中学入試を終えて
2月1日から始まった中学入試も終了しました。
先週末から連日バタバタと過ぎていきましたが、いまやそれがウソのように穏やかな空気が教室を取り巻いています。
早稲田校からは5人が中学入試に挑みました。
第1志望に1名
第2志望に3名
第4志望に1名 という結果でした。
全体としてみれば、希望を叶えさせることができたと言えるのかもしれませんが、第4志望の生徒については予想外に苦戦となりました。
それでも先ほど教室に挨拶にきてくれた時の表情は穏やかであり、悔しい思いがありながらも結果を受け入れているようでありました。
受験を終えての感想を聞いたところ、手応えがあったものの合格できなかった悔しさがあるが、でも力は出し切ったという返答でした。
第4志望とはいえ、特待生としての合格です。この地位を6年間維持する覚悟で学校生活を送れば将来の展望が開けるから、悔しさを推進力に変えて頑張ってほしいとエールを送りました。
結果が出た今、受験生たちの間にはさまざまな思いがあるでしょう。
希望を叶えて心地よい達成感に浸っている人、一方で悔しさや後悔の念に苦しんでいる人・・・。
いずれも全力で戦ってきたからこその感想であることは間違いありません。
でも入試が終わった今だからこそ敢えて言いますが、希望を叶えたから成功、不本意な結果になったから失敗だとは必ずしも言い切れませんよ。
以下はテスティーの塾長である繁田が、定期的に発行しているメルマガの1/24号からの引用です。
塾を始めたばかりの頃、
私のSAPIX時代の恩師から、
こんな話を聞いたことがありました。
「繁田、俺はな、30年以上中学受験生たちを
見てきて、一つ確信していることがある。
ご縁のあった学校こそが、
その子にとって一番の学校である。と」
この話を聞いた当時は、
「全員が合格できるわけではない」という不都合な真実を抱える、
塾という仕事を正当化する口上かと思ったものです。
でも、今は自分が経験を積み、
生徒の合格後の事例をたくさん見るようになり、
恩師の言葉は正しかったと感じています。
でも恩師の言葉をちょっとだけ訂正するならば、
「一番の学校である」ではなく、
「一番の学校にする」でしょうか。
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この仕事に携わっている者はみな、表現は違えど同じ結論に達するのだなと実感しました。
私はいつも次のような言葉で伝えています。
「目の前の結果が成功か失敗か、その判断は今はできない。その判断ができるのは6年後である。」
「つまりこれからの6年間をどう過ごすかによって、今の結果をいくらでも成功に変えることができるのだ」
今までひたすら中学入試を目標に努力を重ねてきたことでしょう。その努力によって得られた結果は、どのようなものであれ尊いのです。しかしここがゴールではありません。道はさらに続きます。その道をどう歩んでいくか、そこに成否がかかっていることを忘れないでください。
中学入試という戦いを終えた皆さん、長らくの勉強、本当にお疲れ様でした。
今はしばしの休息をとってください。そして中学校生活という道を歩き始めましょう。
テスティーではすでに進学する中学校の準備を、3月から開始する「元受験生」が何人もいます。
6年後に向けて、新たな道を進もうとする新中学生を、テスティーは応援します!!
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