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【作文】中学生はどう作文すればいい?基本の書き方や受験に役立つ作文力の鍛え方も解説

中学生 作文

【作文】中学生はどう作文すればいい?
基本の書き方や受験に役立つ作文力の鍛え方も解説

 

こんにちは。いつもTESTEA日吉校のブログをご覧いただきありがとうございます。

「読書感想文が書けない!」というのは毎年夏休みの時期に襲ってくる悩みですよね。読んだけど書けない!という方も多いと思います。私も小中学生の頃はずっとそんな感じでした。書いては消してを繰り返し、時間ばかりが過ぎていきました。

でも、「ある方法」を地道に実践したことで、作文をするのが楽しくなって、スラスラ書けるようになりました!

この記事では、中学生に向けた作文のコツについて解説します。高校受験を見据えた鍛え方についても解説していますので、ぜひご覧ください。

 

目次

中学生が作文をニガテな理由

作文を書きやすくなる基本の書き方

作文を書きやすくなるコツ

受験とその先を見据えた作文力の鍛え方

 


中学生が作文をニガテな理由


そもそも、中学生が作文を苦手なのはなぜなのでしょうか。中学生がニガテ意識を持ちやすいのは以下のような理由があります。

 

作文で何から書けば良いかわからないため

豊富な語彙が求められるため

作文のルールがわからないため

 

それぞれの理由を詳しく解説します。

 

作文で何から書けばいいかわからないため

 

作文のテーマが決まっていたとしても、「何から書けばいいんだろう?」というところでつまづいて作文が進まないケースがあります。

中でも、国際、環境、人権などのテーマは普段からなかなか意識できるものではありません。日々考えていないことを書く場合は、どんな切り口で書き始めればいいかわからないことが考えられます。
また、作文を書くことに加えて、読む経験が少ないことも要因の一つです。まとまった量の活字や文章に触れていないと、そもそも文章自体にニガテ意識を持ちやすくなってしまいます。

 

豊富な語彙が求められるため

 

「自分が思ったこと、言いたいことを言葉で表現できない!」という悩みからニガテ意識を持つ中学生も多いでしょう。
語彙に乏しい中学生の作文は、どうしても単調なものになりがちです。特に日頃から「すごい」とか「やばい」といった話し言葉特有の表現を多用していると、書き言葉に疎くなり、伝えたいことを伝えられなくなってしまいがちです。
また、中学校では新たな表現技法や語彙を習うため、それらを取り入れた作文を書くことが要求されます。しかし、普段から文章に慣れ親しんでいないと、うまく活用するのは難しいです。そこから作文にニガテ意識を持ってしまうこともあるでしょう。

 

作文のルールがわからないため

 

作文には、基本的なルールがあります。その多くは小学生の頃から指導されているはずですが、ルールの理解が危ういと、構成や文章に違和感が出てしまいます。「なんかうまく書けない…」というニガテ意識のもとになるでしょう。
句読点の付け方や原稿用紙の使い方、文体の統一など、まずは基本のルールについておさらいすることも有意義でしょう。

 


作文を書きやすくなる基本の書き方


作文に必須のペンと原稿用紙です。

ここからは、作文のコツについて解説します。基本的なルールを知っておくこともニガテ意識の解消に役立つので、ぜひおさらいしてみましょう。

 

  • 作文のタイトルは後回し

  • 文の長さは20文字~40文字

  • 主語述語、文体をそろえる

  • 冗長な表現・重複する表現を避ける

 

以下、それぞれについて解説していきます。

 

作文のタイトルは後回し

 

一般に、タイトルとは作文全体の要約、最も伝えたい内容です。そのため作文を書く前にタイトルから考え始めると、全体が見えていないため難しいでしょう。逆に、書き終えた後には伝えたいことがまとまっているので、内容に合ったタイトルを考えやすくなります。

また、最初にタイトルを決めてしまうと、書いている途中にタイトルに縛られてしまい、「書きたい内容がタイトルに合わない…」という悩みを抱えて内容を制限される可能性もあります。

 

文の長さは20文字~40文字

 

1文があまりに長いと、読みづらい文章になります。目安として、40文字以上にならないように注意しましょう。文が長すぎる場合は2文に分割すると読みやすくなります。

また、文の原則として、1つの文で伝えたいことを1つに絞りましょう。簡潔な文章にすることで、無駄のないすっきりとした作文となります。

 

主語述語、文体をそろえる

 

「誰が」と「何をした」という主語と述語の関係が正しくないと、伝わらない文になります。特に日本語の話し言葉ではしばしば省略されるため、活字に慣れていない中学生は一層気をつける必要があります。主語と述語が正しく対応しているか、書き終わったあとに読み返して確認しましょう。

また、「です・ます」調、「だ・である」調など、語尾の口調が揃っているかどうかも確認が必要です。「です」と「だ」など、異なる口調を同じ作文内で併用した場合、読みづらい文章になってしまいます。

 

冗長な表現・重複する表現を避ける

冗長な表現とは、文章の中で不要な語句や表現のことです。例えば、以下のような冗長表現を修正すると、読みやすい文章になります。

 

「〜することができる」→「〜できる」

「〜したいということを考えた」→「〜したいと考えた」

 

このような表現は、一見作文を書くのが得意な中学生にも多く見られます。より「伝わる」文章にするために、改善しましょう。

ほかにも、より読みやすい文章にするためには、重複する表現を使わないようにすると良いでしょう。「各練習ごとに」「約1ヶ月ほど前に」など、同じ意味が繰り返されている言葉は、それぞれ「練習ごとに」「約1ヶ月前に」のように修正します。

