あおり運転と個別指導
お盆休みの直前からメディアで盛んに報道され、今週初めの日曜日に容疑者が逮捕された常磐自動車道におけるあおり運転。
映像を見るかぎりにおいては、悪質極まりないと思わずにはいられません。
その後も、あちらこちらであおり行為をしていたと思われる映像や、店舗に理不尽なクレームをつけたとされる報道がされています。
私も自動車を運転しますので、決して他人事ではありません。
こんなあおり運転のターゲットになったらと想像するだけでゾッとします。
運転歴も長くなると、乱暴なドライバーに遭遇することもあります。そんな場面では腹立たしく感じることもありますが、無用なトラブルを引き起こさ菜たいためにも心にゆとりをもって安全運転に心がけたいと自戒したしだいです。なにしろ年齢を重ねてくると、守らねばならないものが増えてきます(家族はもちろん、それを支える収入、また職場で果たすべき社会的役割などなど・・・)。一時の感情からトラブルや事故を引き起こし、これらを失うわけにはいきませんから。
ところで個別指導です。
個別指導塾の特徴は何といっても生徒1人ひとりのペースに応じて指導を進めていけるところです。
一斉指導のペースにはついていけずに苦しんでいる子どもも、もう少し時間をかけて取り組ませてやることで理解が深まり自信をつけていくといった事例を数多く生み出しています。テスティーの合格実績はその証左の一例といえるでしょう。
しかしながら「生徒のペースに合わせて指導すればそれでいい」というものではありません。勉強の先には必ず試験(入試はもちろん学校の定期考査、検定試験など)が控えています。さらにはその試験には制限時間が設定されています。マイペースの勉強では試験までに必要な学習が終えられなかったり、制限時間内に設問を解ききれなかったりという事態が起こりかねません。個別指導といえども、スピード強化は必要になってきます。
そこで取り入れているのが『学習の‟あおり運転”』。
具体的にはおもに以下の2つの取り組みをしています。
①制限時間を定めて問題を解かせる方法
理解ができたら問題演習に取り組ませるのですが、制限時間を設定して徐々にスピードアップを図っていくのです。生徒を時間で追い立てながら設問に向き合ってもらいます。授業中にもよく取り入れる手法ですので、テスティーの各授業ブースには時間をはかるためのタイマーが備えられています。
もちろん、不当に短い時間で生徒をあおるようなことはしていませんので安心してください。適切な所要時間で正答を導けるようにするのが目的ですから。
②自習室における進捗チェック
夏期特別期間になって、早稲田校の自習室も利用頻度が高まり活気が出てきました。しかし自習室で時間を過ごすことが目的になってしまい、内容が伴わない生徒が発生するのも事実です。そこで自習室を巡回しながら進捗状況をチェックし、適切な勉強が行われているかを確認します。同時に残り時間でどこまで終わらせるかを指示してやり終えたかを確認しています。
前回のブログにも登場した小6受験生は、ちょっと目を離しただけで勉強を進める手が止まってしまうので、私の目の前で自習に取り組ませています(☞「夏期特別期間 前半を振り返って」)。まさに「背後にベタ付き」の状態であおっています。
ハンドルを握ったときは沈着冷静な安全運転、教師として仕事をするときは適切な「あおり運転」で目的地を目指します!
☎ 03-6233-7422
東京都新宿区早稲田町75 日研ビル4階
(受付時間:火曜日~金曜日:13時30分~22時 土曜日:11時~20時)
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