられた経験がある。」かもしれません。 特に小学校の低学年でこのような経験をしたお子さんは、高学年になってもなかなか抜けないものです。 このような場合、私は十分に時間をかけて、お子さんにじっくりと話をしますね。 それは決して悪いことではなく、むしろ悪いのは心ない言葉を発した人たちであると。