受験勉強　～いよいよ大詰め～

個別指導塾テスティー早稲田校　教室長の横山です。

早いもので、ついこの前、新年を迎えたと思っていたのですが、1月も３分の１が過ぎてしまいました。

来週末にはセンター試験、そして３週間後の今ごろ（2/1(土) 22時ころ）には、都内の私立中学校の合格発表が続々と行われているはずです。

さぁ、今年度の受験勉強もいよいよ大詰めです。

塾生たちの雰囲気も明らかに変わってきています。

残された時間で何をしたらいいのか？

あれもこれもと手を出すのは禁物です。どれもが中途半場に終わって、費やした時間に比してれられる効果は限定的になってしまいます。

昨日と今日とで、何人かの受験生にこんな話をしました。

過去問を解いたら、そのままにせず必ず見直すこと。その際に「その問題の解き方を覚える」ようなことは絶対にしないように。その問題は出題されないから。大切なのは「どんな考え方、どんな着眼をするのか」に重点を置いた見直しです。同じ考え方、同じ着眼を求められる出題は必ずあるから、と

そして今ひとつ苦手な単元が見えてきたら、単元の学習に戻って復習しなさい、と。

人は成績を上げたい、得点を伸ばしたいと考えたときに、とかく難しいものに取り組もうとしがちです。みんなができないところを自分だけ出来たら得点は伸ばせますから。

でもそれは簡単にできることではありません。何しろ難しいのですから。膨大な時間を無駄にする（可能性が高い）のなら、むしろより成果が出せそうな、つまり自分が苦手としている単元の基礎力強化に努めたほうが見返りは大きいはずです。

この時期になると焦りも伴って、ものごとを複雑に考えがちですが、もっと単純思考して、「今はできていないけれど、あとちょっとで正解できそう」なところにスポットを当てて勉強するのが得策です。

あと3週間、きっとあっという間に過ぎてしまうでしょう。

受験生たちに後悔させないよう私たち教室スタッフ一同、残された時間を受験生たちと一緒に走り切る覚悟です！