自由が丘校ブログ

【TESTEA(テスティー)自由が丘校】一発で決める力!

TESTEA自由が丘校(兼 みなとみらい校)教室長の中島です。 今日はスーパームーンの皆既月食ですね。これを逃すと次回は干支が一回り。2033年10月だそうです。

 

さて本日のタイトル。テストの点が振るわないひとは「この決定力が不足している。」ということです。

 

保護者様からのお問い合わせで、「解説の内容もしっかりと理解している。間違えた問題もきちんと解き直しもしている。なのに、なぜか本番のテストになると思ったほど点数が取れないんです。」というご相談を非常に多く受けます。 テストと言っても様々ですが、ある程度試験範囲の広いテストになると、純粋に「あのときは理解していたのに、今はきれいに忘れてしまった。」という学習単元がきっとあるでしょう。 またそれも明らかに本番で点が取れない理由の1つだと思います。が、私は他にも原因があると思うのです。

 

「普段の学習」と「テスト」の決定的な違いは何でしょうか。それは、「制限時間内に解かなければならない。」ということです。 テストもいろいろありますが、小学校で実施される小テストは見直しの時間は十分あるかもしれませんが、塾で実施されるテストの多くは、見直しをする時間はほとんどないと思います。
そうなると、最初に書いた答えがそのまま正解となるような確実性が求められます。宿題に代表されるような普段の学習では、実はいろいろなフォローのもとで正解にたどりついていることも多く、必ずしも一発で正解しているとは限らないでしょう。 つまり、いまひとつ本番で点数を取り切れないお子さんは、テストに臨む上での心構えの中に「集中して一発で正しい答えを書く。」という意識がおそらくないでしょう。

 

では、どうやったら一発で正しい答えを書くことができるようになるのか。

それは、本番のテストと同様に「制限時間を設けて、一発で正答を出すトレーニングを多く積む。」ことです。 この「一発で・・・」という意識を持つことは、その実現のために次のような効果をもたらします。

【期待される効果】  
(1)字を丁寧に書こうとする。
 
(2)問題文をしっかりと読んで、何を問われているのか確認するようになる。
 
(3)頭の中だけで解いていたことに限界を感じて、図や考え方などをきちんと書こうとする。
 
(4)時間配分を意識して、テキパキと行動できるようになる。

ここに挙げた効果は、実はそのまま「我が子に改善してほしいこと」としても成立すると思われます。 単に「きちんと読める字で書きなさい!」と叱るよりも、このような取り組みを通じて、お子さん本人がその必要性を自ら意識して、改善していく流れが望ましいですね。

 

◆月にかわっておしおきよ!(それは、セー○ームーンですね)

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