大学入学共通テスト~数学・英語の記述試験の「延期」を検討~
来年度から始まる大学入学共通テスト。
以前の英語の民間試験の見送りに(延期)に引き続き、数学と国語で行なわれる予定だった記述式試験も延期の方向で検討されるようです。
☞『【独自】国語・数学の記述式も延期検討、理解得られないと判断…共通テスト』
良かった、良かった!!
私が共通テストにおける英語の民間試験、数学と国語の記述式導入に否定的であることは、11月9日(土)に更新したブログに記した通りです。どうかこのまま中止されることを切に願っています。
☞『大学入学共通テストにおける、英語の民間試験見送りに思う』
英語力に関して、4技能(読む・書く・聞く・話す)を求めるなら、まず大学でこれらを必修とすればよい。それならば、中学・高校の教育課程をしっかり構築することが先です。そこを端折って入試にだけ導入するという文科省の姿勢。それはまさに「小手先」のまやかしに他なりません。
また数学や国語の記述式問題についても、採点基準に公平性が担保されるだけの技術や経験を有する人たちを、文科省が責任をもって採点官として採用してから実施すべきです。
そんなことは到底できるはずがないのですが。
英語4技能と数英の記述、目玉政策として実施したいのであれば文科省が公平性が担保される制度を整えてから実施すべきです。ただそれは不可能であると私は考えています。そういう意味で、時間稼ぎの「延期」ではなく、中止する決断を文科省にはお願いするしだいです。
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