【TESTEA自由が丘校】入試過去問演習について(後編)
TESTEA自由が丘校の中島です。
さて、10月13日(日)に「入試過去問演習について(前編)」と題して、ブログを配信しました。
【入試過去問演習について(前編)】
https://testea.net/school/jiyugaoka/blog-jy/post-3638/
今日はその続きとなります「入試過去問演習について(後編)」をお届けいたします。
過去問1回分に要する時間はどのくらいになるのでしょうか?
まず、実際の要項に合わせて試験時間どおりに行うと、4教科で2時間30分~3時間程度はかかります。
次に、答え合わせをして解説を読んで、間違えた問題と同種の問題を別の問題集から引っ張り出して解いたり、抜けている知識をノートにまとめるといった作業を行うと、それだけで4教科で4時間程度はかかると思います。
すなわち、たった1回の入試問題演習で、合計6時間30分から7時間くらいは普通に経過するというわけです。となりますと、1週間あたりで過去問演習はせいぜい「1回か2回」ということになります。
2月入試まで15週として計算すると過去問演習は「15回から30回まで」ということになります。
すると、仮に受験する学校が6校として、均等に過去問を解くとしたら、想定される最大値である30回計算で試算したとしても、1校あたり5回分となります。
最低値である15回で計算すると、1校あたり3回にも満たない計算となります。
しかし、実際には志望順位の高い学校の過去問を多く解いたほうがいいと思います。滑り止め校につきましては、それこそ1月の直前期に昨年と一昨年の2回分を取り組んでおけば十分でしょう。
回数に限りがありますので、取り組むべき過去問の実施年度は、新しいものがいいでしょう。古い問題ですと学校の偏差値レベルも今と異なるので、入試問題の出題難易度が今とは異なるかもしれません。
過去問演習でもっとも重要なのは、「できなかった問題をできるようにすること」です。決して、合否結果に一喜一憂してはなりません。前編で書いた(4)の学習をきちんと行うことです。
2月入試まで残り約100日です。やるべきことに対して愚直に取り組んでいきましょう!その延長線上にみなさんが一番ほしいものが待っています。