【TESTEA(テスティー)自由が丘校】〇〇じゃない(マイナーな)方に注目!
TESTEA自由が丘校(兼 みなとみらい校)教室長の中島です。
コロナの影響で、某模擬試験の某試験会場が使用不可となり、急遽「塾内実施」となりました。 来年の冬の入試本番では、感染状況とワクチン接種状況が果たしてどうなっているか、改めて考えさせられる出来事でした。
さて、本日のタイトルは、コンビ芸人の話ではなく、少ない方に注目する方が良いというものです。
「4人の中から3人当番を選ぶのは何通りか?」
→仮にその4人をA・B・C・Dとして樹形図で3人の選び方を書いても良いです。しかし今回は「当番じゃない方」を数えると楽ですよね。(いわゆる余事象ですね。) 4通り
「次の昆虫を完全変態するものと、不完全変態するものに分けなさい。」
→まず、種類が少ない「不完全変態(完全変態じゃない方)」を覚えたほうが良さそうですね。 カマキリ・トンボ・バッタ・セミ・ゴキブリ・コオロギです。
「春・夏・冬の大三角を構成する合計9つの星の中で1等星をすべて選びなさい。」
→実は「1等星じゃない方」があるんですよね。デネボラ(しし座)だけ2等星ですね。(ちなみに、同じしし座の1等星であるレグルスと間違える場合がよくあるので注意です。) アルクトゥルス(うしかい座) スピカ(おとめ座) アルタイル(わし座) デネブ(はくちょう座) ベガ(こと座) シリウス(おおいぬ座) プロキオン(こいぬ座) ベテルギウス(オリオン座)です。
「羽が4枚ない昆虫は何ですか。」
→ハエ・アブ・カは羽が2枚しかありません。(2枚が退化してしまいました。なんか人間からは嫌われることが多い昆虫ですね。) また働きアリはご承知のとおり羽がありません。(ちなみに、働きアリはメスです。羽を持っているアリは羽アリと呼ばれ、こちらはオスとメスの両方がいます。)
「次の水溶液を酸性・中性・アルカリ性に分類しなさい。」
→「酸性でもなく、アルカリ性でもない水溶液」、すなわち「中性」をまず覚えましょう。 食塩水・砂糖水・アルコール水溶液(どれも台所で簡単に作れますね。)
「次の植物を、単子葉類と双子葉類に分類しなさい。」
→これは単子葉類を覚えてしまうのが得策ですね。 またイネ科(イネ・ムギ・トウモロコシ・ススキ・エノコログサ・ササ・タケなど)をきちんと覚えて、ユリ・アヤメ・ツユクサあたりも押さえておきましょう。
というわけで、「とにかく全部覚えなきゃ!」と焦っているお子さんには、このようなメリハリをつけた覚え方をおすすめします。