自由が丘校ブログ

プログラミング入門は、パラパラ漫画です

 TESTEA 自由が丘校、室長の中島です。昨日の『火垂るの墓』を見たあとに、今日は「米英仏、シリア攻撃」というショッキングなニュースが飛び込んできたのは、何ともやりきれない思いですね。
 さて、本日の日経にあった記事で「プログラミング教室活況」とありました。2020年から小学校の算数・理科の授業内でプログラミングが導入される予定です。
プログラミングが楽しい理由は、何と言っても「自分の命令どおりに目の前で動く」というのがあります。プログラミング教室と並んで盛況なのは、ロボット教室ですが、これも簡単なプログラミングでロボットが目の前で動くわけですから、PCの画面上よりもさらにワクワクするわけですよね。そんなわけで、今日はお手軽にプログラミングが楽しめるサイトを2つご紹介しましょう。

◆プログラミン(文部科学省)◆(現在は終了)

こちらはなんと文部科学省が作成しております。最初の入口としては、こちらがいいと思います。もちろん、無料で使えます。

◆Scratch(MITメディアラボ ライフロングキンダーガーテングループ)◆

MITとは言わずと知れたマサチューセッツ工科大学です。プログラミンを卒業したら、こちらがいいと思います。このサイトも無料で使えます。

 これらのサイトである程度楽しんだ後には、「もっと細かい複雑な動きをさせたい」とか「Aの場合はこの動きをさせて、Aでないときはあの動きをさせたい」といった欲が出てきます。そうなりますと、いよいよ「プログラミング言語」の習得という次のステージに進むことになります。ちょうど、ホームページを作成するときと同じで、初歩的な段階では、まさに言語など気にせずに画像を貼り込んだりテキストを打つだけでできあがりますが、もっと複雑なものを作成するには、やはり「HTML(Hyper Text Markup Language)」の知識が必要です。プログラム言語を学ぶと、数学の証明文を記述するときの参考になることがあります。(いわゆる「場合分け」が、「条件分岐」に相当するなど)
最初から「言語から学ぼう」とはしないことです。「楽しい」という感情がないと長続きしません。他の勉強と同じですね!

 最後に余談ですが、おそらく保護者様向けになりますが、こんなプログラミングソフトもありました。

 この画面をご覧になって「懐かしい」と思った方は、今から約30年前にすでにプログラミングと触れ合っていたことになります。
昔、教科書の余白に「パラパラ漫画」を書いて、自分の絵を動かしましたよね。その1枚1枚の絵が「スタック」というファイルに相当する仕組みで、動的なコンテンツを作成できたのが、このアプリだったのです。当時としては、まさに画期的なソフトウェアでした。
 昔のMacintoshには、このHyperCardというアプリケーションが標準でインストールされていたんですよね。さすが教育現場を大切にしているAppleの志を感じますね。

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