大人でもついつい使ってしまう冗長な表現や重複する表現ですが、省いたり反復を避けて別の表現に変えたりすると、読みやすい文になります。

 


作文を書きやすくなるコツ


 

作文を書く前に、作文が書きやすくなるコツを押さえましょう。以下のような手順で進めると、スムーズに作文に取り組めます。

 

1.どのようなテーマで作文を書くのか決める
2.作文の構成を考え下書きをする
3.作文で書きたいことをメモする
4.原稿用紙に作文を清書する
5.作文を読み直して推敲して完成

 

すぐに原稿用紙を埋めようとしても、何も浮かんでいない状態では筆が進みません。テーマが決まったら、そのテーマから考えたことやテーマに関連した体験、要素をメモに書き出しましょう。ここでは無理に文にする必要はなく、単語だけ、もしくは箇条書きでも大丈夫です。

次に、メモをもとに作文の構成を考え、下書きをしてある程度まとめたら、原稿用紙に清書します。書き終わったらそれで終了ではなく、より良い表現がないか「推敲」することが大切です。

ここで、「音読」をおすすめします。間違いや不自然な部分がないかどうか、目だけでなく耳でも確認しましょう。

なお、メモや下書きをする際は、文書作成ソフトなどを利用すると、字数計算や修正が簡単に行えます。パソコンやタブレットに使い慣れている場合は、そちらで書き上げるというのも有効です。

 

作文の構成

 

作文の基本的な構成方法として挙げられるのは、以下の2つです。

 

  • 序論本論結論

  • 起承転結

 

それぞれの特徴や構成の作り方について、詳しく解説します。

 

序論本論結論

 

この場合、序論本論結論は、以下の3つのまとまりで構成されています。

序論(はじめ)

本論(内容)

結論(まとめ)

序論は、作文のテーマや方向性を紹介する段落です。

本論では、根拠をもとにテーマについて具体的な説明をします。

最後に、それまで書いた内容をまとめて、文章を締めくくる部分が結論です。

また、序論・本論・結論はそれぞれ以下のような文章量を意識すると、バランスよく書きやすくなります。

序論:10〜20%

本論:60〜70%

結論:10〜20%

 

起承転結

 

「起承転結」を意識すると、バランスの良い文章に仕上がります。それぞれの段落の役割は以下の通りです。

起:作文のテーマについて書く部分

承:テーマを受けてさらに内容を深める。自分の意見や疑問を述べて発展させる

転:自分の意見に対して、理由や根拠を挙げて主張をする。

結:テーマに関する自分の意見をまとめる

起承転結を意識した作文を書く際は、「転」でいきなり関係のない突飛なことを書かないように気を付けましょう。

また、自分の考えを書く作文の場合、「承」で疑問を提起した後に、「転」で問いに関する思いや主張を説明できると、より考えが伝わりやすい文章になるでしょう。

 


受験とその先を見据えた作文力の鍛え方


作文_ペン

作文能力が求められるのは受験だけではありません。その先も見据えると、以下のような鍛え方があります。

 

  • 新聞記事などの要約

  • 塾で添削してもらう

 

以下、それぞれについて解説します。

 

新聞記事などの要約

 

新聞などのまとまった活字は、読むだけでも作文へのニガテを減らす有効な方法です。さらに、理解した内容の要約まで行えば、記事の中の難解な語彙を理解することもできますし、文章作成能力の向上も期待できます。私もこの方法で中学生の期間に飛躍的に作文能力を伸ばすことができました。

現在では新聞を購読していないという家庭も多いかと思います。しかし、インターネット上で新聞社が公開している記事などの要約でも同様の効果が期待できるでしょう。

また、加えて「私はこう思う」という内容を要約に付け加えられるとなお良いでしょう。自分の意見を表明するためには相手の論理構造を捉えなければいけません。頭の中で構造を理解し、自分の意見も論理的に組み立てられると、日々の作文や高校受験だけでなく、その先の将来にも役立つでしょう。

 

塾で添削してもらう

 

作文は問題集の回答例や解説を読んでも、どこが正解なのか、または間違いなのかがわかりにくい課題です。また、何が正しいのかを自分で判断するのが難しく、自己採点だけでは、何点取れているのかがわかりません。

そのため、より点数が取れるように具体的な指導を受けられる、塾や家庭教師などを利用することがおすすめです。

また、作文は、読む相手に正しく伝わる文章を書くことが大切です。第三者に添削をしてもらうことで、読みづらい部分などを指摘してもらえるため、作文力が向上し、 高校受験対策にも役立ちます。

特に、高校受験で推薦方式を利用する場合は、作文・小論文だけでなく志望理由書をまとめるのにも作文力が重要なため、塾講師などによる添削が必要です。

個別指導塾TESTEAでは、充実した研修を受けた講師が作文の添削などを行います。お子さまの学力に合わせて作文の授業や添削を行うため、効率的に作文力を向上させることが可能です。

 

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本記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

最後に、個別指導塾TESTEA日吉校の体験授業でお会いできることを心の底から楽しみにしております。

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最後に


 

本記事では、作文の能力を向上させるためのいくつかのトピックを解説しました。基本を抑えつつ、もう作文で悩むことがない中学生活を送りましょう! また、ぜひこちらの記事もあわせてご覧ください。

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