早稲田校ブログ

夏期特別期間 前半を振り返って

個別指導塾テスティー早稲田校 教室長の横山です。

 

まもなく、8月10日(土)の授業が終了します。

今日の授業終了をもって、テスティーの夏期特別授業の前半戦が終了です。

来週からの後半戦を迎えるにあたり、以下に小学生の事例を3つ挙げて、生徒たちの学習成果や課題を振り返ってみたいと思います。

 

【事例1】 6月から受験勉強スタートの小学6年生

受験勉強をスタートするタイミングとしては、ちょっと遅いケースです。

まずは中学受験のための単元学習をはじめからやらねばならず、かなりのペースで授業を進めなければなりません。10月いっぱいで単元学習をひと通り終えるようにカリキュラムを作成して授業をスタートしました。当然のことならが、小学校がお休みである夏期特別期間には毎日のように授業に来てもらっています。

授業が終わっても各教科の宿題があるので、お母さんによると夜遅くまでテキストに取り組んでいるそうです。

 

当初は次々と進む授業についてくるのに必死で、知識の定着にやや心配があったのですが、ここ数日で勉強のようすが一気に変貌しました。理解に要する時間が短縮し、宿題の正答率も格段に上昇してきたのです。今まで学習してきたことが頭の中で関連づいてきて、理解の度合いが深まったのだと推測できます。

 

夏期特別期間の前半でこのような成果が見られたのは嬉しい限りです。この流れに乗じて、後半ではよりいっそうの弾みがつくだろうと予測しています。

 

 

【事例2】 毎日テスティーで自習に取り組む小6受験生

もともと大手の集団塾で学んでいたのですが、復習に手が回らず「やりっぱなし」の状態でした。このままの勉強を続けていても弱点を克服する見込みが立たないため、1学期いっぱいで集団塾をやることにし、以後はテステイーだけに絞って総復習と苦手単元の重点補強のカリキュラムを組んで仕上げをすることになりました。

単元学習はひと通り終了しているので、過去にやり残したテキストを解き直すことがこの夏のテーマです。

 

ところで受験生でありながら、きっちりと勉強する習慣が身についていません。宿題の解答を丸写ししたり、終わってもいない課題を「終わった」と偽ったりして、面倒なことから逃げようとするところがあります。

そこで予めお母さんの承諾をとって、夏期特別期間中は始業の10時45分から終業の20時まで、授業の有無にかかわらずテスティーで監視しながら勉強させることにしました。サボらないように、毎日私の目の前でらやせています。

ポテンシャルは決して低くないのです。しかし自らを律して集中して取り組むことがなかなかできません。所要時間20~30分程度のプリント1枚を仕上げるのに1時間を要することもあるのです。

毎日毎日、時間を意識するように伝えてから勉強させるのですが計画通りに学習が進むことがすくないまま、夏も半分が過ぎてしまいました。受験生にとって、タイムマネジメントは「かなめ」の中の「かなめ」です。なにしろ入学試験では、「限られた時間の中でひとつでも多く問題を解き、それを正解させる」ことが求められているのですから。

 

引き続き「時間」を意識させる指導を続けていかねばなりません。

2学期以降の追い込みの時期に効率の良い学習ができるよう、何としてもこの夏のうちにタイムマネジメントの能力を身につけさせていきます。

 

 

【事例3】4月から受験勉強を始めた小学5年生

4年生までは海外で生活しており、4月からテスティーにて受験勉強をスタートさせた小学5年生です。

 

海外生活の影響もあってか、学習を開始した当初は国語の読解をさせてみると、表面的に字面を目で追うだけで内容理解など程遠い状態でした。しかし読解のポイントを繰り返し繰り返し丁寧に指導していった結果、夏になってから大きな変化がみられるようになりました。

なんと文章の論理展開を理解しているのです。それが証拠に、講師が説明しようとしているのを先回りして解説を始めたりするのです。5年生ですので言葉はまだ稚拙なのですが、言わんとしていることは的を射ており、ここ数カ月での成長は驚くべきものがあります。

今日も自習にやってきて、比較的スラスラと課題を消化して帰っていきました。

 

とても素直に取り組む生徒ですので、この先の成長が楽しみです。

 

 

6週にわたる夏期特別期間、毎年のことなのですが始まる前は気が遠くなるほど長く感じられます。でも始まってしまうと1日、1日が着実に過ぎていき、あっという間に折り返し地点を迎えているのです。

勉強はとかくつらいもの。すべての生徒が順調というわけではありません。まだまだ課題を抱えている生徒もいます。順調な生徒はいっそう拍車がかかるように、課題が残る生徒はひとつひとつ克服していくように、1人ひとりの状況に応じた対応を取るのが個別指導です。

 

上の事例はほんの一例にすぎません。

夏期特別期間の後半を迎えるにあたって、早稲田校の全生徒について状況を振り返り、今後の方針を立て担当講師とも共有していこうと決心を固めるしだいです。

 

 

           灼熱降り注ぐ早稲田の空(2019年8月10日撮影)

 

 

 

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